DAYSNEOへの投稿ありがとうございます！
「沸騰」、面白く拝読いたしました。物凄い作品でした。大人と子供、正義感と保身、理想と現実の狭間でどちらにも突き抜けられない、息の詰まるような感覚が、鮮明に描きだされていました。
主人公が人気者の先生を軽蔑するキッカケになった「バカがうつる」というセリフを、巡り巡って主人公が咄嗟に口にしてしまう（そしてそこが最も読者の緊張感が高まるシーンとして配置されている）という構成もバッチリはまっていました。ラストシーンは抽象的な演出は良いのですが、もう少し読者をこういう気持ちにさせたい、という狙いを持てるとより良くなったかと思います。
作画希望とのことでしたが、ストーリーを作る力も十分お持ちだと思います。これほどの心理解像度の高さとそれを読者にも味わわせられる表現力の高さは素晴らしいですし、何よりコレを描けるRimeさんがこの世界をどう見つめて何を考えているのかを知りたくなりました。
ぜひ一度お話できますと嬉しいです。
担当希望を出させて頂きますので、よろしくお願いいたします！

DAYS NEOへの投稿ありがとうございます！
電柱ムカデ、殺戮ロボ、蛇のような電源コード‥‥大塚さんの描く人工物のようなちょっと不思議な生き物たち、読んでいてとてもワクワクしました！特に電柱ムカデと電源コードに関しては、本当にふと外をみたらいるんじゃないかと思わせるような設定、造形の妙が素敵。思わず探してみたくなりました。
登場するキャラクターたちの優しさと強さも大塚さんの作品の魅力です。自然と応援したくなるような好感度の高い主人公たちを描けています。ここぞというときのセリフもスッと胸に入ってくる鋭さがあります。読者を「いい気持ち」にさせたいという大塚さんの試みがしっかり機能しています。まだ3作を拝見した限りではありますが、いずれも明るくて爽やかで、読み終わったら元気になれるお話たちでした。
絵の方はまだ伸びしろあるかと思いますが、回を重ねるごと上達していますし構図なども挑戦が見えて素晴らしいです。
今後とも大塚さんの好きなものを存分に描いていって下さい！
そのお手伝いができると嬉しいです。担当希望させて頂きますのでご縁がありましたらよろしくお願いいたします。

DAYS NEOへの投稿ありがとうございます！

以前Twitterで拝見した時も「余命アイドル」というアイディアの尖り方に痺れた覚えがあります…インパクトの強い題材の面白さもさることながら、今際四季というキャラクターが大変魅力的でした！
ぶりっこアイドルモードと口も態度も悪い中にどこか冷めたものが見える素顔のギャップ、余命僅かな自分自身をセルフプロデュースする強かさを持ちつつ、それでいて自分の死に怯える年相応な弱さも当然持っていて…と一人の人間としてのキャラクターを描き魅せるのがとても上手だなと思いました。…それだけに、天使というキャラクターがそういう存在で、何を考えているのかもう少しわかりやすく描写できればよりこの四季と天使二人の物語を面白いものに出来るのではないかと思います。

また、セリフでシーンのドラマ性を説明しすぎてしまう傾向がややあるように感じました。その結果、「本当の私は…その横で擦り減っていく～『死』が怖いと…泣きじゃくってる…」「置き去りにしないで‼こんな冷たい…灰色の…東京…っ‼」など詩や小説をそのままキャラクターに喋らせたように、セリフが芝居がかって嘘くさくなってしまった場面があるのがとても惜しいです…
「余命アイドル」という題材や53pのような劇的な絵など、読者の心に引っかかる棘のようなものを生み出すのがとても上手な方と拝察しますが、セリフに関してはその試みがくどさに繋がってしまっている印象です。ここぞというところで使えれば極めて効果的な演出に繋がるので、加減の調節だけ意識してみると良いかと思います。

改善の余地はありつつも、全体的な実力の高さと読者を楽しませようという意志が感じられる優れた作品だと思いました。さりい・Ｂさんの強みを活かした他の作品もぜひ拝見したいです！担当希望を出させて頂きますので、何卒よろしくお願いいたします。

