投稿作品
担当決定
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決定日:2022年08月23日
編集者メッセージ(新着)
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盲目少女とハンディーボーイへのメッセージ
ご投稿ありがとうございました。コミックアース・スターの藤本です。
小丸様の「盲目少女とハンディーボーイ」拝読させていただきました。
冒頭の2pだけで二人の性格や関係性がわかる、とても良い始まり方でした!
そしてそこから盲目のアイボリーに、音楽を通して色を教えるという流れも素敵でした。
ただその素敵なシーンがあっさり終わってしまったので、個人的にはもっと見たかったです…!
ここが二人の立場・状況だからこそ生み出せる展開なので、大ゴマを使って印象的にしたり、色と音楽のイメージを小丸様なりに可視化してみると、より二人だけの世界観が読者にも伝わると思います。
また今回のお話はアイボリーとエボニーの二人ともが主人公として進んでいきます。
おそらく小丸様が二人とも大好きで思い入れが強いからだと思います。
それだけの魅力を持ったキャラクターではあるのですが、アイボリーとエボニーどちらのお話も消化不良感が残ったように思いました。
おそらく場面転換が多かったり、キャラクターたちの心情を伝えきれていなかったりが理由の一つにあるのではないでしょうか。
ページ数の関係もありますが、思い切って主人公をエボニーくんだけに絞って、アイボリーを通して前を向くお話とするのもアリかと思います。
小丸様はキャラクター同士の関わりから、感情や感動を生み出せる素晴らしい才能を持っていらっしゃいます。
そんな小丸様の次回作を読めるのを楽しみにお待ちしております。
この度は素敵な作品を投稿してくださり、ありがとうございました! -
レッドベリーへのメッセージ
ご投稿ありがとうございます。
設定の面白さ、斬新さに冒頭からとても引き込まれました。
ファイティズム、ありそうでなかった世界観ですね…!
キャラクターそれぞれの表情や動きも生き生きとしていて
没入感をもって読める作品に仕上がっていました。
肝心の戦闘シーンにも動き一つ一つに迫力と説得力がありました。
そしてもベルもセンセイ君も、それぞれ見せ場があり、
エンタメ作品としての盛り上がりもしっかり入っていて読み応えもあります。
続き物の1話としては情報量が多くて
一読で全てをすんなり理解するのは少し難しい印象を受けました。
まずはファイティズムというこの物語の根幹の設定を
始めの方でもう少し丁寧に描写しつつ、その面白さを見せられると良いのではないでしょうか。
ここまで真正面から男性と戦う女性を描き、
ワクワク感とかっこよさを出せる作品はそうそうないと思います。
ぜひベルたち以外のキャラクターの活躍も見せていただきたいです!
性別が前提にあるストーリー(かつベルは人間)であるにも関わらず、
男女の差ではなく、個々の差を見事に魅力的に
エネルギッシュに描いているところにとてもスカッとした気持ちになりました。
好感度の非常に高い作品でした。
ぜひこちらのお話をはじめ、小丸さんが描きたい世界観、テーマをもとに
より面白く、読者に届く作品作りをお手伝いさせていただければと思います。
担当希望を出させていただきますので、
ご検討のほど、どうぞよろしくお願いいたします。 -
レッドベリーへのメッセージ
投稿ありがとうございました。
素晴らしく面白い作品でした…!爽やかで希望の持てる読後感で、深夜に元気が出ました。(笑)
根本的な設定の重たさと、会話の独特なテンポがあり、どうしても読みづらさを感じた部分はあったのですが、それを超えるエネルギーがあり、どんどん読まされました。
キャラクターとその魅せ方にセンスがあり、かなりすぐ主人公が(ゴリラなのに)好きになってしまいました。理知的な部分とリアリストな部分、そして抱えてる葛藤がよく伝わります。「勝手に面接すんなよ」というセリフもセンスありますね…。タバコ吸うコマの抜け感で引き込まれます。
そんな主人公と出会うヒロインもまたキャラが立っていて、かわいいです。
ただキャラクターを強くするだけでなく、主人公と同じ目線でヒロインのことを好きになれるところがとても良かったと思います。
2人の会話のかけあいもよく、「センセイ」呼びなどの関係性の構築が上手かったです。
結構ごちゃごちゃした話だったと思うのですが、一つ一つの展開が面白く、細かい引っ掛かりをあまり気にせず読めました。可能な限りの情報整理をされていると思います。
後半の展開の盛り上げも構成が上手く、どん底に落ちてからV字に上がっていくカタルシスを感じました!
