経歴
講談社に新卒で入社して25年になります。うち漫画編集歴は10年。かかわった主なメディアは、アフタヌーン、Web現代、選書メチエ、メカビ、アフタヌーン新書、g2、ビジネス・一般書、COURRiER Japon、ブルーバックスなど。いわゆるメインストリーム的な仕事をしたことはありません。この雑駁な経歴が誰かの役に立てばと願っています。
関東開催の大半に1人で外野席に向かうカープファンですが、仕事にそのへんを持ち込んだことはほとんどありません。ただし、野球興行時は諸々の反応が遅れること、あらかじめお詫びします。
担当作
これまで立ち上げにかかわり、単行本化された漫画を記します。
『緑の黙示録』(岡崎二郎)、『ラブやん』(田丸浩史)、『おひっこし』(沙村広明)、『ザリガニ課長』(そにしけんじ)、『吉田家のちすじ』(中島守男)、『ファンシーGUYきゃとらん』(くぼたまこと)、『地雷震 diablo』(高橋ツトム)、『パラダイスレジデンス』(藤島康介)、『ヒレフシ』(本田透+銅☆萬福)、『喪男の社会学入門』(千田有紀+カラスヤサトシ)、『バーサス!』(和田依子)、『アストライアの天秤』(竹内一郎+小川悦司)、『まるまる動物記』(岡崎二郎)、『たおれて尊し!』(尾玉なみえ)、『ZOMBIEMEN』(岡エリ+樹崎聖)、『夢幻ウタマロ』(永井豪)、『シドニアの騎士』(弐瓶勉)、『少年式少女』(和田依子)、『雪月記』(山上旅路+猪熊しのぶ)、『斬り介とジョニー四百九十九人斬り』(榎本俊二)、『侍父』(錦ソクラ)
少し前の作品ばかりですみません。作者の評価を結果的に下げたものもあるかも知れませんが、私自身はすべて大好きな企画でした。
メッセージ
世界はもっと豊かなはずなのに、味わえていないものが多すぎる。その一部なりとも誰かに伝えることができれば──。ノンフィクション畑で長く編集をしてきた身ですが、いつもそんな思いを持って働いてきました。
漫画という大変な営みに挑戦しようとしている人なら、多かれ少なかれ同じような思いを持っておられるのではないか、と期待しています。
なにしろ「意外な人間性」も「ヤバい景色」も「キレキレの罵倒」もみんな世界の驚異の一部なのですから。
(※2021年から若手編集者の邪魔にならない範囲で担当希望を出します)