なんでこれだけの描写で「花という人間の天才性」が判るのだろう‥‥
まさに刹那で魅せる天才を描くのがものすごく上手いなと思いました！
人物描写と関係性だけで「その人の才能」を描くのってものすごく難しいとおもうのですが、それが見事に描けていると思います。本当にすごい！

少なくともこの作品はペン入れをしてどこでもいいので発表したほうが絶対にいいと思います。
１ページあたりの密度から考えると、Webやアプリなどスマホで見られる媒体と相性がいいのではと思いました。
（69pあるとは思えない読みやすさと、69pあるからこそ出来るコマ割りの大胆さを兼ね備えとているのがとっても良かったです。）

なめこさんがプロフィールに書かれていた「連載(プロ)漫画家としての可能性」ですが、僕としてはもちろん可能性があると思っています。
ただ男性を描くのはあまり得意ではないので登場させていないのではと感じました。
その点はもちろんマイナスではあります。ただ、とにかく人間の熱量を描くのが上手いとも思っているので、「スポ魂」「音楽」「職業もの」などのような熱量を描ける作品をあえて女性同士で描いていくと活路があるのではと思いました。
（それこそ『きらら』でやっていらっしゃった経験が活きてくると思いますし、逆に『きらら』ではやれなかったような人間描写や重い話をやることで、なめこさんとしての独自性が生まれてくるのではと思います。）

ぜひ一緒に作品づくりできればと思いますのでよろしくお願いいたします！

1p目の泣き顔の表情からして優勝！
表情で感情を描くのがめちゃくちゃ上手いなと思います。
そして、妹から兄への恋愛感情が徐々に見えていく流れも素晴らしいですね。

「表情で感情を魅せる即効性の演出」
「流れでゆっくりと感情を気づかせる意外性の演出」
その双方を持っているのは大きな武器だと思います。

「父がアルコールに溺れてる」みたいなサイドのキャラの要素もさらっと入れているのもすごく上手いなと！
「ワレワレとお付き合いシロ」のような一度見たら忘れられないパワーワードもありますし、後半は刺さるセリフの連続で、読んでいて心が震えました。


この作品は読み切りとして文句のない完璧さのある出来だと思います。
心の動きはとてつもなく良く描けていると思うので、
次のステップとしては「肉体的な動き」や「読者をあっと言わせるようなストーリー展開」を身に着けていけると、もっと描ける漫画の幅が広がっていくと思います。

ぜひ一緒に作品づくりできればと思いますのでよろしくお願いいたします！

この作品、その他誌の短いページ読み切り群の中で飛び抜けてめちゃくちゃ面白い漫画だったのでとても覚えてます！
他の作品はオチの意外性で勝負しているものが多かったのですが、この作品はちゃんとキャラを描いていて、しかもそれが最初からノンストップで絵と会話双方で見事に繰り広げられていて、さらに先生の視点まで使いこなしていて、短いページの中での構成力がとてつもなくすごかったです。
ちなみに初読時は、ただただ可愛くて面白くてキュンキュンしながら読んでました。ほんと楽しかったなあと！ 男の子も女の子も先生も、みんな超好きでした。

「月刊少年マガジン」では、様々な媒体で週刊・隔週・月刊といろんなペースでの連載ができますので、ぜひ一緒に作品づくりをさせていただけるととても嬉しいです。

『天使と悪魔のラブコメ』『食べられたい』２作品とも読ませていただきましたが、男の子も女の子もめちゃくちゃ可愛いですね！ これはずーっと見守っていたくなるなと‥！ kuさんの双方への愛情がとっても伝わってきました。

個人的にはコーヒーの黒い美しさに惹かれる天使様がすごくかわいくて、それに対しての悪魔のセリフが非常にうまくて作家力の強さを感じました。「悪魔だからたぶらかしてくる」と勘違い(？)する天使様というラストの描き方も、この恋の行方がとても気になる良いヒキ＆設定だなと思います。この無自覚は最高だ‥‥‥ぜひ双方からの視点で読みたい作品ですね。

