投稿作品
担当決定
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決定日:2018年03月22日
編集者メッセージ(新着)
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さよなら、ダ・ヴィンチ ~モナリザの解剖~へのメッセージ
作品世界に引き込まれ、18ページとは思えぬ読み心地でした!過去回想のシーンからは「照れ」や「逃げ」を感じず、真っすぐな人間ドラマを描ける方だと思いましたし、画面構成もとても上手いです。
一方で、他にも指摘があるように主人公の描き方にはやはり疑問が残ります。
・彼女の喪失を埋めようと解剖を続ける悲しい男の物語 なのか
・彼女ですら満足できずに解剖を続けるマッドな男の物語 なのか、
そのあたりがはっきりしないので礼太郎には「結局何がしたいの?」という気持ちしか起きませんでした。おそらく、目を引く冒頭を優先したことでキャラクター自体を十分に吟味できていなかったのではないでしょうか。「この人の今後も見たい!」と思われる主人公が描けていれば、より強い印象を残す作品になっていたと思います。
次回作を楽しみに待ちたい作家さんだなと思いました! -
さよなら、ダ・ヴィンチ ~モナリザの解剖~へのメッセージ
なるほど…! 自分の限界を認めるのは、勇気がいりますよね。ましてや芸術に生きる人にとっては…。才気ほとばしる狂人かと思わせて、その実は天才に憧れた凡人だった。認識が逆転した瞬間が気持ちよくて、しかもそこに夫婦の愛情、才能の限界を認める切なさが乗っかっていて、感動させられました。上手いと思います。 タイトルも素敵です。オトナのための漫画だと思いました。是非長編も読んでみたいです。
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さよなら、ダ・ヴィンチ ~モナリザの解剖~へのメッセージ
面白く拝読させていただきました。喉元にナイフを突き立てた描写が刺激的で、次のページを読みたいと思わせてくれました。もっともっと刺激的な描写で引っ張っていただきたいと思います。
ホラーとして読めばいいのか、人情モノとして読めばいいのか、読者にどんな感想を持ってほしいのかという意識をして作劇されると、もっとフォーカスの絞れた話になるかもしれません。
とはいえ、娘さんが可愛くて作品世界にぐんぐん引っ張られてしまいました。 -
さよなら、ダ・ヴィンチ ~モナリザの解剖~へのメッセージ
お上手な絵だなと思いながら読み始めて、4Pの女性の絵で、グッと作品世界に引き込まれ、夢中になって拝見させていただきました。とても完成度の高い作品ですね。
以下は細かい指摘にはなってしまうかもしれませんが、記載してみます。
(演出についての指摘として)6P1K目の礼太郎さんから、不気味さを感じさせたかったのかしれませんが、読んでいて礼太郎の「狂気」や「畏怖」のようなものを感じ取れず、ここで「???」という気持ちになってしまいました。もしここで「ぞっとさせたい」としたら、もっと読み手に「狂気」を印象付ける方法があるかもなと思いました。
(キャラクターについての指摘として)最後まで読んでもやや腑に落ちなかったのは、礼太郎は「モナリザと同じ受胎の喜びをたたえた女性を解剖して描くことに執着してるのか」
「愛する妻を失ったことを悲しんでいるのか」
どちらが礼太郎にとって大切なことなのか、両方なのか、両方だとしたら、なぜ解剖が必要なのか?とか、そのあたりの礼太郎の動機づけとか、やってることの必然性をもっと知りたかったなとは思いました。
とは言え、とても漫画力が高くて素晴らしいと思いました。 -
さよなら、ダ・ヴィンチ ~モナリザの解剖~へのメッセージ
非常にレベルが高い作品ですね!