DAYSNEOへの投稿ありがとうございました！
「ソシャゲを作るお仕事」以前SNS経由で拝見したときからとても素敵なお話で印象に残っておりました…！

主人公の豊かな表情がとても素晴らしく、ソシャゲの魅力を語っているときのキラキラした笑顔、はるのを売ると決意したときのキリッとした瞳、アイディアが止まらず夢中になって作業しているときの姿など、どれも生き生きとしていて可愛い！純粋な感情がそのまま表情に現れる主人公の魅力にも繋がっています。すこやか君と花守さんの方も拝見しましたが、この真っすぐな性格をした好感度の高いキャラクターを描けるのは胡麻野まどさんの強みの一つですね！
「ソシャゲの不人気キャラを売る」というストーリーも明快でわかりやすく、またいちソシャゲプレイヤーとしてグッとくるものがありました……SSR演出のシーンは自然に脳内でムービーが再生されました！
自分の推しキャラをこう扱ってもらえたら嬉しいというポイントが押さえられているので、主人公の目標達成の説得力も十分です。
ただ主人公の動機や「全てのキャラクターと真摯に向き合う」という理念の描写はやや弱い印象でした。また不人気キャラを売るという中々の困難が案外あっさり解決できたように見えているのもこの辺の描写不足が一部原因かと思います。見せ場の盛り上がりに直結する部分なので勿体ない…！
どうして主人公がはるのを売ると宣言したのか、どうして主人公は人気キャラの推し以外の全てのキャラクターにまで強い思いを抱いているのか、といった部分を明示することで、困難に挑む主人公の姿勢ひいてはお話全体の軸がしっかり見えるようになるかと思います。

長々と申しましたが、胡麻野さんは人の心が動く瞬間に対するセンスが鋭い作家さんだなと思っております。
ぜひ今後の作品創りについて一度お話させて頂けますと嬉しいです！
担当希望を出させて頂きますので、何卒よろしくお願いいたします。

DAYSNEOへのご投稿ありがとうございます！

優しい絵と優しいお話、読後温かい気持ちになれる素敵な作品でした。
クラスメイト一人一人にちゃんと名前があって、じょんたろうさんがキャラクターたちを大切にしていることが伝わってきました。おそらく個々のプロフィールもちゃんとご準備なさっているのでは？キャラクターの表情が豊かなのもとても良くて、愛を感じる描きぶりでした！

とても丁寧なネームなのですが、やや読みづらさを感じる部分がありました。
原因は端的に「文字量の多さ」かなと思います。特にp40-41辺りが顕著ですが、じょんたろうさんの描きたいものが溢れすぎて一コマ、一ページに載っているセリフとモノローグの量がとにかく多い！何とかここを吟味してあげるとグッと読みやすくなると思います。
あと個人的にもったいないなと感じたのはp23-24で小山さんがジムのコーチに気に入られるシーンです。
せっかく「良い目をしている」とセリフにあるのでp23で小山さんが自己紹介をしているところでちゃんと燃える目を描いてあげた方が良いのではないでしょうか！

青年誌志望とのことですが、一度じょんたろうさんの描きたい漫画のお話をさせて頂けますと嬉しいです！担当希望お出ししますので、よろしくお願いいたします。

DAYSNEOへの投稿＆8ページ漫画賞へのご参加ありがとうございます！
「久しぶりだなァ」と言いながら現れる悪役がすっかりヒーローに忘れられていて…というツカミがまず上手ですし（ただ、もう少しコマを使ってレッドが返事をしない＝忘れているというところは演出できたらより良かったかもしれません！）、ラストにちゃんとグッとくる良い見せ場が描けているのも大変素晴らしいです！8pの中でよくぞここまで…！この短いページ数の中での構成としてはバッチリはまっていました。また、過去作も拝見いたしましたが、着実に上達なさっていますね…！相当努力を重ねられたのだと思います。その道程をご一緒させて頂けると嬉しいです！ぜひ一度お話させて頂けますと幸いです。よろしくお願いいたします。

DAYS NEOへの投稿ありがとうございます！
強くてかわいいが結局は最強なんですよね、本当に。はい。
この一枚目の引力が凄くて見事に引っ張られました……強引な勢いがありながら妙にスッキリした読後感のあるオチのつけ方も素晴らしいです。神が出てきたところなんて本当に爆笑しました。お前もなんかい。強いて言うなら、「強くてかわいい女の子になりたい」という先生の長年の願いにもっと切実さ、悲願であることを感じさせるような描写があれば、ラストシーンでのカタルシスが大きくなりますし、ｲｲﾊﾅｼﾀﾞﾅｰから「なんかいい話だったな…」までには面白さの説得力が上がるかなと思います。とはいえ8pでそこまで詰められるかは微妙なラインですし、既に8pで出来る限り面白い要素を詰め込もうとしている姿勢は見えます！！絵毎さんが他にどんな作品を普段描いていらっしゃるのかぜひ一度お話うかがえると嬉しいです！担当希望を出させて頂きますので、よろしくお願いいたします。

