0経歴
KADOKAWAに勤めて20年以上になります。
情報誌、漫画雑誌、電子書籍、文芸、コミック、制作、webtoon等、出版に関わることのほとんどを経験しております。
紙媒体ですと、漫画の作り方、小説の書き方だけでなく、用紙の種類、特長、厚さや重さ、表紙の加工、費用、印刷所との交渉、営業施策等、制作に必要な知識と技術はすべて所持しております。
web関係でいえば、電子書籍のデータの作り方、各配信サイトの特徴、webtoonへの移行の仕方、web上での効果的なコマの切り方、宣伝展開等、これらの技術も習得済です。
クリエイターとの関わりとしては、小説家や漫画家の代わりに原稿料の交渉や出版に関する相談、IPコラボの際の契約交渉等もお手伝いをしております。
漫画の作り方について不安なことや確認したいこと等、ご心配なことがありましたらお気軽にご相談ください。皆様が安心して作品作りに集中できるよう、サポートさせていただきます。
担当作
担当作品はコミックも文芸も併せると書ききれないので大まかに。
『ドラゴンエイジ』『月刊ASUKA』『ガンダムエース』等やりつつ『怪』では京極夏彦さんや宮部みゆきさんの担当もしておりました。水木しげる大先生の担当になれたことは人生最高の喜びです。
京極夏彦さんのコミカライズをやっておりました。
小説『虚実妖怪百物語 序／破／急 』では実名で大変な目にあっております。
日本刀のプロデューサーもしており、伝統工芸や伝統文芸の知識もあります。日本刀と民俗学、オカルト系は得意分野です。くずし字も読めますので、資料が必要な方、一次資料に当たりたい方等、これらのことでご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。
現在はKADOKAWAのwebtoonである「タテスクコミック編集部」に所属し、日夜フルカラーの縦スクロールコミックを制作しております。
最近ではコミックエッセイの東條さち子さん。ワニブックス様刊行の『タイのひとびと』を発売された小林真理子さん、イラストレーターの湖湘七巳さん、京極夏彦さんのコミカライズをしております志水アキさん等を担当しております。『ラーメン大好き小泉さん』の鳴見なるさんと一緒にラーメンを食べ歩いています。
メッセージ
私の個人的な考え方ですが、編集者はクリエイターと一緒に作品をブラッシュアップしていくだけではなく、宣伝展開やその後のメディアミックス展開にも意欲的に行動するべきだと考えております。ただ世に作品を出せばよいわけではなく、クリエイターと一緒に作り上げた作品を、どのように広めていくか、ファンを増やしていくかが大事なことだと思います。
漫画家というものは、世界を創造し、生物を生み出す神です。台本を書き、ロケハンをし、カメラワークを決め、役者に演出させ、編集も行う。映画作りでは分担作業になるものをすべて一人で行います。とても孤独で大変な仕事です。それだけにゼロからイチを生み出す楽しみと苦しみも味わえる最高の職業です。
ツライ時、不安な時、寂しい時、いつでも編集者を頼ってもよいと考えています。
漫画を作るというのは楽しいものだと実感してもらえるような、そんなお付き合いをさせていただきたいです。