プロフィール

オジマノリユキ

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経歴

茨城県笠間市出身の38歳、下戸。

大学卒業→バイトもしない完全無職→某編プロでエロ漫画雑誌の編集→ヤングマガジン編集部といった経歴で、漫画編集者歴は15年くらいになります。バンド活動も長いことやっておりました。60年代のサイケやソフトロックなどを中心に、パンクやエレクトロニカやポストロックなども好んで聴いています。邦楽だったらいわゆる渋谷系の世代。学生の頃は当時、腐るほどいた中央線系サブカルクソ野郎の一人でした。と言っても住んでいたのは西武新宿線でしたが。。

小学生の時から漫画編集者になりたかったので(漫画家になる夢は小3で挫折‥!)、今は作家さんや周囲の人々に感謝の気持ちを込めながら楽しく仕事をやらせていただいてます。「この漫画の続きを誰よりも早く読みたい!」と思ったのが、漫画編集者を志したきっかけでした。

王道ど真ん中のものより、ややカウンターっぽい漫画作品が好きです。自宅の本棚も旧・青林堂さんや太田出版さんの作品が目立ちます。も‥もちろん講談社の本だって置いてありますよ‥‥!!

現在の趣味は温泉と登山と美術・演劇鑑賞、それに楽器演奏とモンハンです。一番好きなのは温泉かも。中でも〝秘湯〟と呼ばれるような鄙びた湯治宿が特にお気に入りで、つげ義春先生の旅もの的な雰囲気に憧れています。日本一遠い温泉、高天原温泉に行けたのは一生の思い出。

低い目線でもって、人間や生活の細部まで描かれた漫画作品をお待ちしております!

※アイコンはゴトウユキコ先生作。。。

担当作

【現在連載中】※作家敬称略

〈ヤングマガジン本誌〉
『つむじまがり×すぷりんぐ』夢乃狸

〈月刊ヤングマガジン〉
『CANDY & CIGARETTES』井上智徳
『3×3EYES 鬼籍の闇の契約者』高田裕三

〈ヤンマガWEB〉
『今夜は車内でおやすみなさい。』小田原ドラゴン
『マルジナルテイラ』limlim

【過去の担当作品】※作家敬称略 ※順不同
『夫のちんぽが入らない』こだま/ゴトウユキコ、『ハレ婚。』NON、『ホクサイと飯さえあれば』鈴木小波、『放課後ミンコフスキー』青柳碧人/帯屋ミドリ、『戦渦のカノジョ』冨澤浩気、『ココロの飼い方』コタニヨーコ、『COPPELION』井上智徳、『雪にツバサ』高橋しん、『幸子に幸あれ』生春巻、『しあわせ団地』蓮古田二郎、『きらめきのがおか』ゴトウユキコ、『ロボニートみつお』小田原ドラゴン、『社畜! 修羅コーサク』江戸パイン、『フリンジマン』青木U平、『妹は思春期』氏家ト全、『kiss×sis』ぢたま某、『絶品! らーめん娘』友木一良、『Y十M〜柳生忍法帖〜』山田風太郎/せがわまさき、『天然華汁さやか』佐能邦和、などなど。

メッセージ

ヤングマガジンは良い意味で〝雑〟な漫画雑誌だと思っています。面白ければなんでもありのカオス状態が格好良くて、私自身も14歳の頃から愛読していました。中の人となった今でも懐の深さだけはどの雑誌にも負けない(つもり)なので、どんなジャンルでも投稿いただけたら嬉しいです。

それは前提として、個人的には底辺生活モノや恋愛モノ、ちょっと変わった青春モノ、ブラックコメディが大好物です。自分の半径50m以内で起こるような出来事に、ほんのひとつまみの漫画的な〝ウソ〟を加えて膨らませて欲しいなと思います。〝ウソ〟はSFでも魔法でもなんでもOK。何も見つからない時は、自分の〝欲望〟と向き合ってみてください。「ああなりたい!」や「こうだったらいいのに‥。」という思いの中に、きっと〝ウソ〟のタネがあるはずです。

投稿者の皆さんは「編集者を利用して自分の漫画をさらに面白くしてやろう!イヒヒ!」っていうくらいの気持ちで、ガンガン私のことを利用してやってください。喜んで利用されますので。。

リンク

新着メッセージ

  • とても女の子が可愛いし、その言動もトボけた感じでほっこりと読むことができました。男性キャラも含めて、いわゆるキャラデザがしっかりしている印象を受けます。

    その一方で、メッセージを差し上げるとしたら舞台設定について気になるというか、引っかかってしましました。ツバメを擬人化したセーラー服の女の子が軒先に巣を作る。その「軒」は現代ではなく古代?ファンタジー?的な村の家。この謎×謎×謎の組み合わせが、今作においてはイマイチ噛み合っていないように感じました。

    読み手の拠り所となる部分はしっかりと作ってあげて、その上で嘘を入れ込むと「ひとつの嘘」が何倍も引き立つはずです。今は不思議と不思議がお互いに相殺してしまい、4回転+さんが何を描きたいのか?が伝わりにくくなっていると感じます。

