投稿作品
担当決定
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決定日:2024年02月12日
編集者メッセージ(新着)
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魔女の鳥かごへのメッセージ
ご投稿ありがとうございました。コミックアース・スターの藤本です。
栗崎様の「魔女の鳥かご」楽しく拝読させていただきました。
リオとレインの可愛らしさが全面に出ていて、どのコマを見ても眼福でした!
また伏線の張り方も絶妙で、内側からは開かない門や魔女であること以外忘れてしまったリオなど、セリフだけでこの子にはなにかありそうだな…とうまく読者を誘導させるのも素晴らしかったです!
ストーリーがとても読みやすかったのですが、逆に展開に既視感があり、次を予想しやすかったように思います。
またせっかく可愛い少女たちが出てきているのに、ストーリーに都合よく動かされてしまっているように感じましたので、キャラクターたちをもう一度深堀りしてみると、その子らしいセリフや動き、それに伴った展開が見えてくるはずです。
そこがオリジナリティになるので、作品に組み込めると、読者の印象に残る作品になるかと思います。
少しでも栗崎様のお役にたてていれば幸いです。
この度は素敵な作品を投稿してくださりありがとうございました! -
魔女の鳥かごへのメッセージ
面白いです!
二度目のコメント、失礼します。
あまりにナチュラルにお風呂で一緒になっているくだりだけ、百合系作品に慣れていない読者の感覚からは乗っていけないだろうな、と思いました。
ですが周到に作り込まれた設定をうまく開示する手際の良さは、強く賞賛したいです。
第1話とありますしこの先の展開を訊きたい気持ちが強くなったもので、一度お目にかかれればありがたく、担当希望を入れました。
(特にそういう感じでない投稿でしたらご放念ください。1週間程度で取り消します)
多くの投稿でしっかり「癖(へき)」を前面に出し勝負してくださっている一貫した姿勢、自分は好きです。どうかよろしくお願いいたします。 -
梅雨は紫陽花の色へのメッセージ
キャラクターの感情表現、動かし方が達者ですね。
いい描き手だな、と楽しく過去作品ともども拝見いたしました。
おそらく多くの編集が同じことを言うでしょうが、栗崎さんの作品は描きたい場面を出すことを優先して作られているようにお見受けします。
キャラクターにどんなことをさせたいか、どんな葛藤を乗り越えてどう変わってもらいたいか。こういったところでもっと期待感を持たせる作りにしてくれれば、オリジナルでも充分に戦える漫画が作れるのではないかと期待しています。
おそらく少年誌的な舞台設定で描かれるのを得意とされているようなので、青年誌の当方は担当希望を出さず、多くの編集の目に留まるようコメントのみ残しました。
引き続き読めること、楽しみにしております! -
金魚花火へのメッセージ
ご投稿ありがとうございます。
浴衣の女の子、儚くて美しい夏の日を描きたかったとのことですが、描きたいシーン、キャラの容姿といった造形などからお話を膨らませて漫画を作るのも、とてもいいやり方の一つだと思います!描きたいものを思いっきり描いているというのが、読んでいて実際伝わってきました。
一方で、このカップルって、高校生にも、中学生にも、大学生にも見えるし、もしかしたら社会人かもしれないけど、どうなんだろう?というのが、読んでいて気になったところです。二人は同じクラスの同級生にも見えるし、部活の先輩後輩かもしれないし、彼女達の紹介が作中内でされないままお話が進んでいくので、そのあたりのもやもやが晴れないままでした。
たとえば、学校での日常生活をまず描いて、読者にこのカップルは普段はこういう関係ということを提示した上で、祭りの日を描くと、学校の制服と浴衣、日中の学校での毎日とお祭りの夜という特別な1日という対比も生まれるので、栗崎さんの描きたかったものもより際立つのではないでしょうか。 -
幸せの食卓2へのメッセージ
ご投稿いただいた作品、すべて拝見させていただきました。
いい表情が描けていたと思います。絵の選び方もそうですし、間の取り方も素敵でした。読み手にとって親切な、伝わりやすい絵が描けるという意味で画力の高い作家さんだなと感じました。p13の1コマ目、ミオの目の描き方に力が入っていて素晴らしいです。充分に決めゴマとして機能しています。あと細かいところですがp9の4コマ目、カメラを斜めに構えたのは上手いなと思いました。この調子でさらに画力を伸ばしていってほしいです。
物語についてはもうひと頑張り成長を期待したいなと感じました。まず私が気になったのは、「視点について」です。『幸せの食卓』は二人の主要キャラクターが登場しますが、わりと栗崎さんは俯瞰的な視点で描かれているな、と思いました。両方のキャラに愛情を注いでいるのは伝わってくるのですが、(読者にとって)どの視点で誰に感情移入して読んでほしいと狙っているのかが曖昧というか。もし、ページが長かったり連載ものだったりする場合は「それぞれの視点で、お好きな方に感情移入してほしい」というのも成り立つかもしれませんが、本作品くらいの短さだと視点は絞った方が感情移入しやすいと思います。
また、問題発生と解決までの過程において説得力が弱かったのも少し残念に感じました。「食卓」というネタがきっかけとして存在していても、キャラクターの感情がほぼセリフで表出してしまっているのが説得力を生まない一因かもしれません。例えば今セリフで表現していることを、キャラクターの行動やエピソードに置き換えてみるともっとドラマにうねりが出てくるかも。ホーリのことを馬鹿にされたくないと思ったミオはどんなことをするのか?その行動次第で、男の子たちが改心する理由に読者も納得できるはずです。そして、その行動はキャラの性格によって違ってくるので、いわゆる「キャラを立てる」のにも役立つと思います。
是非、次作では「視点」と「エピソード作り」に注力することをオススメしたいです。頑張ってください!
