プロフィール

ビッグガンガン 丸山

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経歴

《職歴》
◇『株式会社ウェイブ』にて、電子向けコミックの編集を10年経験。
 電子公告やSNSからバズり、書籍化・映像化する作品を手掛けてきました!

◇2023年9月より、『ビッグガンガン』編集部に入社。
 これからご一緒に作品立ち上げを目指せる作家さんを求めています!

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《自己紹介》
◇学生時代はハガキ職人、オリジナル同人誌の制作をしていました。
 創作活動の喜びや大変さを経験し、全ての創作者へ尊敬の気持ちを忘れず、
 担当させていただきます!
 (プロフィール画像は自分で描きました。ハリネズミ、可愛くて好き。)

◇個人的にはチャンバラアクション、甘酸っぱい恋愛モノの漫画が好き!
 しかし、男性向け・女性向け問わず幅広いジャンルを担当してましたので、
 どのジャンルにも抵抗感なく、関心を持って取り組めます。

◇エンタメでは、どんでん返しや意表を突く展開があるものが好き!
 『初見の驚きや感動は、人生一度きり』だからこそ、
 自身でも新しい経験や挑戦をし続けたいと考えています。
 『読者をビックリさせてやろう』という心意気の人を歓迎します!

◇MBTI診断は『INFJ(提唱者)』です。
 人の感情を深く想像して、読者の感情を動かすアドバイスができます。
 誠実な対応を心掛け、信念をもってお仕事させていただきます。

担当作

これから一緒に作っていきましょう!

メッセージ

これまで電子コミック業界で『バズる漫画』を目指して、手掛けてきました!そんな読者さんの心に化学反応を起こす作品を、一緒に作りましょう!もちろん、初めての編集者とお仕事するのは不安もあると思います。作家さんの想いやこだわりも大切に、また狙いや意図を明確にしたご提案ができるよう心がけていますので、是非頼りにしてください。

リンク

新着メッセージ

  • 高校女子硬式野球選手権の決勝が甲子園球場で開催されることになったニュースがまだ記憶に新しいですが、「甲子園」という球児にとって夢の舞台に立つことができない女子選手のやるせない気持ちが伝わってきて、興味深く拝読させていただきました!

    やはり野球に限らず、子どもの頃に抱いた夢を大人になるにつれて現実を知って諦めてしまうというのは、青春時代の苦い経験として共感を呼ぶテーマですね。
    子どもの頃は女子に体格もメンタルも負けていた男子が、いつの間にか身体能力的に逆転してしまう…というのも現実的にありそうな出来事ですが、戸賀くんが甲子園で活躍しているのを知るシーンは、女子たちがやっぱり野球が好きで気になってしまう様子や俯瞰したような発言でからかう態度もリアリティあるように感じました…!
    「戸賀は男子だよ、無理でしょ」「受験もあるし…野球ばっかやってらんないでしょ」と現実的なことを言って、野球から距離を取るみやびの様子には、兄との思い出を知っている読者としては応援したい気持ちになりつつ、高校生にもなれば諦めざるを得ないよな…と現実がのしかかりますね。

    そんな葛藤を抱えたみやびがバッティングセンターで反射的に打ち返してしまうシーンは、お話の展開としても場面の絵としても球が飛んでいく様子が視線で綺麗に追えてスカッとしました~!最後の一打の際に、みやびが見せる曇りが晴れた笑顔や、おじいちゃんのバット投げも気持ちいいですね!

    ただ、そういった現実的な葛藤や不満を感じられるお話だったところ、神様というフィクション感の強いキャラクターの登場が浮いてしまう印象もあり、また神様の力としては「1年間限定で女子選手が甲子園に参加できる」だけだと、男女の体格や筋肉量の差を埋められずに終わってしまうのではないかな…と、劇的な展開が期待しづらいラストになってしまったように感じました。(この後の展開で明らかになるのかも…?ただお話の引きとしては、もっと神様の力を感じられるような展開や、強みが得られたりした方が続きが期待できてよいのではないかと思いました。)

    フラストレーションを抱えた人物の内面描写、個性豊かなキャラクター、絵でスカッとする見せ場の描写…と、大変魅力のある作品作りをされているのを感じ、是非ご一緒に作品作りをさせていただきたく、担当希望を出させていただきます!
    ご検討の程よろしくお願いいたします!

