編集者メッセージページ
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愛嬌あるmadnessを描ける人は、きっとご本人の内にデフォルトで「愛嬌」がある人なんだと思います。街並みの丁寧な描きこみを見ても、軍手さんが世界を慈しみながら捉えようとしている様が容易に想像できますね。さあ次はどんな風に、僕らに世界を見せてくれるのか…
2018/11/01 15:05 -
ご投稿いただいてから時間がたってしまってからのコメントで恐縮ですが、本当に面白かったです。ただの感想ですが、ご覧いただけると幸いです。
私も地下アイドルの現場に通っていた時代があり共感の嵐でした!
とくに3話の「色んな現場がある」を読んで胃がキュっとしました。
「ちょっとやばいオタクだ~!」みたいな人も、決して下げて描くことなく、この作品から軍手さん自身の優しさ(人類愛?)みたいなものを感じました。読んでいて気持ちよかったです!次もご投稿おまちしております。
担当とかではなく、ドルオタとして軍手さんのアイドル観とかお伺いしたいです!
もし、現場などでお会いすることがございましたら、どうぞよろしくお願いいたします。
2018/09/03 22:26 -
どの作品も軍手さんのキャラクターに対する愛情を感じました。
ただこの作品が個人的に一番好きというか、軍手さんの良さが集約されているなと思いました。
サムネイル(扉絵)もこの作品が一番惹かれました。
プロットに分解すると大した話ではないのですが、人を描く力が素晴らしく、ニヤニヤしながら読ませていただきました。
人を描く力とは、登場時のお芝居だったり、歩き方だったり、造形だったり、細部まで手を抜かず人を描こうとする意識です。
そこに軍手さんのキャラクターへの愛と人を楽しませようとする意識が重なって、とても好感の持てる作品に仕上がっているなと感じました。
漫画界のウェス・アンダーソンになれる気がします。2018/04/17 02:20 -
他の作品もすべて読ませていただきました。軍手さんの、人間をとらえる愛情深い視点が私は大好きです。
ドルヲタに限らずオタクというのは、圧倒的な敬愛・畏怖の対象(=推し)を前に「名も無き自分」で在り続けたいと願いながらも、推すという営みにおいて己の中に生まれる濃厚なドラマの主人公にならざるを得ないという相克を抱えているんですが(当事者なのでつい熱く語ってしまった…)、そんなアンビバレントな存在である名も無きドルヲタたちを、揶揄するでも賛美するでもなく、「愛すべきだが困った隣人」の距離感でフラットに描いているのが良い!
現状だと「ドルヲタあるある」で読まれてしまうかもしれないのが、もったいないです。軍手さんの人間を愛情深く肯定する力があれば、より普遍的なテーマで読者の心を大きく動かすことが可能だと思います。『鮫肌天皇』には、その種がしっかり植わっていますし! 『ドルヲタ4コマ』作中でも<おたく先輩とニーハイ後輩>シリーズには素直にニヤニヤできる恋愛要素を感じました。ぜひ、軍手さんとじっくりお話させていただきたいです。2018/04/14 18:27