編集者メッセージ(いいね)
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幸せの食卓2へのメッセージ
ご投稿いただいた作品、すべて拝見させていただきました。
いい表情が描けていたと思います。絵の選び方もそうですし、間の取り方も素敵でした。読み手にとって親切な、伝わりやすい絵が描けるという意味で画力の高い作家さんだなと感じました。p13の1コマ目、ミオの目の描き方に力が入っていて素晴らしいです。充分に決めゴマとして機能しています。あと細かいところですがp9の4コマ目、カメラを斜めに構えたのは上手いなと思いました。この調子でさらに画力を伸ばしていってほしいです。
物語についてはもうひと頑張り成長を期待したいなと感じました。まず私が気になったのは、「視点について」です。『幸せの食卓』は二人の主要キャラクターが登場しますが、わりと栗崎さんは俯瞰的な視点で描かれているな、と思いました。両方のキャラに愛情を注いでいるのは伝わってくるのですが、(読者にとって)どの視点で誰に感情移入して読んでほしいと狙っているのかが曖昧というか。もし、ページが長かったり連載ものだったりする場合は「それぞれの視点で、お好きな方に感情移入してほしい」というのも成り立つかもしれませんが、本作品くらいの短さだと視点は絞った方が感情移入しやすいと思います。
また、問題発生と解決までの過程において説得力が弱かったのも少し残念に感じました。「食卓」というネタがきっかけとして存在していても、キャラクターの感情がほぼセリフで表出してしまっているのが説得力を生まない一因かもしれません。例えば今セリフで表現していることを、キャラクターの行動やエピソードに置き換えてみるともっとドラマにうねりが出てくるかも。ホーリのことを馬鹿にされたくないと思ったミオはどんなことをするのか?その行動次第で、男の子たちが改心する理由に読者も納得できるはずです。そして、その行動はキャラの性格によって違ってくるので、いわゆる「キャラを立てる」のにも役立つと思います。
是非、次作では「視点」と「エピソード作り」に注力することをオススメしたいです。頑張ってください! -
梅雨は紫陽花の色へのメッセージ
キャラクターの感情表現、動かし方が達者ですね。
いい描き手だな、と楽しく過去作品ともども拝見いたしました。
おそらく多くの編集が同じことを言うでしょうが、栗崎さんの作品は描きたい場面を出すことを優先して作られているようにお見受けします。
キャラクターにどんなことをさせたいか、どんな葛藤を乗り越えてどう変わってもらいたいか。こういったところでもっと期待感を持たせる作りにしてくれれば、オリジナルでも充分に戦える漫画が作れるのではないかと期待しています。
おそらく少年誌的な舞台設定で描かれるのを得意とされているようなので、青年誌の当方は担当希望を出さず、多くの編集の目に留まるようコメントのみ残しました。
引き続き読めること、楽しみにしております! -
金魚花火へのメッセージ
ご投稿ありがとうございます。
浴衣の女の子、儚くて美しい夏の日を描きたかったとのことですが、描きたいシーン、キャラの容姿といった造形などからお話を膨らませて漫画を作るのも、とてもいいやり方の一つだと思います!描きたいものを思いっきり描いているというのが、読んでいて実際伝わってきました。
一方で、このカップルって、高校生にも、中学生にも、大学生にも見えるし、もしかしたら社会人かもしれないけど、どうなんだろう?というのが、読んでいて気になったところです。二人は同じクラスの同級生にも見えるし、部活の先輩後輩かもしれないし、彼女達の紹介が作中内でされないままお話が進んでいくので、そのあたりのもやもやが晴れないままでした。
たとえば、学校での日常生活をまず描いて、読者にこのカップルは普段はこういう関係ということを提示した上で、祭りの日を描くと、学校の制服と浴衣、日中の学校での毎日とお祭りの夜という特別な1日という対比も生まれるので、栗崎さんの描きたかったものもより際立つのではないでしょうか。 -
魔女の鳥かごへのメッセージ
面白いです!
二度目のコメント、失礼します。
あまりにナチュラルにお風呂で一緒になっているくだりだけ、百合系作品に慣れていない読者の感覚からは乗っていけないだろうな、と思いました。
ですが周到に作り込まれた設定をうまく開示する手際の良さは、強く賞賛したいです。
第1話とありますしこの先の展開を訊きたい気持ちが強くなったもので、一度お目にかかれればありがたく、担当希望を入れました。
(特にそういう感じでない投稿でしたらご放念ください。1週間程度で取り消します)
多くの投稿でしっかり「癖(へき)」を前面に出し勝負してくださっている一貫した姿勢、自分は好きです。どうかよろしくお願いいたします。 -
魔女の鳥かごへのメッセージ
ご投稿ありがとうございました。コミックアース・スターの藤本です。
栗崎様の「魔女の鳥かご」楽しく拝読させていただきました。
リオとレインの可愛らしさが全面に出ていて、どのコマを見ても眼福でした!
また伏線の張り方も絶妙で、内側からは開かない門や魔女であること以外忘れてしまったリオなど、セリフだけでこの子にはなにかありそうだな…とうまく読者を誘導させるのも素晴らしかったです!
ストーリーがとても読みやすかったのですが、逆に展開に既視感があり、次を予想しやすかったように思います。
またせっかく可愛い少女たちが出てきているのに、ストーリーに都合よく動かされてしまっているように感じましたので、キャラクターたちをもう一度深堀りしてみると、その子らしいセリフや動き、それに伴った展開が見えてくるはずです。
そこがオリジナリティになるので、作品に組み込めると、読者の印象に残る作品になるかと思います。
少しでも栗崎様のお役にたてていれば幸いです。
この度は素敵な作品を投稿してくださりありがとうございました!