編集者メッセージページ

  • 極力セリフを削って表現しようと挑戦なさった作品だとは思いますが、ネームだからというのを差し引いても、「誰が」「いつ」「何をして」「何を想う」話なのか、摑みにくいになってしまっていますね。

    母親は亡くなってしまっているのでしょうか。その事実がなんとなくボカされている印象なので、そこは読者にストレートに伝えてしまってもよかったと思います。

    ページやセリフが少ないため、ダイジェスト感が出てしまっているのも勿体ないところです。たとえるなら、ミュージックビデオを消音で見ている感覚に近いでしょうか。大切な家族を失った遺族の喪失感、人間関係、葛藤、克服にスポットを絞り、そこで起きるドラマをもう少し詳しく読ませてほしかったですね。

    この度はご投稿いただき、ありがとうございました!

    2021/07/21 14:23

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