編集者メッセージページ

  • 続きが読んでみたい、素朴にそう思える作品でした。

    二人の女の子の、ベタベタせず、かと言ってツンケンしない自然なやりとりが心地よかったです。

    遅筆を気にされていますが、絵を描くうえで自分が何を大事にしているのか、なにが足りなくてできないのかに自覚的になれるかだと思います。

    一人で考えていると気づけないものなので、その対話相手としても編集者がいるわけです。
    ぜひ「打ち合わせ」の世界に飛び込んでみてはいかがでしょう。

    2018/05/01 21:33
  • 脚やカメラなどの主題はもちろんのこと、
    髪の毛とプリーツスカートが絶品です!!
    作品世界に吹く爽やかな風が、なびく髪とスカートで自然に表現できています。
    表情だけでなくこういうもので重力や風が表現できる力量はプロ並みです。
    お話も、あえて読者を2人を眺めさせる「蚊帳の外」的な位置においているのも、この作品の場合は効果的だと思いました。
    執筆スピードに不安があるとのことですが、そのあたりはアシスタントさんに手伝ってもらったりすることもできますし、大ゴマなどの演出については編集者が相談してお手伝いできる部分でもあります。
    りんごさんには描きたいという欲求があり、実力と可能性があります。
    自立という状態は、頼れる他人を見つけられることだとどこかで聞きました。
    自分ひとりで生きるのではなく、誰かを頼ることが何かに繋がります。
    いちど担当希望から編集者を選んでみて、「打ち合わせ」という場に飛び込んでみてはいかがでしょうか。
    その少しの勇気から生まれる体験が、きっとりんごさんをあらゆる意味で成長させてくれると思いますよ!

    2018/05/01 12:45
  • 爽やかな夏服、
    澄んだ花びら、
    すらりと伸びた白い脚。

    瞬時に作品世界に引き込む
    りんごさんの漫画力に
    感嘆してしまいます。

    JK二人の心の距離が、
    シャッター音とともに、
    カシャッと縮まる感じが、
    ニクいほどお達者ですね。

    一瞬のシーンに
    ドラマの種を一粒二粒、
    植えつけるようなお見事さ。

    これから始まる
    二人の青春物語が、
    どんな方向に走ったり
    転んだりしていくのか、
    気になってしかたないですね。

    この先、
    ここぞの大ゴマや、
    映像的な心理描写など、
    ビジュアルとしての
    新たな可能性にもチャレンジ
    してもらえたら嬉しいです。

    引き続き頑張ってくださいませ。














    2018/05/01 07:18
  • ハンゾーのハードボイルドさという素敵なメインディッシュがありながらも、それを引き立たせるサイドディッシュが実にいい仕事をしているのでは…!という感動がありました。
    (食通みたいな感想になってしまいごめんなさい!さっきもマヨネーズたっぷりかけたタコ焼きで白米を食べておりました)

    マルを連れているお姉さんが妙に艶めかしく、わたる君に話しかけてくるお姉さんの身長差もそそり、門越しからでも胸のサイズ感が伝わってきてしまったり…と
    主軸として描かれるハンゾーと外界のギャップが、ただのギャップで終わらず、混ぜて食べて二度美味しい(^^)そんな読者サービスが光っております。
    とにかく行き届いた仕事の細かさに感動しました。

    もし続きが読めるならば、ハンゾーの「愛すべきダメさ」を動物ゆえという本能由来のものから、人間でも通ずるようなキャラ由来のものにも徐々に広がっていくところが見てみたいでございます。ハンゾーが自分の中でもっと可愛くなるような気がしております。

    2018/04/23 01:14
  • 散歩の流儀…! ハンゾーが渋くてカッコいいです。2.3.4ページがメインな訳ですが、1ページのツカミがものすごく良く効いていると思いました。この作品はこれで終わりですかね? もしも続きがあるならば、「そこまで徹底するのか…!凄い!」というもっと踏み込んだハンゾーの散歩の流儀や、しかし流儀を破って飼い主君を危機から救うハンゾーなどを見てみたいと思いました。

    2018/04/22 22:27
  • 面白いですね!
    読書感想文がかけない!という誰にでも思い当たるテーマが、とても普遍性があると思いますし、
    絵も雰囲気に合っていてすごく良いと思います。
    先生の対応が、なるほど良い先生!と思わせてくれます笑。

    この雰囲気をまた読みたいと思わせてくれる、よい1作だと思います。
    次回作も楽しみです。頑張って!

    2018/04/08 18:36
  • はぁぁぁかわいい。

    2話目なんですけど、ロングの方の女の子、好感してブラックコーヒー買う前はココア飲んでるんですよね?そこも含めて超かわいい……。
    神は細部に宿るといいますがまさしくそれで、超尊いです、このこたちの絡みを無限に見ていたい……。
    表情付けも上手いですよね。
    ショート2pではなくて、8ページとか、12ページとか、もうちょっと読みたい。

    下がり切っていたSAN値が爆上がりしました。
    ありがとうございました。

    3話目読みました。

    最後のページ、ロングの子が泣いてるのを見て背すじを伸ばし直す主人公(?)の反応がものすごく良いな、と思いました。
    最後のページの1コマ目が主人公の目線になっているのもすごく良かったです。


    4話目や他の作品の投稿、本当に楽しみにしています。

    2018/03/28 22:53
  • わずか2pが2話分。でも、その限られた紙幅の中で、登場人物が自由に自然に表情を見せていることが、キャラクターの可愛らしさの理由なんだろうな、と。計4pだけで、この作者さんはキャラが描ける人だとわかりました!間違いなく即戦力です‼︎ なので、二人がワチャワチャするショートはもちろん、もっと長いページでうねりのあるドラマ、陰影のあるドラマにも、いつかは挑戦してもらいたいなあと思いました。部活ものなど、いけるのではないでしょうか。と、いろいろ期待が膨らみます。この可愛らしさは、武器ですよ!

    2018/03/30 02:30
  • 「背伸び」っていい言葉ですね…!
    その味わい深さがずっと心地よく残ってます。
    たった2Pでそう思わされたことにも驚いております。

    『未読書感想文』もそうですが、題材選びが抜群に光ってますね。そしてキャラクター配置も絶妙なので、その掛け合いで題材の旨味が存分に引き出されているように思います。

    りんごさんの鋭いセンスでどんな新しい面白さを切り拓いていただけるか楽しみです!
    それがより良い形に仕上がるよう、編集者をうまく利用してもらえたら嬉しいです。

    2018/03/30 00:08
  • 地獄への道は善意で舗装されている…という言葉を思い出すくらい、重森先生の微笑みが藤井君を間断なく追い詰めていく様が、的確に活写されてる! 絵自体の達者さがそれを実現していることは言うまでもないけれど、アングルどり含めてまあこれはプロの仕事です。編集の贅沢な要望としては…このテクで「長いの読みたい!」です。

    2018/03/29 18:10
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