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夏の缶詰

三永ワヲ

★83 4,282

最新話公開 2018年04月13日 第1話公開 2018年04月13日

夏をテーマに、短いものを。

担当決定済み

もくじ

  • 第1話

    公開日:2018年04月13日

    ★9
  • 第2話

    公開日:2018年04月13日

    ★9

編集者メッセージ(新着)

  • 季節感を描くのが、とても上手だと思いました。
    マンガにおいて、読者に「季節を実感させる」というのは、魅力的な作品を描く上でとても大切な要素です。少ない線でありながら、影の濃さなどでパッと見て「夏だな」と想起させる。素晴らしいです。
    今後の課題は、「読み終わった後に覚えていられる魅力的な人物を描くこと」かと思います。読者は、マンガの人物たちに興味を持って「この人はどんなことをするのだろう」と考えながら作品に引き込まれていきます。そのヒントは、恐らく「夏」にあります。三永さんは、なぜ春でもなく秋でもなく冬でもなく夏を描きたかったのか。そこに、人物を考えるきっかけがあると思います。

    2018/04/16 10:23
  • わー。すごい。素敵なタイトルに惹かれて拝見したのですが、本編のセリフやモノローグでもかなり丁寧に言葉を選ばれていて納得してしまいました。とても好きな作風の青春漫画です。最後にサブタイトル(?)が出てくる演出もバッチリとハマっていて格好良かったですし。

    「夏が嫌いだ」で始まる1話目、ちゃんと冒頭で読者を掴もうという意識が感じられました。その後、「大人になりました」に「たぶん」を付け足すのもいいキャラの味になっています。2話目もそうですが、自分を客観的に眺められる主人公が描ける三永さんは青年誌・女性誌に向いていると思います。日々の生活の中でこぼれ落ちてしまいそうな物事を敏感に掴んで、それに真摯に向き合っている人じゃないとこういう作品は描けないので。。

    絵の選び方、間の取り方などに漫画作りの勘も充分感じられました。1話目での清涼感溢れる一枚絵や大ゴマの使い方も良かったです。(2話目はもう少しメリハリが欲しいかも?)

    個人的に惜しいなと思ったのは、背景や細部の描き込みについてです。魚喃キリコ先生を彷彿とさせるような淡白な絵柄自体は好きなのですが、今作の場合はもっと背景を入れた方が夏の雰囲気が演出できたのではないかと感じました。視界が歪むほどの強烈な日差しとか、沸き立つような入道雲とか、あとヒグラシが鳴く夕暮れもいいですよね。三永さんほどのセンスがあれば、そういった情景描写を使わない手はないと思います。背景って時にはモノローグよりも雄弁にキャラの気持ちを語ってくれたりするので。

    なんとなく、ですが90年代のよしもとよしとも先生や岡崎京子先生に通じるような匂いを感じて嬉しくなりました。

    2018/04/15 06:21
  • 絵としても物語上の意味としても「風」の表現・演出がとても素敵でした。

    風によりなびくカーテンやハラハラと揺れる髪の動きなど、
    見えない「風」を読者にありありと感じさせる画面づくりがすごかったです。

    主人公たちにいろんな風を浴びせて、
    気持ちの変化や自分の立ち位置を理解させる構成も秀逸さを覚えました。
    ※これは自分の勝手な解釈です。

    2話とも縦読み形式になっていましたが、
    普通の漫画のような横への視線誘導をさせるコマ割りだったのは、
    狙いがあるのでしょうか?
    何か抵抗がない限りは、横読みの漫画でも三永さんの作品を読んでみたいです!

    ご投稿ありがとうございました!!

    2018/04/15 03:20
  • 編集部のデスクでPC画面を見つめていただけで一日休日を過ごしたような、いつもの心の持ち方から少し背伸びできたような気持ちになりました。

    画力があるので人物の表情から感情が伝わってきますし、着色で状況の空気やキャラクターの感情をうるさくならないようにサポートしていてよかったです。

    個人的には縦にスクロールしていくマンガって、見開きのものよりもモノローグセンス(言葉のセンスと配置のセンス)が重要度を増している気がしているのですが、それも心地よかったです。

    つまり、ご自身が描きたいと思っている世界、すごくよく描けていると思います。

    ここからご自身の創作世界を曲げすぎることなく、でも紡ぎだす物語がなるべく多くの人の心を震わす、心に寄り添う物語になるにはどういうテーマで、どんなキャラクターで描く出すのがよいのかというのを編集者という他者の目を通して話しあい、ご自身がどんな人たちに読まれる作家になりたいのかという視点を獲得されていくとよいのかなと思いました。

    なんというかちゃんとコーヒーを飲みながら小説を読む時間があったりそういう時間を愛する人にはわかるだろうなという物語の感じだったので(勿論それを貫くという手法も勿論あります)。

    2018/04/13 19:15
  • 人生を振り返るには夏がいい。

    そんな気持ちにさせてくれる、素敵な読み切りでした。
    短編だけでなく、長編作品も読んでみたくなりますね。

    紙媒体での掲載を目指されるなら、
    スクリーントーンを使った描画や、
    背景の描き込み密度の強化など課題はあると思います。

    人物の描き方は心情描写も含めとても魅力的だと感じましたので、
    今後の作品も楽しみにしております。

    2018/04/13 18:11
  • 爽やかで切ない空気感、余韻が残る作風で素晴らしいですね。
    いち読者として楽しんでしまいました。紙の本にすることを考えると
    スクリーントーンを使ったモノクロ原稿のほうが合理的かと思いますが、
    色は作風と密接に関係してる気がするので考えどころでしょうね。
    そういうことも含めて当分は思うように描いていただくのがいいのかなと
    思いました。そのうち、モノクロ原稿にすることや、オムニバスではなく
    「主人公」を固定して描いてみる、など試行錯誤していただけると嬉しいです。
    投稿ありがとうございました!

