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砂塵のララバイ

山川夏海

編集者のみ閲覧可能
★6 561

最新話公開 2023年09月09日 第1話公開 2023年09月09日

ある老人が昔経験した不思議な出来事

1作目で、制作期間は約10か月。
怖くて美しい話を描きたいです。

担当決定済み

もくじ

  • 第1話

    公開日:2023年09月09日

    ★3

編集者メッセージ(新着)

  • 素晴らしい作品でした!緻密な描き込みと、砂漠で巻き起こる奇妙で温かなストーリー。ラクダが並ぶ見開きには魅了されてしまいました。正直、1作目でこれだけ描けるというのはちょっと信じられないです。イラストレーターなど何か他のお仕事をされていたのでしょうか?

    今後に向けて僭越ながらアドバイスをさせていただくと、まだこの物語の中にはキャラが存在していないように見えます。語り部主体で描かれているので当たり前なのですが、やはり漫画を描くならキャラが最重要です。今は一人称で語られる世界の中に絵が添えてあるといった感じなので、もっとキャラクター同士の会話であったり、生活の様子であったり、彼らの生き様を知ってみたいと思いました。主人公と真逆の性格の人物をぶつけると割と物語がうまれやすいので、ぜひ次は他のキャラクターも出してみてほしいです。

    僕は世界を描いた作品が好きです。これまでにも東ドイツ・満州・インドなど様々な国を舞台にした漫画を担当してきました。漫画を通して新しい世界を知る、という経験は何にも代え難いものです。山川さんの描く世界はもっと多くの人に届くべきですし、僕もそのお手伝いがしたいと思いました。ぜひ一度山川さんのお話を聞かせていただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。

    2023/09/16 00:20
  • 力作のご投稿ありがとうございます。

    違和感のない語り部と、繊細なタッチ。短いページながらも漫画の世界に没入していました。
    説明にもあった怖くて美しい世界でした。

    よく登山で遭難した人が幻想を見る。と聞きますがそれに近しいものを体感した気になれました。それほどまでに漫画の作り込みがよかったと思います。

    僭越ながらアドバイスをさせていただきますと、小説や映画などで物語を進める手法として「信頼できない語り手」というものがあります。そしてこの手法を生かすために必要なことがキャラクターの確立になります。本作ではそこが足りていないように感じました。
    そのため、語り部である老人がどういう人物なのか(元気な老人なのか、病を患っているのか等)、というキャラクター説明を加えることでより、青年誌ぽさがでるのではと感じました。
    違和感がない語り部であったがゆえに、物語に没入できるという側面もありました。


    とはいえ、とても面白い作品でした。
    ぜひ一度お話を伺いたいのです。
    担当希望を出させていただきますので、お話だけでも伺えると幸いです。
    何卒宜しくお願い致します。

    2023/09/15 12:32
  • 
ご投稿頂きありがとうございます!

    素晴らしい作品、何よりも絵のクオリティに驚きました!
    日本の漫画とヨーロッパのバンド・デシネの中間で、フランス人としてはとても馴染みやすい絵でした。
    背景も人物も細かいペン画で描かれていますが、ソフト印象もあります。
    砂漠の王の顔と服(勝手に王を呼んですみません)の線は銅板のエッチングに見えます。他の人物と違うタッチなので、キャラクターが「特別」な存在というヒントが読者に伝わってきます。

    ストーリーと雰囲気は神秘的です。
    弊社はフランスの出版社としてフランス市場をターゲットにしています。
    フランスではコミックは芸術とみなされ、読者は際立った美意識を持つ作品に敏感です。

    弊社のカタログには、本作のようにリアルなタッチの作品もあります。
    黒井白先生の『リバイアサン』(弊社のオリジナル作品)や、日本でコミックビームで連載される田邊剛先生によるラヴクラフト作品のコミカライズのフランス語などあります。

    もしよかったら、これから作りたい話について是非伺わせえて頂きたいと思います。担当希望をしました。弊社はフランスの漫画出版社ですが、東京にオフィスがあります。
    ご検討の程よろしくお願いします!

