編集者メッセージページ

  • 駒が駒であることに気づいてしまう哀しさが読後に伝わる良作だと思います!
    ただ、どうしてもダイジェスト感が残っていてもったいなくもありました。

    これだけの大事件を描いてしまうと、キャラクターを削る試みがかなりなされているにもかかわらず、どうしても情報量が整理しきれないのかな、と感じています。

    本作では、たとえば立花宗茂など立花家の一党を出さないことで戦後処理まで描かないことにした判断は正しいと思うのですが、それでもまだ削り方は少なかったかと。

    ですが「漫画歴浅め」で果敢に大きな題材に挑まれる心意気には感じるものがありました。
    次は読者への読ませどころを絞ったフィクションを読ませてくださることを期待しています。
    ご投稿、ありがとうございました!

    2021/06/20 22:53

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