私の個人的な考え方ですが、編集者はクリエイターと一緒に作品をブラッシュアップしていくだけではなく、宣伝展開やその後のメディアミックス展開にも意欲的に行動するべきだと考えております。ただ世に作品を出せばよいわけではなく、クリエイターと一緒に作り上げた作品を、どのように広めていくか、ファンを増やしていくかが大事なことだと思います。 　漫画家というものは、世界を創造し、生物を生み出す神です。台本を書き、ロケハンをし、カメラワークを決め、役者に演出させ、編集も行う。映画作りでは分担作業になるものをすべて一人で行います。とても孤独で大変な仕事です。それだけにゼロからイチを生み出す楽しみと苦しみも味わえる最高の職業です。 　ツライ時、不安な時、寂しい時、いつでも編集者を頼ってもよいと考えています。 　漫画を作るというのは楽しいものだと実感してもらえるような、そんなお付き合いをさせていただきたいです。

まだまだ編集者としての経験は浅いですが、縦スクロールマンガの世界は新たな常識を「作れる」場所だと思っています。 ぜひ一緒に世界の人たちに届くタテスクコミックを作っていきましょう！