    2018/04/13 16:29

編集者メッセージ(いいね)

  • 爽やかで切ない空気感、余韻が残る作風で素晴らしいですね。
    いち読者として楽しんでしまいました。紙の本にすることを考えると
    スクリーントーンを使ったモノクロ原稿のほうが合理的かと思いますが、
    色は作風と密接に関係してる気がするので考えどころでしょうね。
    そういうことも含めて当分は思うように描いていただくのがいいのかなと
    思いました。そのうち、モノクロ原稿にすることや、オムニバスではなく
    「主人公」を固定して描いてみる、など試行錯誤していただけると嬉しいです。
    投稿ありがとうございました!

    2018/04/13 16:29
  • 絵としても物語上の意味としても「風」の表現・演出がとても素敵でした。

    風によりなびくカーテンやハラハラと揺れる髪の動きなど、
    見えない「風」を読者にありありと感じさせる画面づくりがすごかったです。

    主人公たちにいろんな風を浴びせて、
    気持ちの変化や自分の立ち位置を理解させる構成も秀逸さを覚えました。
    ※これは自分の勝手な解釈です。

    2話とも縦読み形式になっていましたが、
    普通の漫画のような横への視線誘導をさせるコマ割りだったのは、
    狙いがあるのでしょうか?
    何か抵抗がない限りは、横読みの漫画でも三永さんの作品を読んでみたいです!

    ご投稿ありがとうございました!!

    2018/04/15 03:20
  • わー。すごい。素敵なタイトルに惹かれて拝見したのですが、本編のセリフやモノローグでもかなり丁寧に言葉を選ばれていて納得してしまいました。とても好きな作風の青春漫画です。最後にサブタイトル(?)が出てくる演出もバッチリとハマっていて格好良かったですし。

    「夏が嫌いだ」で始まる1話目、ちゃんと冒頭で読者を掴もうという意識が感じられました。その後、「大人になりました」に「たぶん」を付け足すのもいいキャラの味になっています。2話目もそうですが、自分を客観的に眺められる主人公が描ける三永さんは青年誌・女性誌に向いていると思います。日々の生活の中でこぼれ落ちてしまいそうな物事を敏感に掴んで、それに真摯に向き合っている人じゃないとこういう作品は描けないので。。

    絵の選び方、間の取り方などに漫画作りの勘も充分感じられました。1話目での清涼感溢れる一枚絵や大ゴマの使い方も良かったです。(2話目はもう少しメリハリが欲しいかも?)

    個人的に惜しいなと思ったのは、背景や細部の描き込みについてです。魚喃キリコ先生を彷彿とさせるような淡白な絵柄自体は好きなのですが、今作の場合はもっと背景を入れた方が夏の雰囲気が演出できたのではないかと感じました。視界が歪むほどの強烈な日差しとか、沸き立つような入道雲とか、あとヒグラシが鳴く夕暮れもいいですよね。三永さんほどのセンスがあれば、そういった情景描写を使わない手はないと思います。背景って時にはモノローグよりも雄弁にキャラの気持ちを語ってくれたりするので。

    なんとなく、ですが90年代のよしもとよしとも先生や岡崎京子先生に通じるような匂いを感じて嬉しくなりました。

    2018/04/15 06:21
  • 人生を振り返るには夏がいい。

    そんな気持ちにさせてくれる、素敵な読み切りでした。
    短編だけでなく、長編作品も読んでみたくなりますね。

    紙媒体での掲載を目指されるなら、
    スクリーントーンを使った描画や、
    背景の描き込み密度の強化など課題はあると思います。

    人物の描き方は心情描写も含めとても魅力的だと感じましたので、
    今後の作品も楽しみにしております。

    2018/04/13 18:11
  • 編集部のデスクでPC画面を見つめていただけで一日休日を過ごしたような、いつもの心の持ち方から少し背伸びできたような気持ちになりました。

    画力があるので人物の表情から感情が伝わってきますし、着色で状況の空気やキャラクターの感情をうるさくならないようにサポートしていてよかったです。

    個人的には縦にスクロールしていくマンガって、見開きのものよりもモノローグセンス(言葉のセンスと配置のセンス)が重要度を増している気がしているのですが、それも心地よかったです。

    つまり、ご自身が描きたいと思っている世界、すごくよく描けていると思います。

    ここからご自身の創作世界を曲げすぎることなく、でも紡ぎだす物語がなるべく多くの人の心を震わす、心に寄り添う物語になるにはどういうテーマで、どんなキャラクターで描く出すのがよいのかというのを編集者という他者の目を通して話しあい、ご自身がどんな人たちに読まれる作家になりたいのかという視点を獲得されていくとよいのかなと思いました。

    なんというかちゃんとコーヒーを飲みながら小説を読む時間があったりそういう時間を愛する人にはわかるだろうなという物語の感じだったので(勿論それを貫くという手法も勿論あります)。

    2018/04/13 19:15
  • 季節感を描くのが、とても上手だと思いました。
    マンガにおいて、読者に「季節を実感させる」というのは、魅力的な作品を描く上でとても大切な要素です。少ない線でありながら、影の濃さなどでパッと見て「夏だな」と想起させる。素晴らしいです。
    今後の課題は、「読み終わった後に覚えていられる魅力的な人物を描くこと」かと思います。読者は、マンガの人物たちに興味を持って「この人はどんなことをするのだろう」と考えながら作品に引き込まれていきます。そのヒントは、恐らく「夏」にあります。三永さんは、なぜ春でもなく秋でもなく冬でもなく夏を描きたかったのか。そこに、人物を考えるきっかけがあると思います。

    2018/04/16 10:23

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