プロフィール

オジマノリユキ

★156

29

経歴

茨城県笠間市出身の38歳、下戸。

大学卒業→バイトもしない完全無職→某編プロでエロ漫画雑誌の編集→ヤングマガジン編集部といった経歴で、漫画編集者歴は15年くらいになります。バンド活動も長いことやっておりました。60年代のサイケやソフトロックなどを中心に、パンクやエレクトロニカやポストロックなども好んで聴いています。邦楽だったらいわゆる渋谷系の世代。学生の頃は当時、腐るほどいた中央線系サブカルクソ野郎の一人でした。と言っても住んでいたのは西武新宿線でしたが。。

小学生の時から漫画編集者になりたかったので(漫画家になる夢は小3で挫折‥!)、今は作家さんや周囲の人々に感謝の気持ちを込めながら楽しく仕事をやらせていただいてます。「この漫画の続きを誰よりも早く読みたい!」と思ったのが、漫画編集者を志したきっかけでした。

王道ど真ん中のものより、ややカウンターっぽい漫画作品が好きです。自宅の本棚も旧・青林堂さんや太田出版さんの作品が目立ちます。も‥もちろん講談社の本だって置いてありますよ‥‥!!

現在の趣味は温泉と登山と美術・演劇鑑賞、それに楽器演奏とモンハンです。一番好きなのは温泉かも。中でも〝秘湯〟と呼ばれるような鄙びた湯治宿が特にお気に入りで、つげ義春先生の旅もの的な雰囲気に憧れています。日本一遠い温泉、高天原温泉に行けたのは一生の思い出。

低い目線でもって、人間や生活の細部まで描かれた漫画作品をお待ちしております!

※アイコンはゴトウユキコ先生作。。。

担当作

【現在連載中】※作家敬称略

〈ヤングマガジン本誌〉
『つむじまがり×すぷりんぐ』夢乃狸

〈月刊ヤングマガジン〉
『CANDY & CIGARETTES』井上智徳
『3×3EYES 鬼籍の闇の契約者』高田裕三

〈ヤンマガWEB〉
『今夜は車内でおやすみなさい。』小田原ドラゴン
『マルジナルテイラ』limlim

【過去の担当作品】※作家敬称略 ※順不同
『夫のちんぽが入らない』こだま/ゴトウユキコ、『ハレ婚。』NON、『ホクサイと飯さえあれば』鈴木小波、『放課後ミンコフスキー』青柳碧人/帯屋ミドリ、『戦渦のカノジョ』冨澤浩気、『ココロの飼い方』コタニヨーコ、『COPPELION』井上智徳、『雪にツバサ』高橋しん、『幸子に幸あれ』生春巻、『しあわせ団地』蓮古田二郎、『きらめきのがおか』ゴトウユキコ、『ロボニートみつお』小田原ドラゴン、『社畜! 修羅コーサク』江戸パイン、『フリンジマン』青木U平、『妹は思春期』氏家ト全、『kiss×sis』ぢたま某、『絶品! らーめん娘』友木一良、『Y十M〜柳生忍法帖〜』山田風太郎/せがわまさき、『天然華汁さやか』佐能邦和、などなど。

メッセージ

ヤングマガジンは良い意味で〝雑〟な漫画雑誌だと思っています。面白ければなんでもありのカオス状態が格好良くて、私自身も14歳の頃から愛読していました。中の人となった今でも懐の深さだけはどの雑誌にも負けない(つもり)なので、どんなジャンルでも投稿いただけたら嬉しいです。

それは前提として、個人的には底辺生活モノや恋愛モノ、ちょっと変わった青春モノ、ブラックコメディが大好物です。自分の半径50m以内で起こるような出来事に、ほんのひとつまみの漫画的な〝ウソ〟を加えて膨らませて欲しいなと思います。〝ウソ〟はSFでも魔法でもなんでもOK。何も見つからない時は、自分の〝欲望〟と向き合ってみてください。「ああなりたい!」や「こうだったらいいのに‥。」という思いの中に、きっと〝ウソ〟のタネがあるはずです。

投稿者の皆さんは「編集者を利用して自分の漫画をさらに面白くしてやろう!イヒヒ!」っていうくらいの気持ちで、ガンガン私のことを利用してやってください。喜んで利用されますので。。

リンク

新着メッセージ

  • 主人公の〝状況受け入れ能力〟が高過ぎて、もうそれだけで「この女の子が気になるな」と思わされました。イワシとの出会いもそうですが、男性(セフレ?)に別れを切り出されたシーンや、包丁と棒で即席の銛も作ったり、イワシの死を受け入れて食べたり、最初から最後までキャラクターがブレずに描かれていて、作者の中で相当しっかりとキャラが出来上がっていたのだと感じます。何事にも動じず表では強く見える主人公ですが、その一方で心の中では傷ついていたり揺れていたりするキャラクターの健気さに惹かれます。