    漫画表現において、「リアリティ」と「嘘」は常にセットです。どんなに突拍子のない物語でも、細部まで作品の世界観やキャラの生活感を描ききれば、その中にある「嘘」はとても楽しいものに見えてきます。

    4回転+さんはまだデビュー前とのことでしたので、もし気が向いたら次作は「嘘」をひとつだけにして身近な舞台をもとにした作品を描いて欲しいなと個人的に思いました。

    あと、この手の掛け合いだとツッコミのセリフがとても大事ですので、そこは一晩唸って考えるくらい力を入れてもいい部分と思いますよ。

    いい部分は確かに持っている作者さんですので、引き続き頑張ってください。応援してます。

    2018/04/13 04:30
  • 箱庭を眺めているような楽しさがありました。積極的な生徒に対し、先生側が少しずつ恋愛を意識していくのがいい意味でこそばゆくて好きです。また、それを語るための表情もよく描けていたと思います。

    惜しいのは、会話主体でほぼ全編が進行してしまうため「エピソード」として印象に残りにくかったところです。口だけで語るよりも、行動で見せた方が説得力が増す‥‥というのは現実世界でもよくあることですよね。この作品のキャラ達も、回想やセリフだけでなく動きで気持ちを表すことができたらもっと多くの読者に響くのではないかと思いました。

    そのために、2人にハプニングを起こしたり特殊なシチュエーションに投げ込んであげたりするのも手だと思います。大げさな出来事でなくても全然OKです。でも、ルーティーンと化してる日常から少しはみ出した時に人の本性っていうか「人間性」が出てくると思うので、もっとキャラクターを動かして印象に残るエピソードを組み上げて欲しいなと思いました。

    期待してます!

    2018/04/11 23:45
  • 温かく好感が持てる作風です。キャラの描きわけもしっかりしているし、読みやすい画面構成はさすがデビュー済みの方だなと感じました。個人的に1話目に登場する女の子の絵柄が好きで、もっとこの子を眺めていたい気持ちになりました。カフェラテを飲むシーンの表情とか、すごく素敵です。

    セリフまわしに無駄がなく、かつ自然なのも胡原さんの凄いところだと思いました。それぞれのキャラとセリフが馴染んでいるというか、しっかりキャラの裏の裏まで作り込んであるのが伝わってきました。かなりの手練れという印象を受けたので、次は「ヤマ場」がある長い物語も是非読んでみたいです。これだけ実力があれば、思う存分ご自身の好きな世界を描いて大丈夫(読者に伝わるという意味で)なはずですよ。

    2018/04/11 06:00
  • 面白い。主要キャラ2人の距離感がとても良かったです。特徴的な絵柄もあいまって、一見、不気味な雰囲気が前面に出ていますが、それでも根底には優しさが流れていて好感が持てました。

    この〝不気味さ×優しさ〟が浦部さんの持ち味なんじゃないかなと私は思います。「普段笑わない人が笑うとこんなに眩しいんですね。」とか、いいセリフだしいいシーンでした。

    ただ、『とちとち』も他社さんの『僕はトイレが怖いんです。』も拝見したのですが、どの作品にも共通して読み手に解釈を委ね過ぎているような傾向があると感じました。本作においても最後、星川君の記憶が(おそらく)消されるシーンがあるのですが、現状では読み手側から迎えに行かないとなかなか意味を汲み取れない表現になってしまっていると思います。もちろん、作者の冒険心や遊び心はあって良いと思いますしそれが個性を作る部分もあるのですが、物語の肝の部分では「一人でも多くの人に伝わるように」描かないと、せっかく丹精込めて描いた作品がもったいないと私は思います。

    大ゴマを使ってコマ割りにメリハリを出したり、フキダシを絞ってその分だけ決めゼリフを強調したり、テクニック的な部分では他にもまだまだわかりやすく伝えることができる術はあると思います。

    乱暴な言い方で恐縮ですが、「不気味さ×優しさ」を武器にすれば勝負できる作家さんだと思うので、一旦あえてホラーというジャンルを封印してみるのも試してみる価値はあるんじゃないかと個人的に感じました。

    プロフで「他にはない印象に残る話を描きたい」とおっしゃっていますが、酔っ払いの首を噛み切るシーンより、ラストで2枚目のお手紙を貰うシーンの方が、私にとってはより印象に残りましたよ。。。

    次作に期待したい作家さんです!

