編集者メッセージページ
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本当にありそうなお話だな、というのが第一印象です。
過去に一度だけ、神楽を見たことがあります。
舞や神楽は、しばしばこの世にいることを忘れてしまうぐらい、
その空間に入れ込んでしまうことがあります。
「小さきもの」のような存在は、
そういった異質な空間の中では不思議と受け入れてしまう。
当時の記憶を手繰り寄せながら、
「私」にはなぜ「小さきもの」が見えたのか、
「私」の舞には現れなかったのか、
と考え出すと想像が止まりせん。
舞はその舞台自体が独特のものですので、
空間全体の不可思議な雰囲気も入れるといいのでは。
「私」と兄やんが舞う舞のちがいなど、
具体的な描写もほしいです。2018/05/15 16:01