編集者メッセージページ
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ご投稿ありがとうございます!ネームも大歓迎です!
感情のこもった力強いモノローグがいくつも出てきて、思わず前のめりになってネームを読ませていただきました。
ただ、読後に、力強いモノローグが多すぎて、どのセリフ、どのシーンを最も印象的に見せたかったのか、分からなくなってしまい、余韻に浸りづらかったのも確かです。
女性誌でも少女誌でも青年誌でも、最も見せたい部分はカルピスの原液で、それ以外の部分は水とでもたとえましょうか。
カルピスは薄くても美味しくないですが、濃くても美味しくなくなってしまって、コップの大きさに適量なカルピスの原液と水の割合にする必要があるわけですが、「絵を描く少女とコンビニバイト」は、濃いめに仕上がっているように感じます。
38ページという尺を持て余している気もしますので、濃さを中和するという意味では、23ページで終わっていてもいいお話のようにも、自分には思えました。
しろたさんは、最初に必ず何ページの話にすると決めて、そのページ数におさまらないエピソードは削るといった作り方をしてみると、必要なエピソードが残って、すでにお持ちの武器であるモノローグの力強さも研ぎ澄まされたストーリーになるかもしれません。2019/09/01 22:51 -
「人間」をしっかり描こうとしていていいなと思いました。
「嫌いなものが多い高校2年生」――コンプレックスからくる敵意などを真正面から描いている姿勢が好ましかったです。
あと「表現すること」や「才能」についてとてもよく考えている人だなと感心しました。
全体的にセリフが多いので、せっかくの伝えたいことが埋もれてしまっているかもしれません。
正直、読むのにかなり苦労しました。。。(ごめんなさい!)
それでも読みたいと思わせる魅力も感じたんですけどね。
最も伝えたいことを絞ってセリフも厳選してみてはどうでしょうか?
そうすることで自ずとしろたさんが本当に描きたいジャンルも見えてくるような気もします。
期待しています!!
2019/08/31 17:31