無理なく最初の会話から歌の話題を出し、その歌と敵の弱点とを繋げる、といった細かいフリと回収も効いていたと思います。
主人公が身を引こうとしたところにヒロインが現れるラスト、めっちゃよかったです!!
主人公に滲んでいる哀愁と少しのニヒリズムがかっこいいですし、さっちゃんを秒ではったおすヒロインも正に期待通りでした。
しっかりと作品テーマに沿ってキャラが配置されていて、内容がしっくり入ってきます。
ややこしいSF設定が足を引っ張っている感じはすごくあって、「異性が闘う」ということは読み終わってもあまり納得できなかったのですが…、とても好きな作品でした!
ヒットを目指して、ぜひ一度打ち合わせさせていただきたいです。よろしくお願いいたします!
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盲目少女とハンディーボーイへのメッセージ
本作を拝読し、
うきゅさんは、熱く夢を見る魅力的な性格をもつ人物も描けるうえに、
そのキャラクター同士の化学反応によるドラマも創れるという、
すごく高い漫画力を持っていると感じました。
人間は誰しもが、自分ではどうすることもできない「欠点」を抱えています。
それを他者の力を借りながら、最後は自分の努力で「自分なりの幸せ」を摑むものなのだと思います。他者をみくだしたりする人間は、自分に自信がない人間なので、きっと一生成功も満足もすることができないでしょう(うきゅさんのことではないですよ)。
以上を踏まえて。
うきゅさんは、キャラクターと設定が気に入っているということでしたが、
僕は、このキャラクターと設定じゃないほうがいいな、と思いました。
ハンディキャップを持つ人を配役することが、なんらこの作品にとっての「本質的意義」と関わっていないし、それどころかテーマを狭めてしまっているとすら思います。
スペック(背が高いとか低いとか)がキャラクターを作るのではなく、人格こそがキャラクターです。
設定が物語を作るのではなく、キャラクターが物語を紡ぎます。
そのあたりをもういちど考えて、
持ち前の漫画力を活かし、多くの人に読まれ、勇気を与えることのできる物語を創ってください。
新作を楽しみに待っています。
編集者メッセージ(いいね)
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盲目少女とハンディーボーイへのメッセージ
本作を拝読し、
うきゅさんは、熱く夢を見る魅力的な性格をもつ人物も描けるうえに、
そのキャラクター同士の化学反応によるドラマも創れるという、
すごく高い漫画力を持っていると感じました。
人間は誰しもが、自分ではどうすることもできない「欠点」を抱えています。
それを他者の力を借りながら、最後は自分の努力で「自分なりの幸せ」を摑むものなのだと思います。他者をみくだしたりする人間は、自分に自信がない人間なので、きっと一生成功も満足もすることができないでしょう(うきゅさんのことではないですよ)。
以上を踏まえて。
うきゅさんは、キャラクターと設定が気に入っているということでしたが、
僕は、このキャラクターと設定じゃないほうがいいな、と思いました。
ハンディキャップを持つ人を配役することが、なんらこの作品にとっての「本質的意義」と関わっていないし、それどころかテーマを狭めてしまっているとすら思います。
スペック(背が高いとか低いとか)がキャラクターを作るのではなく、人格こそがキャラクターです。
設定が物語を作るのではなく、キャラクターが物語を紡ぎます。
そのあたりをもういちど考えて、
持ち前の漫画力を活かし、多くの人に読まれ、勇気を与えることのできる物語を創ってください。
新作を楽しみに待っています。
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レッドベリーへのメッセージ
ご投稿ありがとうございます。
設定の面白さ、斬新さに冒頭からとても引き込まれました。
ファイティズム、ありそうでなかった世界観ですね…!
キャラクターそれぞれの表情や動きも生き生きとしていて
没入感をもって読める作品に仕上がっていました。
肝心の戦闘シーンにも動き一つ一つに迫力と説得力がありました。
そしてもベルもセンセイ君も、それぞれ見せ場があり、
エンタメ作品としての盛り上がりもしっかり入っていて読み応えもあります。
続き物の1話としては情報量が多くて
一読で全てをすんなり理解するのは少し難しい印象を受けました。
まずはファイティズムというこの物語の根幹の設定を
始めの方でもう少し丁寧に描写しつつ、その面白さを見せられると良いのではないでしょうか。
ここまで真正面から男性と戦う女性を描き、
ワクワク感とかっこよさを出せる作品はそうそうないと思います。
ぜひベルたち以外のキャラクターの活躍も見せていただきたいです!
