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  • この作品、大好きです。読めて出会えてうれしい…!と噛み締めながら読みました。
    ストーカーの子のほうが、女の子らしいかわいい名前「桃子」と名付けられているのも、彼女のこれまでの境遇を思うとなんだか切なくて…。

    一途に盲目的に愛する桃子と、いろんなものや人を平等にしか愛せない(つまり誰のこともたいして好きになれない)直子。
    この主役二人の描き方が、エッジが効いていてすごく面白い!

    2話目後半で直子が桃子に自分の気持ちを正直に話すシーンでは、まるで桃子の気持ちを試しているようにも感じられました。
    彼女は人にまったく興味がないわけではなくて、誰かを本気で好きになって裏切られることが怖いだけなのでは? じつは人を好きになりたいとどこかで願っているんじゃないか?と。

    そんな、どこかで桃子の愛情に甘えている直子が、桃子に裏切られるようなことがあったら…

    たとえば、これまで、「神さま」が直子一人だけしかいなかった桃子に、新たな別の「神さま」(自分を見つけてくれて、直子より愛してくれる人)が現れたらどうなるのかな、と、二人の関係を揺さぶっていくのも見てみたいように思いました。
    盲目的な愛は案外もろかったりもするので、そのあたりを皮肉めいて描くのもアリかな、と。。

    上記はもちろん一案でしかなく、実際に電話や会ってお話して、さとさんの描きたいことを聞きながら、物語の方向を一緒に考えられたら…!
    もし担当につくことができたらうれしいですが、つけなくても、さとさんのこれからの作品を、非常に楽しみに応援しています。

  • ご投稿ありがとうございます。
    作家さんと単行本のカバーや雑誌の表紙イラストで、書店に何気なくだったり他の目的で来た人とキャラがふいに目が合うようなイラストのご相談を差し上げることもあるのですが、まず「恋とはいわない」はサムネイルのカットで目が合って、読みたい!という気持ちにさせられる画力がありました。
    実際に読みだしてみて、冒頭4ページまでの日常シーンで登場人物達の関係性を分からせる巧みさや、台詞のリズムの小気味良さがあって、全編を通してドラマチックなことが決して起きるお話ではないですが、最後まで読みたくなる魅力も備わっているネームだとも気づかされました。
    たとえば、望が合コンでブレずに生中を頼む一連のやりとりから彼女の性格が推察できるところなどとてもいいシーンだと思います。

    結末に関して、たくさんの漫画や映画がある中アンハッピーエンドなものがあってもいいですし、実際の恋愛でもこういうことは少なくないと思います。そこはリアルに思うし共感もする反面、創作物としてはもうちょっと仕掛けていてほしいようにも感じました。
    12ページの矢沢がわざわざ合コンを抜けだして望を追いかけるシーン、16ページのごはんに誘って「望といるほうが楽っつうかさー」の台詞などが伏線になっているとは思いますが、たとえばホラー映画の「ミスト」でも「SAW」でも「シックス・センス」でも結末で驚かされるのと同時に同じくらい、ああ…なるほど…と納得できて、結末を知った上で見返したときにラストに繋がる伏線がいくつも散りばめられていることに気づくように、このどんでん返しをするなら、最後に矢沢の感情の吐露と一緒にこれまでの行動の意味のネタばらしになるものや、読み返したときに初めて気づくような伏線の手数をもっと打ってみてもいいようにも思いました。その分、カタルシスも増すのではないでしょうか。
    最後のページの最後のコマで、矢沢を部屋でうつぶせにさせて傍らにファッション誌か何かを小物で出して「他の異性の話をして意中の相手の心を揺さぶろう」みたいな恋愛マニュアルの見出しをさり気に映すなど。12~13ページの2人が並んで歩いているシーンで、矢沢が車道側を歩くようにしているとか。
    言葉で説明しなくても読者に状況を伝えるネームをきる力をお持ちのあづみさんには、そのあたりも期待したくなります。

  • ご投稿ありがとうございます!

    暗殺者がまさかの2人。さらにその仇にも目的が…と、
    冒頭に用意された驚きの連続に引き込まれました!

    その後も、3人のキャラクターの関係性がとても面白くて、
    和気あいあいな場面と、空気がひりつく場面の温度差が癖になりそうです。
    1話目は会話劇が主ですが、この緩急のおかげで楽しく読めました。

    絵柄はやや薄味なタッチではありますが、
    表情付けが豊かで、シーンの盛り上げに一役買っていますね。

    とても面白い作品だったのですが、今後のステップアップを見据えて
    気になった点をいくつか記載させていただきます。

    ①セリフに頼りがちな構成になっている点。
    良い台詞もあるのですが、セリフ量が原因で「重要な情報」が埋もれがちになっています。例えば、「魔法が皇子に効かない」という「復讐が今行えない理由」などは、大事な設定なのですがセリフのみで説明が済んでたりしています。
    セリフ量を減らし、代わりに絵での説明を入れて緩急をつけるのがベターだと思います。


    ②皇子が恨まれる理由と、この王国がどんな国なのかが深く描かれていない点。
    皇子が恨まれる理由は、キャラの感情に関わる根底的な部分だと思います。
    ここが描かれることで、3人のキャラクターが掘り下げられ、関係性がより楽しめるようになるんじゃないかと。
    また王国の描写に関しては、皇子の復讐対象なわけなので、読者にも共有しておきたい情報の一つです。また、国への復讐という少年たちには荷が重すぎる目的に説得力を加える要素にもなります。

    現在は3人の関係を外から眺めて楽しむような構成になっていますが、
    以上の部分が解消されれば、より物語に入り込める面白い作品になるのではないかと思います。

    漫画歴浅めとのことですが、絵や演出力に伸びしろを感じます!
    よろしければ漫画づくりのお手伝いをさせていただけますと幸いです!

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