    絵も丁寧に描かれていて好印象でした。特に手の表現がすごい。2p目の頭にある三好の手の絵だけで「おっ」と思わされてしまいます。先を読み進めていても、男性の手は節くれだった感じで描かれていて、女性の手は柔らかく描かれているのに驚かされます。手に関してだけでいうと小さな点かもしれませんが、河野さんはそういった神経が全体的に行き届いている作家さんだなと感じました。これからも絵に対するこだわりを大事にしてくださいね。

    最後に僭越ながら個人的に今作で「惜しい!」と思ったところをいくつか。7pの1コマ目、14pの1コマ目、20pの5コマ目、24pの4コマ目あたりで主人公の表情が固いなと感じてしまいました。普段は淡々とした表情のキャラクターだからこそ、感情が動くシーンではもっと思い切って喜怒哀楽を描いていいのではないかと思います。この作品を読む人だけが見られる「彼女」を見せてあげると、きっともっと読者はこの主人公の事を好きになってくれると思いますよ!

    今後の作品も期待しています!頑張ってください。

    2019/09/30 00:38
  • 主人公の孤独感・喪失感がとても良く描けていたと思います。ただそれだけなら終始暗い話になってしまい、エンタメとしては弱くなりがちなところですが、見開きのインパクトでカタルシスを味わわせてもらえたので「面白かったなぁ」という印象が最後に残りました。あと、背景も素晴らしい。キャラクターの孤独感を引き立たせるいい脇役として機能していたと思います。全体的に演出が巧みな作家さんなので、次はもう少し長いページの作品を読んでみたいなと思いました!

    2019/09/28 04:38
  • 勢いがあって良かったです。いい意味で馬鹿馬鹿しいお話で、読んでいて明るい気持ちになりました。若干、サムネイルで損している感が‥‥。もっと沢山の人に読んでもらうため、内容が分かりやすい絵を選ぶといいと思います。密室での変態×サラリーマンの攻防劇が良かったです。ブリーフってなんであんなに男を情けない姿にさせるんですかねぇ?だからこそ、はいている人は鉄の意志でもって自信満々にはいて欲しいなと思いました。

    2019/09/28 04:19
  • 日常の中でやりすごしてしまいそうな部分をしっかりとキャッチしてアウトプットできるのは素晴らしいと思います。たった7ページでも、必要な間はしっかりとってあって感情が伝わってきます。あと、主人公の生活感がしっかり見えていたのも個人的には嬉しいポイントです。さらに長いページでどう構成するのか、拝見してみたいなと思いました。

    2019/09/28 03:50
  • テーマが良く絞れていたと思います。また、明確なキャラクターの対比によって作者の「描きたいこと」を浮き彫りにしていく手法にも好感が持てました。ページ数を踏まえて考えると、もう少し具体的なエピソードやキャラクターの生活感がほしかったと思います。まだ「設定」と「会話」に物語の大部分をゆだねてしまっている感じがするので、生身のキャラクターが動いて、それで何かが変わるというカタルシスを期待します。頑張ってください。

    2019/09/28 03:12
  • ご投稿いただいた作品、すべて拝見させていただきました。

    いい表情が描けていたと思います。絵の選び方もそうですし、間の取り方も素敵でした。読み手にとって親切な、伝わりやすい絵が描けるという意味で画力の高い作家さんだなと感じました。p13の1コマ目、ミオの目の描き方に力が入っていて素晴らしいです。充分に決めゴマとして機能しています。あと細かいところですがp9の4コマ目、カメラを斜めに構えたのは上手いなと思いました。この調子でさらに画力を伸ばしていってほしいです。

    物語についてはもうひと頑張り成長を期待したいなと感じました。まず私が気になったのは、「視点について」です。『幸せの食卓』は二人の主要キャラクターが登場しますが、わりと栗崎さんは俯瞰的な視点で描かれているな、と思いました。両方のキャラに愛情を注いでいるのは伝わってくるのですが、(読者にとって)どの視点で誰に感情移入して読んでほしいと狙っているのかが曖昧というか。もし、ページが長かったり連載ものだったりする場合は「それぞれの視点で、お好きな方に感情移入してほしい」というのも成り立つかもしれませんが、本作品くらいの短さだと視点は絞った方が感情移入しやすいと思います。

    また、問題発生と解決までの過程において説得力が弱かったのも少し残念に感じました。「食卓」というネタがきっかけとして存在していても、キャラクターの感情がほぼセリフで表出してしまっているのが説得力を生まない一因かもしれません。例えば今セリフで表現していることを、キャラクターの行動やエピソードに置き換えてみるともっとドラマにうねりが出てくるかも。ホーリのことを馬鹿にされたくないと思ったミオはどんなことをするのか?その行動次第で、男の子たちが改心する理由に読者も納得できるはずです。そして、その行動はキャラの性格によって違ってくるので、いわゆる「キャラを立てる」のにも役立つと思います。

    是非、次作では「視点」と「エピソード作り」に注力することをオススメしたいです。頑張ってください!

