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あまくない。

はこ

★10 7,075

最新話公開 2018年03月01日 第1話公開 2018年03月01日

画面共々ちょっと暗めのお話なのですが、当時はこれしかない…と盲目に執筆していたのを思い出しました。

2016年9月末に初めて持込(他出版社)に行った時の作品です。こちらでもご意見をお聞きしたいと投稿しました。

担当決定済み

もくじ

  • 第1話

    公開日:2018年03月01日

    ★8

編集者メッセージ(新着)

  • カケアミの密度と圧倒的な絵面の重さに、情念を感じました‥‥。(←褒め言葉)

    まず最初に「作者のはこさんってどんな人なんだろう?」と気になったので、そういう意味でも作家の個性というか、武器になる部分が見受けられる作品でした。とにかく絵に対する思い入れが凄いし、その思いを証明するように画力も高いので、これからまだまだ伸びていけると感じます。

    あくまで個人的な提案ですが、

    ①もっとセリフを整理して絞ること。
    ②シーンの中で〝間〟を意識的にとり、物語にテンポ感を出すこと。
    ③顔の描写だけではなく、手の演技や情景などに気持ちを代弁させること。

    上記の3点を工夫するだけでも、さらに読みやすくなって多くの人に響く作品になると思いました。

    ひと作品描き上げるのにも大変な時間と努力を要する作風なのは重々承知しておりますが、できれば次々と作品を描いていって欲しいです。

    2018/03/03 05:27
  • 網膜に沁み込んでくるブラッキーな世界観!
    しっかり胸倉を掴まれましたよ!
    誰も持ってない武器をすでに持たれていると思います。
    その武器をさらに磨き上げて、一級品に仕上げてみてください。。
    痛くてダークで悲しくて、そして愛しく切ない人間ドラマを読んでみたいです。

    2018/03/02 14:49
  • 人間の黒い部分を描くことに真っ向から挑んでいて素晴らしいと思いました!
    「君が千代子の事 屋上から落としたんだよね」と佐藤くんが告げるシーンは衝撃でしたし、そこから主人公の独白で醜い部分がどんどん浮き彫りになっていく様は恐ろしかったです…。「ああ、だから序盤でモノローグ入らなかったのか」と思いました笑

    表情の描き込みにもめちゃくちゃ力が入っていて、原稿からはこさんの熱量を感じました!特に綺麗な目と汚い目をしっかり描き分けているのが良いですね。

    僭越ながら1点だけ意見を申し上げるとすれば、最後の「元彼である」という情報が「屋上から落とした」情報より強く見える構成だと、さらに良かったなと思いました。
    湊かなえ先生の『告白』しかりですが、最大の驚き(恐怖)は最後にあるべきなので、その為には読者が佐藤くんを1mmも怪しいと感じないようにミスリードしておくべきだったかもと思います。現状「佐藤くんが復讐をしている」ということが、読者に少しバレる演出になってしまっているので、その点だけがもったいなかったです。
    とはいえ、ビックリ二段構えの難しい構成でこの話を描かれたことは素直にスゴいことだと思うので、ぜひさらにチャレンジを続けて下さい。
    次作も期待しております!

    2018/03/02 03:34
  • この描き込み量…! これで32P描ききっただけでも、この作品は価値があると思います。神は細部に宿るらしいですからね。コマ割りが細かすぎたり、吹き出しの位置が少し気になったりしましたが、画面からオーラというか、有無を言わさない迫力を感じました。そして何より、これだけ美しい絵で人間の醜さを執拗に描くそのギャップに痺れました。キャラクターにピッタリ合ったキャラデザができているというのも武器だと思います。是非他の作品も見てみたいです。

    2018/03/02 03:27

編集者メッセージ(いいね)

  • この描き込み量…! これで32P描ききっただけでも、この作品は価値があると思います。神は細部に宿るらしいですからね。コマ割りが細かすぎたり、吹き出しの位置が少し気になったりしましたが、画面からオーラというか、有無を言わさない迫力を感じました。そして何より、これだけ美しい絵で人間の醜さを執拗に描くそのギャップに痺れました。キャラクターにピッタリ合ったキャラデザができているというのも武器だと思います。是非他の作品も見てみたいです。

    2018/03/02 03:27
  • 網膜に沁み込んでくるブラッキーな世界観!
    しっかり胸倉を掴まれましたよ!
    誰も持ってない武器をすでに持たれていると思います。
    その武器をさらに磨き上げて、一級品に仕上げてみてください。。
    痛くてダークで悲しくて、そして愛しく切ない人間ドラマを読んでみたいです。

    2018/03/02 14:49
  • カケアミの密度と圧倒的な絵面の重さに、情念を感じました‥‥。(←褒め言葉)

    まず最初に「作者のはこさんってどんな人なんだろう?」と気になったので、そういう意味でも作家の個性というか、武器になる部分が見受けられる作品でした。とにかく絵に対する思い入れが凄いし、その思いを証明するように画力も高いので、これからまだまだ伸びていけると感じます。

    あくまで個人的な提案ですが、

    ①もっとセリフを整理して絞ること。
    ②シーンの中で〝間〟を意識的にとり、物語にテンポ感を出すこと。
    ③顔の描写だけではなく、手の演技や情景などに気持ちを代弁させること。

    上記の3点を工夫するだけでも、さらに読みやすくなって多くの人に響く作品になると思いました。

    ひと作品描き上げるのにも大変な時間と努力を要する作風なのは重々承知しておりますが、できれば次々と作品を描いていって欲しいです。

    2018/03/03 05:27
  • 人間の黒い部分を描くことに真っ向から挑んでいて素晴らしいと思いました!
    「君が千代子の事 屋上から落としたんだよね」と佐藤くんが告げるシーンは衝撃でしたし、そこから主人公の独白で醜い部分がどんどん浮き彫りになっていく様は恐ろしかったです…。「ああ、だから序盤でモノローグ入らなかったのか」と思いました笑

    表情の描き込みにもめちゃくちゃ力が入っていて、原稿からはこさんの熱量を感じました!特に綺麗な目と汚い目をしっかり描き分けているのが良いですね。

    僭越ながら1点だけ意見を申し上げるとすれば、最後の「元彼である」という情報が「屋上から落とした」情報より強く見える構成だと、さらに良かったなと思いました。
    湊かなえ先生の『告白』しかりですが、最大の驚き(恐怖)は最後にあるべきなので、その為には読者が佐藤くんを1mmも怪しいと感じないようにミスリードしておくべきだったかもと思います。現状「佐藤くんが復讐をしている」ということが、読者に少しバレる演出になってしまっているので、その点だけがもったいなかったです。
    とはいえ、ビックリ二段構えの難しい構成でこの話を描かれたことは素直にスゴいことだと思うので、ぜひさらにチャレンジを続けて下さい。
    次作も期待しております!

    2018/03/02 03:34

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