編集者メッセージページ
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切なくも温かい、とても素敵なお話でした。
自閉症の女の子と主人公との関係に心を揺さぶられました。
自閉症の人と猫を重ね合わせる、という試みがしっかりハマっていたと思います。
「猫」と言われると印象として女の子がグッとかわいく見えたし、
世話をする側/される側の非対称かつ裏返った関係がわかりやすく伝わりました。
主人公が夢を見て、目覚め、自分の本当の欲望に気づく場面が素晴らしいです。
たまたま、僕自身に主人公に共感できるような経験があったので、すごく胸に刺さりました。
ただ、読者の多くは主人公に距離を感じながら読んでしまうのかもしれないという印象も受けました。
百ちゃんとの思い出を終わりの方に数カット描いていらっしゃいますが、いじめっ子から守る場面や百ちゃんの才能への想いを、序盤に示してくれると、主人公・ヒロイン両方の魅力が更によく伝わるのかな、と思います。
応援しております!また読ませていただきます。2018/06/01 19:26