素晴らしく読みやすかったです。
連載経験があるだけあって、語り口も巧みで、物語がどんな方向に向かうのか、というのがすぐにわかる１作だと思いました。
作品を読んでも、来栖さんが、とても真面目てよい人だというのが伝わってきます。

その一方、真面目に作られれた作品のため、テンションが一定で、驚かされる要素が少なく感じます。

自分を含めた読者がマンガに求めることは
1.びっくりすること
2.テンションがあがること
にあると思います。

この題材はデスゲームなので、題材だけで読者をびっくりさせることは難しい。
となると、キャラクターと、ゲームのルールやガジェットでびっくりさせるのが良いのかな、と思います。

どんな主人公であるか、が一番の問題になってくるのですが、この人ならでは魅力をだすために、「主人公のだらしなさ」を描けると、良くも悪くも個性が出ると思います。

人のだらしなさはいろいろとありますが、妹の養育費を使い込んでしまったりしても、それはそれで物語が予想の範疇を越えていくと思います。
また、お母さんのキャラクターをもっと聖人のように書いておけば、さらに２話のインパクトが上がると思います。

そういった、ダメなように見せかけて頑張り屋、よい人に見せかけて悪い、など、人間のギャップを描くと、もっと良い作品になると思います。

とても才能が有ると思いますので、頑張ってください！

３作とも拝見させていただきました。
プロとして活躍されているということで、画力はとても高く、画面が完成されていルナ、と思いました。

どの作品も、どちらかというとバッドエンドになると思うのですが（キャラクターの主観はおいておいて）
残酷な描写を入れるなら「キャラクターの感情のモノローグをなくす」ということをしてみてはいかがでしょうか？

人間の本質は、行動にこそ反映されるので、モノローグを極力少なくし、行動と状況を描写することで、残酷な表現に、何か考えさせられる深みが出ると思います。

次は少年を主事項にしたいとのことなので、特にこの手法は有効だと思います。
次回作、期待しておりますので、頑張ってください！楽しみにしております！

面白かったです！
絵も雰囲気に合っていて、怖くて惹き込まれました。

言葉にしたことが現実になる、という設定も、
同調圧力で本当のことが言えない、というキャラも、
どれも魅力的です。

もうすこしキャラの目線に合わせてあげて、丁寧に主人公の気持ちを、セリフではない行動をおってあげると、もっと雰囲気が出ると思います。

他の作品でも続きでも、もっと作品が読めると嬉しいです！
頑張って！

絵がとても魅力的で、ステキな作風だと感じました。
マネキン、ロボット、女の子、と、形は違えど人とのコミュニケーションを題材にされているのが、とても良いな、と感じます。

いまは、主人公を外から眺ている作風が多く、キャラが対峙しているのは『出来事』だけになっていますので、次は『感情』と向き合った作品が読みたいな、と思いました。

すごくセンスのある絵を描かれるので、題材のチョイスが作風に合えば、とても面白い作品が描けると思います！

頑張って！

可愛い絵と内容がすごくあっていて、とても素晴らしいと感じました。
すごく魅力を感じたのは、太った顔が一番魅力的に見えたこと。こういうのはなかなかで描けることじゃないですし、本当に個性です。すごいと感じました。

可愛いキャラが、会話で物語を進行していくだけではなく、この太ったキャラを最初から出したり、特徴を持ったキャラをどんどん出せると、作品がより面白くなると感じます。

ネームは、作者と読者のコミュニケーションの取り方の縮図です。
キャラのギャップや違和感を最初に提示できれば、読者が思わず突っ込んでしまうような、掴みのある作品が作れると感じます。

期待していますので、頑張って！

非常に面白い作品だと思いました。

絵が上手なのは、投稿されたほかの作品でわかっていたのですが、人ではない「異形」が描けるというのは、とても稀有な才能だと感じます。

異形というのが「世界」だとして、その世界を主人公がどういう風に見ているのかが気になって読み進めたのですが、
きちんとその世界と向き合おうとしたことで事件が解決するのが、とても素敵だと感じました。

女性が魅力的で、異形が描けるということで、ぜひ一緒にお仕事をさせていただきたいと思っています。
ぜひご返信いただければ幸いです。

面白いですね！
読書感想文がかけない！という誰にでも思い当たるテーマが、とても普遍性があると思いますし、
絵も雰囲気に合っていてすごく良いと思います。
先生の対応が、なるほど良い先生！と思わせてくれます笑。

この雰囲気をまた読みたいと思わせてくれる、よい1作だと思います。
次回作も楽しみです。頑張って！

他の作品も拝見させていただきました。

デビュー済みということで、画力は申し分ないと思いますし、
他の作品同様に、画面の完成度は非常に高いと感じました。
（ネームなので、構図や台詞回しなどですが）

しかしながら、連載ということであれば、
アクション漫画に必要な「追い詰められるハードル」が
もっと欲しいな、と感じました。

アクション漫画は、絶対に「主人公が勝つというオチ」が
変わることはありません（スポーツ漫画も恋愛漫画もすべて同様ですが）。
ということは、「どうやって勝つのか」を競い合うジャンルだとも言えます。

つまり、読者にとって「これ絶対勝てへんやん！」という状況を作れるかどうかが
最大の見せどころになります。

で、勝てないと、読者が思うのはどういう時かというと、
「状況」や「出来事」ではなく、
「人間」に主人公が向き合った時に
感じることの方が多いのです。

絶望的は、実は世界が滅亡する時ではなく、
主人公に近い人が裏切ったり、亡くなったりする時のほうが
それを身直に感じると思っています。

主人公が何をしたいのかももちろん欲しいのですが、
アクションを売りにするのであれば、
それ以上にきちんと人間と向き合って欲しいなと感じます。

長々と申し訳無いのですが、アクション漫画は大変好きなので、
また別の作品を読ませていただきたいと思っています。

頑張ってください！

絵も上手でとても好感が持てる作品ですね。
キャラクターの関係性も良いと思います。

しかし、セリフで全てを説明しようと思ってしまっているような気がします。
せっかくのよいキャラクターが勿体無いので、

・感情を説明するモノローグ

を無くしてはいかがでしょうか？
ぐっと物語に深み（文学性みたいなもの）がでます。
せっかくの「漫画」ですので、絵で感情を表現することができれば、
もっと人を楽しませられる、良い作品になると思います！

頑張って！

とにかく絵が魅力的だと感じました。
特に、キャラクターの表情や仕草に、人間のシャイな部分や、コンプレックスにたいする星さんの姿勢が見えるようで、とても幸せな気持ちになりました。
4コマよりもストーリー漫画を書いた方が絶対に良いと感じているので、
ぜひつぎの作品を書いてもらいたいと思っています。

頑張って！