    2023/09/13 22:16

編集者メッセージ(いいね)

  • 素晴らしい作品でした!緻密な描き込みと、砂漠で巻き起こる奇妙で温かなストーリー。ラクダが並ぶ見開きには魅了されてしまいました。正直、1作目でこれだけ描けるというのはちょっと信じられないです。イラストレーターなど何か他のお仕事をされていたのでしょうか?

    今後に向けて僭越ながらアドバイスをさせていただくと、まだこの物語の中にはキャラが存在していないように見えます。語り部主体で描かれているので当たり前なのですが、やはり漫画を描くならキャラが最重要です。今は一人称で語られる世界の中に絵が添えてあるといった感じなので、もっとキャラクター同士の会話であったり、生活の様子であったり、彼らの生き様を知ってみたいと思いました。主人公と真逆の性格の人物をぶつけると割と物語がうまれやすいので、ぜひ次は他のキャラクターも出してみてほしいです。

    僕は世界を描いた作品が好きです。これまでにも東ドイツ・満州・インドなど様々な国を舞台にした漫画を担当してきました。漫画を通して新しい世界を知る、という経験は何にも代え難いものです。山川さんの描く世界はもっと多くの人に届くべきですし、僕もそのお手伝いがしたいと思いました。ぜひ一度山川さんのお話を聞かせていただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。

    2023/09/16 00:20
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ご投稿頂きありがとうございます!

    素晴らしい作品、何よりも絵のクオリティに驚きました!
    日本の漫画とヨーロッパのバンド・デシネの中間で、フランス人としてはとても馴染みやすい絵でした。
    背景も人物も細かいペン画で描かれていますが、ソフト印象もあります。
    砂漠の王の顔と服(勝手に王を呼んですみません)の線は銅板のエッチングに見えます。他の人物と違うタッチなので、キャラクターが「特別」な存在というヒントが読者に伝わってきます。

    ストーリーと雰囲気は神秘的です。
    弊社はフランスの出版社としてフランス市場をターゲットにしています。
    フランスではコミックは芸術とみなされ、読者は際立った美意識を持つ作品に敏感です。

    弊社のカタログには、本作のようにリアルなタッチの作品もあります。
    黒井白先生の『リバイアサン』(弊社のオリジナル作品)や、日本でコミックビームで連載される田邊剛先生によるラヴクラフト作品のコミカライズのフランス語などあります。

    もしよかったら、これから作りたい話について是非伺わせえて頂きたいと思います。担当希望をしました。弊社はフランスの漫画出版社ですが、東京にオフィスがあります。
    ご検討の程よろしくお願いします!

    2023/09/13 22:16
  • 力作のご投稿ありがとうございます。

    違和感のない語り部と、繊細なタッチ。短いページながらも漫画の世界に没入していました。
    説明にもあった怖くて美しい世界でした。

    よく登山で遭難した人が幻想を見る。と聞きますがそれに近しいものを体感した気になれました。それほどまでに漫画の作り込みがよかったと思います。

    僭越ながらアドバイスをさせていただきますと、小説や映画などで物語を進める手法として「信頼できない語り手」というものがあります。そしてこの手法を生かすために必要なことがキャラクターの確立になります。本作ではそこが足りていないように感じました。
    そのため、語り部である老人がどういう人物なのか(元気な老人なのか、病を患っているのか等)、というキャラクター説明を加えることでより、青年誌ぽさがでるのではと感じました。
    違和感がない語り部であったがゆえに、物語に没入できるという側面もありました。


    とはいえ、とても面白い作品でした。
    ぜひ一度お話を伺いたいのです。
    担当希望を出させていただきますので、お話だけでも伺えると幸いです。
    何卒宜しくお願い致します。

    2023/09/15 12:32

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