    2018/06/20 05:43
  • ラブコメを楽しむ要素として、「2人の距離感」というのがあると思うのですが、その離れたり近づいたりのペース配分がとてもお上手な作品でした。

    「ヘンタイ」「ストーカー」に対して「さん」づけする真倉さんのキャラクターに好感が持てます。「むりですむりです」と黒板消しを叩きつけてくる真倉さんにも好感が持てます。ドーナツを買ってきてくれる真倉さんにも好感が‥‥もういいですね。つまり読者としてキャラを好きになってしまいました。

    上記のように、キャラクターの出し方がセリフや設定だけではなく、エピソードや言動・仕草などで語られるから「生身の人間」として好感が持てるのだと思います。

    すっかりこの2人から目が離せなくなってしまいました。何気に構成も達者だと思います。テンポよく2人の距離が近づき物語のヤマへと向かう高揚感は、とっても素晴らしかったです。

    もう一度言いますが、ヤマ場で自分の髪の毛を掴んでいる真倉さんに好感が‥‥好感が‥‥。

    2018/06/05 07:37
  • 絵柄に惹かれて拝見しました。

    いわゆる「3J」やカート・コバーンもそうですが、バンドマンにとって27歳ってお年頃ですよねー。いい感じにヘナチョコで、それでも社会に背を向けるカモシダくんに愛嬌とリアルさを感じました。

    惜しいのは、ほぼ全ネタ彼の独り言で完結してしまうところです。バンドメンバーだったり、(おそらく)数える程しかいないファンだったり、はたまた対バンの相手だったり。「他者」と関わらせることで、もっとカモシダくんのキャラクターは前に出てくるのではないかと思いました。

    超個人的なリクエストですが、カモシダくんを主人公にした2〜30pくらいの短編漫画を読んでみたいです。音楽漫画ってすごく難しいですけど、「人」を描くという意味ではまだまだやれることがあるはず。カモシダくんがどのように社会や異性、そして音楽と向き合っているのかを描いて見せて欲しいな、と。

    別に音楽的成功をつかむサクセスストーリーじゃなくてもかまいません。何か壁にぶち当たった時に、カモシダくんが人としてどうするのか?そんな部分にドラマが生まれそうな気がしています。

    もし気が向いたらチャレンジしていただけると嬉しいです!

    2018/05/01 03:13
  • 他の作品も拝見させていただきましたが、日常生活の細かいところに目が届いていて好きな作風です。派遣バイトの作品も個人的に好きでした!竹原さんの観察眼や、シーンを切り取る能力は素晴らしいと思います。ただ、その一方で「情報誌やファッション誌に数ページ掲載されていたら読むだろうけど、漫画誌の中だと印象に残りにくいな‥‥」と感じてしまったのも事実です。

    実体験をネタ元にするのは大歓迎ですが、今後はそのネタを活かしつつ読み手を引き込めるような〝キャラクター作り〟を目標にしてはいかがでしょうか? 何度も読み返したくなるような作品を目指して、頑張ってください!

    2018/04/25 01:46
  • わー。すごい。素敵なタイトルに惹かれて拝見したのですが、本編のセリフやモノローグでもかなり丁寧に言葉を選ばれていて納得してしまいました。とても好きな作風の青春漫画です。最後にサブタイトル(?)が出てくる演出もバッチリとハマっていて格好良かったですし。

    「夏が嫌いだ」で始まる1話目、ちゃんと冒頭で読者を掴もうという意識が感じられました。その後、「大人になりました」に「たぶん」を付け足すのもいいキャラの味になっています。2話目もそうですが、自分を客観的に眺められる主人公が描ける三永さんは青年誌・女性誌に向いていると思います。日々の生活の中でこぼれ落ちてしまいそうな物事を敏感に掴んで、それに真摯に向き合っている人じゃないとこういう作品は描けないので。。

    絵の選び方、間の取り方などに漫画作りの勘も充分感じられました。1話目での清涼感溢れる一枚絵や大ゴマの使い方も良かったです。(2話目はもう少しメリハリが欲しいかも?)

    個人的に惜しいなと思ったのは、背景や細部の描き込みについてです。魚喃キリコ先生を彷彿とさせるような淡白な絵柄自体は好きなのですが、今作の場合はもっと背景を入れた方が夏の雰囲気が演出できたのではないかと感じました。視界が歪むほどの強烈な日差しとか、沸き立つような入道雲とか、あとヒグラシが鳴く夕暮れもいいですよね。三永さんほどのセンスがあれば、そういった情景描写を使わない手はないと思います。背景って時にはモノローグよりも雄弁にキャラの気持ちを語ってくれたりするので。

    なんとなく、ですが90年代のよしもとよしとも先生や岡崎京子先生に通じるような匂いを感じて嬉しくなりました。

    2018/04/15 06:21

担当希望作品

担当希望作品はありません

TOP