性別が前提にあるストーリー(かつベルは人間)であるにも関わらず、
男女の差ではなく、個々の差を見事に魅力的に
エネルギッシュに描いているところにとてもスカッとした気持ちになりました。
好感度の非常に高い作品でした。
ぜひこちらのお話をはじめ、小丸さんが描きたい世界観、テーマをもとに
より面白く、読者に届く作品作りをお手伝いさせていただければと思います。
担当希望を出させていただきますので、
ご検討のほど、どうぞよろしくお願いいたします。 -
レッドベリーへのメッセージ
投稿ありがとうございました。
素晴らしく面白い作品でした…!爽やかで希望の持てる読後感で、深夜に元気が出ました。(笑)
根本的な設定の重たさと、会話の独特なテンポがあり、どうしても読みづらさを感じた部分はあったのですが、それを超えるエネルギーがあり、どんどん読まされました。
キャラクターとその魅せ方にセンスがあり、かなりすぐ主人公が(ゴリラなのに)好きになってしまいました。理知的な部分とリアリストな部分、そして抱えてる葛藤がよく伝わります。「勝手に面接すんなよ」というセリフもセンスありますね…。タバコ吸うコマの抜け感で引き込まれます。
そんな主人公と出会うヒロインもまたキャラが立っていて、かわいいです。
ただキャラクターを強くするだけでなく、主人公と同じ目線でヒロインのことを好きになれるところがとても良かったと思います。
2人の会話のかけあいもよく、「センセイ」呼びなどの関係性の構築が上手かったです。
結構ごちゃごちゃした話だったと思うのですが、一つ一つの展開が面白く、細かい引っ掛かりをあまり気にせず読めました。可能な限りの情報整理をされていると思います。
後半の展開の盛り上げも構成が上手く、どん底に落ちてからV字に上がっていくカタルシスを感じました!
無理なく最初の会話から歌の話題を出し、その歌と敵の弱点とを繋げる、といった細かいフリと回収も効いていたと思います。
主人公が身を引こうとしたところにヒロインが現れるラスト、めっちゃよかったです!!
主人公に滲んでいる哀愁と少しのニヒリズムがかっこいいですし、さっちゃんを秒ではったおすヒロインも正に期待通りでした。
しっかりと作品テーマに沿ってキャラが配置されていて、内容がしっくり入ってきます。
ややこしいSF設定が足を引っ張っている感じはすごくあって、「異性が闘う」ということは読み終わってもあまり納得できなかったのですが…、とても好きな作品でした!
ヒットを目指して、ぜひ一度打ち合わせさせていただきたいです。よろしくお願いいたします!
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盲目少女とハンディーボーイへのメッセージ
ご投稿ありがとうございました。コミックアース・スターの藤本です。
小丸様の「盲目少女とハンディーボーイ」拝読させていただきました。
冒頭の2pだけで二人の性格や関係性がわかる、とても良い始まり方でした!
そしてそこから盲目のアイボリーに、音楽を通して色を教えるという流れも素敵でした。
ただその素敵なシーンがあっさり終わってしまったので、個人的にはもっと見たかったです…!
ここが二人の立場・状況だからこそ生み出せる展開なので、大ゴマを使って印象的にしたり、色と音楽のイメージを小丸様なりに可視化してみると、より二人だけの世界観が読者にも伝わると思います。
また今回のお話はアイボリーとエボニーの二人ともが主人公として進んでいきます。
おそらく小丸様が二人とも大好きで思い入れが強いからだと思います。
それだけの魅力を持ったキャラクターではあるのですが、アイボリーとエボニーどちらのお話も消化不良感が残ったように思いました。
おそらく場面転換が多かったり、キャラクターたちの心情を伝えきれていなかったりが理由の一つにあるのではないでしょうか。
ページ数の関係もありますが、思い切って主人公をエボニーくんだけに絞って、アイボリーを通して前を向くお話とするのもアリかと思います。
小丸様はキャラクター同士の関わりから、感情や感動を生み出せる素晴らしい才能を持っていらっしゃいます。
そんな小丸様の次回作を読めるのを楽しみにお待ちしております。
この度は素敵な作品を投稿してくださり、ありがとうございました!