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編集者メッセージ(新着)
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ヒネモスの地獄へのメッセージ
めちゃめちゃ完成度が高い漫画だと思いました!
なんといっても入りが素晴らしいですね。1コマ目のうるうるした瞳の少年がサムネイルで見えた瞬間からすでに面白そうに思えましたし、悪魔が出てくるファンタジー活劇を期待してワクワクしました。
…その期待は見事に裏切られたわけですが、気持ちのいいハシゴの外され方でした。読み手の気分をぶん回す手際が見事です。
そして田沼さんの最大の美点は絵の情報量がとても多いことです。短めのページ数ながら、満足度が高い短編に仕上げられている理由になっていると思います。入りの良さもそうですし、P17/1コマ目のくしゃくしゃにされてるシーンなんかは、わかりやすく発揮されているんじゃないでしょうか。…いや本当に、人物一人一人がすごくちゃんと演技していて、画面から心地よさみがビシビシ出ていてすごいです。
あと食べ物はいいですよね。とにかく食べ物はいいと思います。もっと食べ物を、ぜひ!
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ヒネモスの地獄へのメッセージ
豚肉に悪魔が宿って、少年がそれを揚げている漫画を読んでいたら感動していた‥‥。
自分でも何を言っているかわからないけれど、最初この漫画を読んだときに思った感想です。
とんかつに悪魔が宿るという発想の奇抜さと、そこから丁寧に少年に共感させていく構成力が凄まじいですね。ネームやコマ割りの上手さはもちろんのこと、読者にどう思ってもらいたいかを考えて漫画を作られているなと。
悪魔のキャラの秀逸さもそうですが、「次、この世界に生まれ落ちたら、必ずお前の命を貰いに来る」という彼のセリフ、最後のシーンを読み終わった後、「命を貰う」というのは、ただ奪うだけではなく、共に人生を過ごすことも「命を貰う」ことなのかなと考えさせられます。
そして何より、とんかつの揚げている音と家族が集まってくるシーンの連なりを見た時、文字と絵で表現する漫画というものの真骨頂を見せられた気がしました。本当に素晴らしい3ページです。
ひとつ贅沢を言うと、お姉さんが簡単に部屋から出てきているところだけ、少し引っかかってしまいました。最初、少年がお姉ちゃんが部屋から出てこないと吐露しているので、お姉さんが部屋を出る時の葛藤や、なんで出てきたのかもう少し理由が欲しかったなと。そして、お姉さんが出てきたことに対してのリアクションもあって欲しいとも。
ただ、最後の畳み掛けるテンポを消してしまう可能性もあるので、編集者の余計な一言かもしれませんが‥。
色々と書いてしまいましたが、完成度が高いからこそ見えてしまうささくれみたいなものです。是非、田沼さんの他の作品も読ませていただきたいです。
よろしくお願いします!
編集者メッセージ(いいね)
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ヒネモスの地獄へのメッセージ
たった19Pなのに1冊の本を読んだかのような、豊かで幸せな体験をしました。
まずそのことに感謝です。
その発想はなかったわぁという一見コミカルな始まりから、決して恥じらいからくるコメディやディフォルメに流れることなく、家庭の復活を描き切った姿勢に感服です。
涙と油の演出も上手い。
「願ったことは〜」というテーマがひしひしと伝わりました。
漫画を描く際に思ったことの7割は伝わると思っているので、この作品への愛は伝わりましたし、この作品への自信も伝わりましたよ。
絵はもう少し描線がはっきりとしたほうが広く受け入れられるかなと思いました。
着想(奇想)をもとに短編やオムニバスを描かれるのが得意かと察されますが、
ぜひ魅力あるキャラクターの葛藤や闘いや成長を描く、連載にチャレンジしていただきたいなと願っています(弊社で)! -
ヒネモスの地獄へのメッセージ
まず、とても感動しました!
トンカツ食べたくなりました!
田舎の家族に会いたくなりました!
じっくり味わいながら
ページをめくるたびに、
まだ終わらないで、
終わらないで、、、
と願う自分がいました。
悪魔の転生から始まる
まさかまさかの感涙物語。
斬新かつお見事の一言に尽きます。
きっと田沼さんの中に、
この少年と同じような動機があって、
描き進められたのかなって感じます。
それくらい気持ちのこもった
作品になっていたと思います。
絵柄も独特で魅力的です!
タイトルロゴもカッコいい!!
ぜひまた新作を拝読させてくださいませませ。応援しております。押忍ッ!!!
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ヒネモスの地獄へのメッセージ
豚肉に悪魔が宿って、少年がそれを揚げている漫画を読んでいたら感動していた‥‥。
自分でも何を言っているかわからないけれど、最初この漫画を読んだときに思った感想です。
とんかつに悪魔が宿るという発想の奇抜さと、そこから丁寧に少年に共感させていく構成力が凄まじいですね。ネームやコマ割りの上手さはもちろんのこと、読者にどう思ってもらいたいかを考えて漫画を作られているなと。
悪魔のキャラの秀逸さもそうですが、「次、この世界に生まれ落ちたら、必ずお前の命を貰いに来る」という彼のセリフ、最後のシーンを読み終わった後、「命を貰う」というのは、ただ奪うだけではなく、共に人生を過ごすことも「命を貰う」ことなのかなと考えさせられます。
そして何より、とんかつの揚げている音と家族が集まってくるシーンの連なりを見た時、文字と絵で表現する漫画というものの真骨頂を見せられた気がしました。本当に素晴らしい3ページです。
ひとつ贅沢を言うと、お姉さんが簡単に部屋から出てきているところだけ、少し引っかかってしまいました。最初、少年がお姉ちゃんが部屋から出てこないと吐露しているので、お姉さんが部屋を出る時の葛藤や、なんで出てきたのかもう少し理由が欲しかったなと。そして、お姉さんが出てきたことに対してのリアクションもあって欲しいとも。
ただ、最後の畳み掛けるテンポを消してしまう可能性もあるので、編集者の余計な一言かもしれませんが‥。
色々と書いてしまいましたが、完成度が高いからこそ見えてしまうささくれみたいなものです。是非、田沼さんの他の作品も読ませていただきたいです。
よろしくお願いします!