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ネーム(花屋と手芸)

椎野つばめ

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最新話公開 2024年07月31日 第1話公開 2024年07月31日

モノローグなし、男の子を出してみる縛りで描いてみて没になったネームです。

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  • デイズネオへのご投稿ありがとうございます!!


    別の作品にもコメントさせていただきましたが、今作もキャラクターの表現力であったりネームの読みやすさであったり、椎野様の作家としての実力の高さを感じる作品でした!


    特に水槍さんのキャラクターが素晴らしかったです…!推しキャラを「それ」と呼ばれてちょっと怒るところや「バイト1カ月禁止」と言われても動じていないところが、とても可愛くて魅力的に映りました!一方で、柳田くんの兄に対しては急につかみかかれるカッコよさも持ち備えていて、まさに「こうした先輩がバイト先に居たら嬉しい!」と思える人だと感じさせていただきました…!


    「アドバイス希望」とのことでしたので、僭越ながら今作品に対して気になったことをお伝えさせていただきます!今回、水槍さんが兄につかみかかり柳田くんを「救う」シーンが見せ場となっております。柳田くんにとっての「悩み」の根本が兄の存在であることは伝わってくるのですが、柳田くんが「どういった理由で」兄との関係に悩んでいるかまでは伝わってきませんでした…!そのため、水槍さんの行動に柳田くんが何故救われたのかが伝わらず、見せ場でグッと来なかった点が勿体なかったです。


    今作はあえてモノローグなしで描かれたとのことでしたので、その部分が柳田くんの感情を描きにくかったのかと感じました。ただ、モノローグはなくとも直接的な描写をさらに増やすことで兄への悩みの理由を表現できていれば、見せ場がより良くなると思います!具体的には、兄への悩みの理由が「兄が自分の好きな花を認めてくれない=自分の好きなように生きられない」とするならば、「柳田くんは昔から花を家に飾っているが、その度に兄に見つかって何度も捨てられる(=何度も柳田くんの好きが否定される)」シーンを回想などで入れておくなどすると、終盤の水槍さんの「柳田くんを救ってくれた!」感がわかり易くなるかと思いました…!


    以上となります。別の作品にも担当希望を打診させていただきましたが、もし「週刊少年マガジン」「別冊少年マガジン」「マガポケ」といった媒体にご興味ありましたら、ぜひお力添えさせていただけたら幸いです。ご検討宜しくお願い致します!

    2024/07/31 15:45

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