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ご投稿いただきありがとうございます。
演出のセンスを感じさせる作品でした!
マカナがひたすらニンゲンの帰りを待っている場面で、ニンゲンに焦がれる思いと時間の経過を同時に表していてすごいと思いました。
特に読んでいてマカナの反応がたまりませんでした。魔王からニンゲンを守って怪我をした時の表情と、次に「今はそういう場合じゃない」、我慢の顔を描いていて、何もセリフがなくても表情から全ての感情が伝わってきました。
アクシオンシーンもカッコよくて、ケルベロスのデザインもユニークでした。ケルベロス以外の化け物たちはかなり外見面が怖いのもいたんですが、普通にドアから登場するので、意外と普通の人で面白かったです。魔王まで謝ってくれてるし、穴を閉じたい理由もわかるから、彼にまで共感してしまいます。
そして目覚めた時のニンゲンの反応が最高でした。思わず爆笑してしまいました。目覚めた瞬間「ど どういう状況!?」で突っ込んでいて、そうなっていたら誰だって突っ込みたくなるよね、と思わせてくれます。
マカナたちの外見と服装が世間でいう、女性らしい、男性らしいの枠に入っていなかったのも好きでした。海外で親しみやすいキャラだと思います。
演出と絵に、そしてキャラデザインにも大変魅力を感じました。
弊社はフランスの出版社で、最初はフランスで作品を販売しますが、日本も含め全世界を目指し営業をしています。山田hamekonさんの漫画は日本に限らず、色々な国でも受け入れられると思います。もし海外にも興味があれば、是非お会いしましょう!