ぜひ一緒に作品づくりできればと思いますのでよろしくお願いいたします。

可愛らしい絵柄でとっても良いと思います。
特に3p目のヒロインの表情がすごく素敵でした！

もったいないなと思ったのは
「これが匕ロインの最強に可愛い表情なんだ！」というのがなかった点です。
7p目の表情は、汗タラですしやや焦り顔なので『最強』とまではいかないとおもうんですよね‥！

人によって、それが照れ顔だったり、笑った顔だったり、いろいろなパターンがあると思います。
ぜひ、それぞれのお話で『最強の可愛い表情』を読者に見せてあげてください！

月刊少年マガジンでは、9/19までこのDAYS NEOで読み切り選手権を開催中です。
もし他にも作品をお持ちでしたら、「月マガ読み切り選手権」のタグをつけて作品を投稿していただけるとエントリー可能ですので、よければ投稿お待ちしております！

ピュア！ めっっちゃピュア！！
古荻さん、妖怪だしきっと何百歳なのに、臆病ながらもがんばろうとしているこの青春感がたまらなく良いです。

心理描写もとっても上手いです。本来であれば、心のセリフが多いなと感じる分量だと思うのですが、上手いのでそれが全く気になりませんでした。というか、彼女の心のセリフが可愛らしすぎて、むしろずーっと見ていたいなあとなってしまいました！
田舎を舞台にした背景もこだわりがあって効果的でしたし、タイトルの由来もきっとこだわりがあるんだろうなあと気になっています。

とにかく心の描写をセリフ・表情で見せるのが上手いので、今後はそれをしぐさや行動でも表していけると、さらにレベルアップしていけるのではないかと思います。
ぜひ担当させていただき、作品作りのお手伝いをさせていただければと思っておりますので、何卒よろしくお願いいたします！

なんて表情豊かな女の子！
2話目の鼻の下伸ばしてる顔でさえも推せるくらいこの子に魅了されてしまいました。（ふつうはこの顔はヒロインとしてはNGなので、それでも良いと思えるのはすごいことです！）
もちろん変わった表情だけでなく、最後のアイスを食べる笑顔も最高によかったです。

胸が大きくてお姉さんタイプな魔女なのに無邪気というギャップもとっても可愛かったです。斎藤さんの好きが非常に伝わってきました。
これからも自分の好きを突き詰めていってください！

これは、やばい！

「こいつは誰かの色に染まってるってことじゃ…」のセリフがめちゃくちゃ刺さってキュンとしました。

二人とも本当にかわいいなあ…

最後の告白シーンが最高によかったです！ 乃嶋さん自身がすごく２人のキャラクターが大好きなんだなあというのが非常に伝わってくる作品でした。

冒頭の２人の出会いのシーンがわかりにくかったり、小町の機械の体がどんなものだか伝わりにくかったり、読者に分かりやすい作品づくりのテクニックは、まだまだ磨いていく必要がありますが、あまりあるほどのキャラクター愛があれば、それもたくさん描いていけば追いついていけると思います。

とにかく今後も、「このキャラクター良いでしょ！」「読者のみんなにも良さを知ってほしい！伝えたい！」という思いを持って作品づくりをしていってください！

・扉ページの模様の描き込みがすごい
・キャラの造形がみんなちゃんと違って描き分けがしっかりできている
・要所要所でファンタジーな世界観に説得力をもたせる背景が入っている

漫画ってすごく完成させるのに時間と根気が必要なもので、それらを持っているというのは紛れもない才能だと思います。そして、この作品にはその片鱗がすごく散らばっているように感じました。すごい！

ぜひ、そのこだわりを今後も大事にしていってください。あとはたくさん描いて描き慣れていってください。アナログの線を知ることを突き詰めてみてもいいかもしれません！