    2018/04/10 06:15
  • 「ビニール傘ごしに景色を見るのが〜」からのくだり、なんていうか凄く沁みました。日常の中で多くの人達が見過ごしてしまいそうな部分に着目できる能力も「作家性」のひとつだと私は思っています。はやしばさんの感受性の豊かさ、発想の自由さは素晴らしいです。

    あと、プロフィールにも書かれているように「すこしふしぎ」の塩梅が絶妙ですね。決して現実ではないのだけど、ちゃんと現実と繋がっている。そんな世界観に心地よさを覚えました。藤子・F・不二雄先生を目指して笑、たくさんの「SF(すこしふしぎ)」を描いていって欲しいなと思います。。

    現状だとページ数も短く、ある意味すでに完成されているので「アドバイス」的なメッセージは思い浮かばないのですが、もっと長い物語を描いていただけるのであれば私にもお手伝いできることがあるかも知れません。

    2018/04/05 02:06
  • 女子小学生で主人公キャラクターの第一声が「ペニス」って‥‥!!! 心をグッと掴まれました。その後も牛の首が出てきたりと滅茶苦茶な話なのですが、妙に現実的な台詞回しのお陰で読み手として置いていかれず楽しめました。突飛な部分と、ちゃんと地に足をつける部分のバランス感覚が素晴らしいと思います。

    スイカのキャラも小憎らしいけど愛嬌がありますね。ラストで男子に自分からキスをするところなど、キャラを伝える行動としてとても良く出来ていると感じました。(その直後に口を拭いているところが個人的にウケました。笑)

    あと関西弁のテンポ感も作品にハマっていたと思います。「ペニス」など下ネタを入れても、妙に上品というか、嫌な感じがしないのは森さん独特な持ち味だと感じました。

    何事にも動じず、周りを振り回す問題児。でもやっぱり憎めない‥‥というスイカはかなりの強キャラだと思うので是非その「核」をブレさせずに続きを描いていって欲しいです。

    2018/03/20 23:58
  • ねこ好きにはたまらない作品でした。ひたすらに優しい世界観も素敵ですし、この作品においては正直、何もアドバイスの言葉が思い浮かばないほど完成されていたと思います。ねこ専用車両を眺めたい!いや、むしろねこ専用車両に乗りたい!という気持ちになりました。気の弱いねこ田くんが「はわはわ」と泣いているところが特に好きで、オッサンの私でもキュンとなってしまいました。気持ち悪くてすみません。

    ただ、もしこの作品を連載案として練っていく場合、他のねこ漫画との違いをどうだしていくかが課題だと思います。某家政婦ねこさん漫画は「家政婦」という軸を据えたのが秀逸でしたよね。この作品にも何か軸となる部分が見つかって、既存のねこ漫画との差異があったらと思います。

    徒々野さんのひたすらに優しい世界観は武器になると思うので、それが存分に活かせる「ハコ」や「枠組み」を考えてみてください!(その部分であれば編集者もお手伝いできると思うので、担当になった人を利用するといいと思います。)

    読んで良かったなと思った作品でした。。。

    2018/03/18 18:22
  • このページ数を飽きさせずに読ませきったのは、それだけでもうスゴイことだと思います。話の内容や絵の質などを客観的にみると、紙媒体よりも電子書籍で売れそうだなという匂いがしました。サクサク読めて続きが気になるプロットは見事だと思います。

    個人的なリクエストですが、もっと絵的なところで印象に残るようなシーンがあって欲しかったです。現状だと冒頭にあったお姉さんの死体に最もインパクトを感じました。もちろん掴みとしてはそれでバッチリなのですが、そこを超えるような絵をヤマ場でみてみたかったです。

    DAS NEOで出会った担当さんと一緒に是非頑張ってください!商業誌の誌面で続きが読める日を楽しみにしています。

    2018/03/17 05:11
  • 瑞々しさの溢れる作品で好印象を持ちました。大ゴマや一枚絵の使い方も上手くて、とても読みやすかったです!コンプレックスを抱える主人公の物語なのに、典型的な悪者キャラを出さずにお話が展開していくのもいテクいなと思いました。

    欲を言えば、もう少し渡辺さんが五里くんを振り回して欲しかったです。前半でもっと渡辺さんの魅力を読み手に伝えられたら、あのトイレのシーンもさらに響いてくるのではないでしょうか。

    あと、五里くんのキャラクターにひとつまみの愛嬌があればなおよかったと思います。作中ではひたすら五里くんが内向きに追い込まれて、追い込まれて、追い込まれ続けるので、感情移入しながら読んでいると息苦しさを覚えてしまいました。ただコンプレックスを与えるだけではなく、読み手に「こいつはなんか応援したい奴だ!」と思ってもらうのが大事です。

    ご投稿いただいたのは4年前の作品とのことでしたので、みずさんの「今」を是非読みたいです!

    2018/03/16 06:12
  • サウナや銭湯に過敏に反応する性質なので(つまり大好き)、普通に読みふけってしまいました。

    絵柄も良い感じに力が抜けていて、私には妙に裸がエロく見えました。しかしながら、ヘタウマ感を出すのって結構難しいことなので、絵柄はさらに研究が必要だと思います。一目で大町さんの絵だと分かるような特徴があれば最高です。

    内容についてですが、願わくば熱さやタオル以外にも「しきじ」が他のサウナと違うところを描いてもらいたかったです。どんな所に着眼点を持っていくかが、エッセイ漫画の肝だと思うので。他のお客さん(きっと玄人揃いなのでしょう)をじっくり観察したり、「しきじ」ならではな水風呂の気持ちよさを何かにたとえてみたり。読者の知識欲を満たすのも漫画の面白さのひとつなので、さらにさらに題材を深く掘ってみていただけると嬉しいです。というか、単純に私が知りたい!

    2018/03/15 23:18

担当希望作品

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