盲目少女とハンディーボーイ
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最新話公開 2018年04月06日 第1話公開 2018年04月06日
キャラクターと設定が気に入っている読み切りなのでアドバイスをいただきたいと思い投稿させていただきました。よろしくお願いします。
もくじ
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- 第1話
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公開日:2018年04月06日
★4
編集者メッセージ(新着)
-
ご投稿ありがとうございました。コミックアース・スターの藤本です。
小丸様の「盲目少女とハンディーボーイ」拝読させていただきました。
冒頭の2pだけで二人の性格や関係性がわかる、とても良い始まり方でした!
そしてそこから盲目のアイボリーに、音楽を通して色を教えるという流れも素敵でした。
ただその素敵なシーンがあっさり終わってしまったので、個人的にはもっと見たかったです…!
ここが二人の立場・状況だからこそ生み出せる展開なので、大ゴマを使って印象的にしたり、色と音楽のイメージを小丸様なりに可視化してみると、より二人だけの世界観が読者にも伝わると思います。
また今回のお話はアイボリーとエボニーの二人ともが主人公として進んでいきます。
おそらく小丸様が二人とも大好きで思い入れが強いからだと思います。
それだけの魅力を持ったキャラクターではあるのですが、アイボリーとエボニーどちらのお話も消化不良感が残ったように思いました。
おそらく場面転換が多かったり、キャラクターたちの心情を伝えきれていなかったりが理由の一つにあるのではないでしょうか。
ページ数の関係もありますが、思い切って主人公をエボニーくんだけに絞って、アイボリーを通して前を向くお話とするのもアリかと思います。
小丸様はキャラクター同士の関わりから、感情や感動を生み出せる素晴らしい才能を持っていらっしゃいます。
そんな小丸様の次回作を読めるのを楽しみにお待ちしております。
この度は素敵な作品を投稿してくださり、ありがとうございました!2024/02/14 23:09 -
本作を拝読し、
うきゅさんは、熱く夢を見る魅力的な性格をもつ人物も描けるうえに、
そのキャラクター同士の化学反応によるドラマも創れるという、
すごく高い漫画力を持っていると感じました。
人間は誰しもが、自分ではどうすることもできない「欠点」を抱えています。
それを他者の力を借りながら、最後は自分の努力で「自分なりの幸せ」を摑むものなのだと思います。他者をみくだしたりする人間は、自分に自信がない人間なので、きっと一生成功も満足もすることができないでしょう(うきゅさんのことではないですよ)。
以上を踏まえて。
うきゅさんは、キャラクターと設定が気に入っているということでしたが、
僕は、このキャラクターと設定じゃないほうがいいな、と思いました。
ハンディキャップを持つ人を配役することが、なんらこの作品にとっての「本質的意義」と関わっていないし、それどころかテーマを狭めてしまっているとすら思います。
スペック(背が高いとか低いとか)がキャラクターを作るのではなく、人格こそがキャラクターです。
設定が物語を作るのではなく、キャラクターが物語を紡ぎます。
そのあたりをもういちど考えて、
持ち前の漫画力を活かし、多くの人に読まれ、勇気を与えることのできる物語を創ってください。
新作を楽しみに待っています。
2018/04/07 21:00
編集者メッセージ(いいね)
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本作を拝読し、
うきゅさんは、熱く夢を見る魅力的な性格をもつ人物も描けるうえに、
そのキャラクター同士の化学反応によるドラマも創れるという、
すごく高い漫画力を持っていると感じました。
人間は誰しもが、自分ではどうすることもできない「欠点」を抱えています。
それを他者の力を借りながら、最後は自分の努力で「自分なりの幸せ」を摑むものなのだと思います。他者をみくだしたりする人間は、自分に自信がない人間なので、きっと一生成功も満足もすることができないでしょう(うきゅさんのことではないですよ)。
以上を踏まえて。
うきゅさんは、キャラクターと設定が気に入っているということでしたが、
僕は、このキャラクターと設定じゃないほうがいいな、と思いました。
ハンディキャップを持つ人を配役することが、なんらこの作品にとっての「本質的意義」と関わっていないし、それどころかテーマを狭めてしまっているとすら思います。
スペック(背が高いとか低いとか)がキャラクターを作るのではなく、人格こそがキャラクターです。
設定が物語を作るのではなく、キャラクターが物語を紡ぎます。
そのあたりをもういちど考えて、
持ち前の漫画力を活かし、多くの人に読まれ、勇気を与えることのできる物語を創ってください。
新作を楽しみに待っています。
2018/04/07 21:00 -
ご投稿ありがとうございました。コミックアース・スターの藤本です。
小丸様の「盲目少女とハンディーボーイ」拝読させていただきました。
冒頭の2pだけで二人の性格や関係性がわかる、とても良い始まり方でした!
そしてそこから盲目のアイボリーに、音楽を通して色を教えるという流れも素敵でした。
ただその素敵なシーンがあっさり終わってしまったので、個人的にはもっと見たかったです…!
ここが二人の立場・状況だからこそ生み出せる展開なので、大ゴマを使って印象的にしたり、色と音楽のイメージを小丸様なりに可視化してみると、より二人だけの世界観が読者にも伝わると思います。
また今回のお話はアイボリーとエボニーの二人ともが主人公として進んでいきます。
おそらく小丸様が二人とも大好きで思い入れが強いからだと思います。
それだけの魅力を持ったキャラクターではあるのですが、アイボリーとエボニーどちらのお話も消化不良感が残ったように思いました。
おそらく場面転換が多かったり、キャラクターたちの心情を伝えきれていなかったりが理由の一つにあるのではないでしょうか。
ページ数の関係もありますが、思い切って主人公をエボニーくんだけに絞って、アイボリーを通して前を向くお話とするのもアリかと思います。
小丸様はキャラクター同士の関わりから、感情や感動を生み出せる素晴らしい才能を持っていらっしゃいます。
そんな小丸様の次回作を読めるのを楽しみにお待ちしております。
この度は素敵な作品を投稿してくださり、ありがとうございました!2024/02/14 23:09