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結果発表!【モーニング】NEXTサ道を探せマンガ大賞

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【モーニング】NEXTサ道を探せマンガ大賞
結果発表

審査員長にタナカカツキ氏、審査員に山下和美氏、吉本浩二氏を迎え、「好き」に人生を賭けて打ち込んでいる漫画家を発掘し、次の「サ道」を生み出すための漫画賞「NEXTサ道を探せマンガ大賞」。
66作品の応募から栄えある大賞作品と審査員特別賞作品が決定しました。

 


大賞
賞金30万円
モーニング33号(7月13日・木 発売)に掲載!
担当編集者GET!


『私の平日休みは尊い』
佐々木夏行

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作品紹介

夏川うみ、27歳。平日休みの会社に勤務中。一見ハズレと思われがちな平日休みだが、そこには平日休みならではの特権「神の盲点」があった──。平日休み愛、燦々漫画!

第2話は7月20日(木)配信の「Dモーニング」34号および「コミックDAYS」に掲載。第3話は7月27日(木)配信の「Dモーニング」35号および「コミックDAYS」に掲載予定です。

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審査員長 タナカカツキ氏コメント

今回、審査するにあたって、まず「これまで誰もそこにフォーカスしてなかった新しいテーマ」を見つけている作品に、高い得点をつけさせていただきました。大賞作品『私の平日休みは尊い』は突出して素晴らしく、なんでもない「平日」にフォーカスしつつ、セリフ、言い回しの妙、ぐいぐい読ませる内容に仕上がっており、最高得点をつけさせていただきました。山下先生、吉本先生のお二人も最高得点で、審査会はいっさい揉めることなく、とても平和に終わりました。
非常に独創的な感性をお持ちの方ですし、今後の作品も期待しております。

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作者コメント

一見ハズレと思われがちな平日休みに潜む、平日休みならではの特権「神の盲点」を楽しむ「夏川うみ」とそのまわりの人々の物語。

苦悩を抱えて生きていく人たちが、平日休みを通して成長していく平日休み愛燦々漫画です。

(佐々木夏行)

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マッチングした編集者からのコメント

佐々木さん、大賞受賞おめでとうございます! 初めてこの漫画の第1話のネームを読んだ日、居ても立ってもいられなくなった私は、取り急ぎ近所の蕎麦屋に駆け込みました。それだけ読者を突き動かす「平日休み愛」溢れる作品です! 平日休みだからこその盲点と、平日休みでなくても実践して楽しめる視点にエキセントリックなギャグを添えた超楽しい作品…皆様お楽しみください。私は今週末、全裸日光浴に挑戦します! 

(モーニングM田)

 


山下和美賞
賞金10万円
コミックDAYSに掲載(7月20日・木より)!
担当編集者GET!


『ザ★ジザケ』
斉藤ロジョコ

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作品紹介

転勤で仙台にやって来た会社員の高橋愛。趣味の飲み歩きの最中、ふと地酒を口にしたことで、彼女の運命は変わってゆく。日本酒大国・宮城で巻き起こる、酒を愛する人々との出会いと交流――。地酒の魅力を詰め込んだ、“ローカル地酒漫画”が登場!

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審査員 山下和美氏コメント

グルメレポートではあるけれど、自分縛りを取り除いてフィクションのキャラにして美味しい酒を求めて田植えに行き着く事で話がどんどん広がっていく感じがしました。日本酒繋がりで連載にして広野に放して突っ走っていって欲しいです。

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作者コメント

賞の知らせを受けとても嬉しかったです。日本酒にハマって約10年。人生を楽しく変えてくれた日本酒、とりわけ宮城県の地酒を評価してくださりありがとうござい升。更に健全な日本酒ライフを漫画で表現できたら…と思います。

(斉藤ロジョコ)

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マッチングした編集者からのコメント

なんといっても日本酒愛にあふれた作品で、面白い情報が随所に盛り込まれているのが魅力です!「女性の一人飲み」という切り口は斬新さの面では弱いかもしれませんが、日本酒という題材に対する丁寧な向き合い方、楽しみ方を読み手に伝えたいという熱量を感じました。作者自身の“好き”がキャラのリアクションにもしっかり反映されていて、今回の漫画賞のテーマにぴったりな、楽しい漫画に仕上がっています。

(モーニングちば)

 


吉本浩二賞
賞金10万円
コミックDAYSに掲載(7月20日・木より)!
担当編集者GET!


『昭和(レトロ)に泊まろう。』
安田翔哉

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作品紹介

18の時、ボクは“昭和”から逃げるように育ての親のじいちゃんの家を出た。それから7年。じいちゃんの死をきっかけに、ボクは再び“昭和を生きる”ことになる───。平成生まれZ世代の著者が贈る、渾身の昭和愛漫画!

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審査員 吉本浩二氏コメント

『昭和』をノスタルジーではなく、全く新しいものとして描かれていて、とても新鮮で面白かったです! 昭和を生きたシニアの人も、昭和を知らないヤングな人も、どちらも楽しめて、非常に完成度が高いです!絵もお話も丁寧で、この作品世界が『好き』なんだと大変伝わりました。続きが読みたいです…!

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作者コメント

この度は大変光栄な賞を賜り、ありがとうございます! レトロブームの昨今と言えど「映え」とは程遠いレトロを題材にして、まさか受賞させて頂けるなんて、ヒデキ感激!(昭和ネタ)アッと驚くタメゴロ~(昭和ネタ)な気持ちでございます。絵が古いと悩んでた僕に「ならば昭和題材の漫画を!」と神の一声をくれた編集のSさんにも大変助けられました。

現代に疲れたら、コミックDAYSまで是非タイムスリップしにいらして下さい。

(安田翔哉)

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マッチングした編集者からのコメント

若いのに無類の昭和好きという新人漫画家・安田さんによる昭和愛に溢れた半自伝的作品です。同い年なのに昭和への熱量が凄まじく、初めて語ってもらった日は長い夜になった記憶があります。昭和から存在するものだけを摂取して生きたい(例えばディズニーランドなら昭和からやってるアトラクションだけに乗るそうです)というお話をお聞きした時に“本物”だと思いました。昭和を知りたいZ世代も、昭和を懐かしむ世代も両方楽しめる作品です! 今後の作品にも期待です!

(モーニング佐々木)

 

以上となります。
たくさんのご応募、ありがとうございました!

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