DAYSNEOへの投稿ありがとうございます！
他者との関係というものに対する解像度がはちゃめちゃに低いメカのαが、非合理で非効率的と見下していた人間のソレを知ることで、自分の「好き」の解像度を上げていく、という構成が大変良かったです。読んでいて、αと一緒になって「好き」というこのくすぐったくてもどかしい気持ちの輪郭をしっかり確かめなおしているような気持になりました。
前作と比べても分かりやすくなっているなとは感じましたが、ただ、それでもまだ「分かりにくい」と言わざるを得ません。
一つ一つのシーンがどんな状況なのか、何を伝えたい何を目的にして描かれたシーンなのかが読んでいてハッキリ伝わってこないままどんどん次のシーンへと移り変わっていく。そのために「わからない」が積もり重なったまま物語が進み、終わってしまう。その最大の原因は説明不足にあると感じています。主人公とα…というよりほぼαのペースで話が進むので読者が置いてけぼりになっていると言い換えても良いかもしれません。二人の会話がイマイチ噛み合ってないのも一因かなと思います。冒頭の「僕には～親兄弟などない」→「そういやより強い無人機開発のために～」辺りは完全に独り言状態ですし、その後も少し会話が成立したらαが人間を馬鹿にして主人公がキレるの流れになってしまい、一つ一つのシーンにオチがついていないまま流れたような感覚になります。こういった細かい部分を丁寧に描いてあげることで、わかりにくさは相当改善されるように思えます。
前作も踏まえて、きっとご自身の好きなもの、描きたいものをしっかりお持ちなのかなと拝察いたしますが、
ぜひ一度お話を聞かせて頂けますと嬉しいです！担当希望を出させて頂きますので、よろしくお願いいたします。

DAYSNEOへの投稿ありがとうございます！
めちゃめちゃ好きです！！！！！続きが読みたくなりました…！！！

まず絵が良いです。パッと見ただけで読者を誘う引力をお持ちだと思います。私は見事にサムネイルで惹かれました。狼さんの表情や10P以降の赤ずきんちゃんの可愛くて怖いギザ歯笑顔に大変なこだわりと「癖（ヘキ）」を感じます。ソックスガーター金髪青目ショタだけ作画が違う小技もいいですね！

一方でお話の構成に関しては、この作品を読み切りにするにしても、連載の一話目にするにしても、もう一考が必要かなと思いました。
現時点ではこの作品のメインジャンル、売り、一番楽しみな部分がコメディなのか恋愛・エロなのか読者が迷ってしまう状態です。「オススメの○○漫画です」と紹介されるとき、その○○の中に何が入ってほしいのかを考えてみてください！私個人としてはこの作品は赤ずきんと狼の餌×捕食者の駆け引き（エッチな意味）や二人のあべこべな関係性の揺れ動きで読者を楽しませる作品だと思ったので、そうであるならばもっとその読者にとって美味しいシーンはページ数多く描いてくれた方が嬉しくなります。逆に「いや、この作品最大のウリはギャグです！」という場合はお話の本筋に笑いの要素をドンと置く（例えば狼さんが赤ずきんちゃんに翻弄されている様をコミカルにするとか…？）と良いのかなと思います。

プロ志望とのことですが、ぜひヤンマガに興味を持っていただけると嬉しいです！
担当希望を出させて頂きますので何卒よろしくお願い申し上げます。

DAYS NEOへの投稿ありがとうございます！
シュールな展開ながら、そのツッコミに気を取られすぎず町田と及川の二人の物語が追える構成が上手だなと思いました。演出力も高くて魅力的な画面が作れているところも素晴らしいです！！町田と及川の間に漂う一歩寄っては二歩離れるような空気間、「ウチらってこうだよね」と相互に確認しあって友情の輪郭をなぞるあの感じが繊細に描かれていて、中学生のそのいじらしさが心の奥にズンと突き刺さりました。特にp.38からのやりとりは本当に読んでいて胸がギュ～～ッとしました……
強いて言うならば読者的に本田先生をシンプルに悪役としてみればよいのか同情すればよいのか迷う部分があったので、本田先生の描き方はもう少し整えられるといいかなと思いました。ぜひ一度お話をさせて頂けますと幸いです。担当希望を出させて頂きますので、よろしくお願い申し上げます。