絵と構成はほぼ満点なのではないでしょうか。
だからこそ目立つのがストーリーとキャラの「詰め」です。
・礼太郎の「美」への執念を描くには、まだまだ描写が足りない。
・回想で語られるあの女性でも未だに満足せず解剖を続けている理由がわからない。
・視点人物である甥の存在意義が希薄
という3点を感じました。
ここからはいち読者としての欲望ですが「読んでよかった」と思える何かがほしいです。
たとえば礼太郎をダークヒーローとして好きになれたら、この作品のファンになるのになと惜しく思いました。
いやー、でも、すごい作品です。
編集者メッセージ(いいね)
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さよなら、ダ・ヴィンチ ~モナリザの解剖~へのメッセージ
作品世界に引き込まれ、18ページとは思えぬ読み心地でした!過去回想のシーンからは「照れ」や「逃げ」を感じず、真っすぐな人間ドラマを描ける方だと思いましたし、画面構成もとても上手いです。
一方で、他にも指摘があるように主人公の描き方にはやはり疑問が残ります。
・彼女の喪失を埋めようと解剖を続ける悲しい男の物語 なのか
・彼女ですら満足できずに解剖を続けるマッドな男の物語 なのか、
そのあたりがはっきりしないので礼太郎には「結局何がしたいの?」という気持ちしか起きませんでした。おそらく、目を引く冒頭を優先したことでキャラクター自体を十分に吟味できていなかったのではないでしょうか。「この人の今後も見たい!」と思われる主人公が描けていれば、より強い印象を残す作品になっていたと思います。
次回作を楽しみに待ちたい作家さんだなと思いました! -
さよなら、ダ・ヴィンチ ~モナリザの解剖~へのメッセージ
非常にレベルが高い作品ですね!
絵と構成はほぼ満点なのではないでしょうか。
だからこそ目立つのがストーリーとキャラの「詰め」です。
・礼太郎の「美」への執念を描くには、まだまだ描写が足りない。
・回想で語られるあの女性でも未だに満足せず解剖を続けている理由がわからない。
・視点人物である甥の存在意義が希薄
という3点を感じました。
ここからはいち読者としての欲望ですが「読んでよかった」と思える何かがほしいです。
たとえば礼太郎をダークヒーローとして好きになれたら、この作品のファンになるのになと惜しく思いました。
いやー、でも、すごい作品です。
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さよなら、ダ・ヴィンチ ~モナリザの解剖~へのメッセージ
お上手な絵だなと思いながら読み始めて、4Pの女性の絵で、グッと作品世界に引き込まれ、夢中になって拝見させていただきました。とても完成度の高い作品ですね。
以下は細かい指摘にはなってしまうかもしれませんが、記載してみます。
(演出についての指摘として)6P1K目の礼太郎さんから、不気味さを感じさせたかったのかしれませんが、読んでいて礼太郎の「狂気」や「畏怖」のようなものを感じ取れず、ここで「???」という気持ちになってしまいました。もしここで「ぞっとさせたい」としたら、もっと読み手に「狂気」を印象付ける方法があるかもなと思いました。
(キャラクターについての指摘として)最後まで読んでもやや腑に落ちなかったのは、礼太郎は「モナリザと同じ受胎の喜びをたたえた女性を解剖して描くことに執着してるのか」
「愛する妻を失ったことを悲しんでいるのか」
どちらが礼太郎にとって大切なことなのか、両方なのか、両方だとしたら、なぜ解剖が必要なのか?とか、そのあたりの礼太郎の動機づけとか、やってることの必然性をもっと知りたかったなとは思いました。
とは言え、とても漫画力が高くて素晴らしいと思いました。 -
さよなら、ダ・ヴィンチ ~モナリザの解剖~へのメッセージ
なるほど…! 自分の限界を認めるのは、勇気がいりますよね。ましてや芸術に生きる人にとっては…。才気ほとばしる狂人かと思わせて、その実は天才に憧れた凡人だった。認識が逆転した瞬間が気持ちよくて、しかもそこに夫婦の愛情、才能の限界を認める切なさが乗っかっていて、感動させられました。上手いと思います。 タイトルも素敵です。オトナのための漫画だと思いました。是非長編も読んでみたいです。
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さよなら、ダ・ヴィンチ ~モナリザの解剖~へのメッセージ
面白く拝読させていただきました。喉元にナイフを突き立てた描写が刺激的で、次のページを読みたいと思わせてくれました。もっともっと刺激的な描写で引っ張っていただきたいと思います。
ホラーとして読めばいいのか、人情モノとして読めばいいのか、読者にどんな感想を持ってほしいのかという意識をして作劇されると、もっとフォーカスの絞れた話になるかもしれません。
とはいえ、娘さんが可愛くて作品世界にぐんぐん引っ張られてしまいました。