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『腕時計』と同じく、巧みな構成ですね。
拝読している間ずっと「ページをめくりたいけど、めくるのが怖い」という気持ちでした。
すっかり、あづみさんの術中に嵌ってしまいました。
でも「誰か大切な人に勧めたい?」と聞かれると、ちょっと困る...。
アンハッピーエンド作品のもつ宿命ですね。
闇を描けるのは、強烈な光を知っているからだと思います。
決して明るくてライトな作品を描いてほしいわけではないですが、
「絶望の中に小さく強く輝く光」を目指してもいいのではないかなという想いがあります。
2018/07/29 19:49