    2023/12/18 17:25
  • こちらの作品、Xでも拝読させていただきましたが、読み終えてホロリと胸が温まるお話で素敵でした…!
    頑固なおじいさんが、おばあさんが離婚を考えているかも…という不安になって、不器用にも喜ばせてあげようと奮闘する姿は、それがうまくいかなくてもおじいさんの愛情を感じられてほっこりしますね。
    ケーキ屋さんで、どっしり腰を据えて眉間にしわを寄せながらケーキ選びに迷っている姿の浮きっぷりも、そんな不器用な愛情を感じられて愛らしいです!

    長年連れ添った夫婦でも、いつかどちらかが先に逝ってしまって遺される人間が出てくるというのは、確かに心細く寂しいですね…。
    しかしこうして死に別れる前に歩み寄って、おばあさんのためにアルバムを作ることが出来たのは、おじいさんとしても悔いなく送り出すことができてこれからの余生の支えになるのだろうなと、どこか前向きさも感じられる読後感の良いエンディングにも感じました。
    最後の「お前が先で良かった」という台詞にも、寂しがりなおばあさんを遺さずに見送れて良かったというおじいさんの愛情を感じられて、アルバムを作ってから亡くなるまで仲の良い夫婦だったことが伝わってきてグッときました…!

    個人的にはお話で重要なアイテムとなるアルバムは、もう少しどんな内容になっているか見てみたいな…と感じました!
    娘のアルバムを見て「えらいチカチカしてるな」とおじいさんが言っているので、おじいさんなりに何か飾りつけをしてあったりしても、ただ写真を貼り付けるだけじゃないおじいさんの愛情が感じられそうで良さそうですね。
    また、おじいさんの性格としては自分のことはあまり写真にとらずに、おばあさんのことばかり撮影していたんじゃないかと思いますので、おばあさんに強引に腕を引かれて一緒に写っている若い頃の写真など、2人の関係性やキャラクターが伝わるショットなんかも素敵だと思います!

    また、最後の若い頃の2人の回想シーンが「心配性で寂しがり」というおばあさんの性格を表すには、少しどういう状態だったのか想像しづらく不安な心境に共感しきれない印象を受けました。
    こちらは回想の入りにおじいさんのモノローグを入れてつながりをわかりやすくしていただいたり、若き日のおばあさんが心配そうに時計を見ている時間経過の場面を挟む、もしくは若き日のおじいさんが「今日は早く帰ると言っていたのに、こんなに遅くなってしまった…まぁもう寝てるだろう」といったように予定より遅く帰って心配させた状況が分かるようにする…などできると、最後の回想が一層おばあさんの性格を思い出すエピソードとして、感情移入できるものになると考えました!

    登場人物の不器用な愛情がしっかり伝わってきて、読んでいる側としてもキャラクターへの情が湧くお話を描かれる魅力を感じ、是非一度お話させていただけたら嬉しく思います。
    担当希望をお送りさせていただきましたので、是非ご検討いただけますと幸いです!

    2023/11/30 18:02
  • 告白したはずが、好きな子の手によって女装することになるすれ違いコメディ、すごく面白かったです!
    吉野くんが勘違いを正せずに流されてしまうのが、好きな女の子の部屋に行けることに抗えないような正直なところがあったり、好きな子の頑張りに応えたいという前向きな好意からくる行動なのが好感を持てて、応援したくなりますね。
    そんな吉野くんが女装によって可愛くなっていく姿にも実感があって、吉野くんの恋路を応援したいと思う反面、吉野くんがどうなっちゃうんだろう…と好奇心が止まらないお話でした!吉野くんがより深淵に足を踏み入れてしまいそうでゾッとしてる表情、癖になりますね(笑)

    また文字やコマの大きさのメリハリが効いていて、強調したいフレーズやコマがハッキリしているのも読みやすく、コメディとして笑いどころもわかりやすいですね!
    1ページ目見開きから「告白する!」→「吉野くんをとびきりかわいくしてあげる!」という流れで、このお話のテーマ性もわかりやすい導入になっているのがまず『面白そう』と感じられる掴みで良かったです!

    このように片方のキャラの熱意や暴走に流されるようなラブコメで気を付けたい点としては、暴走側のキャラクターが暴走しっぱなしになってしまうと人間味や感情が薄くなってしまうところにあるかなと思います。
    今作の場合、春川さんが吉野くんを異性として全く意識しておらず、クラスメイトの男子を家にいきなり招いてしまうような警戒心の薄さがリアリティとしては弱く、またSNSに女装画像をアップさせるまで行くのは少し暴走気味で春川さんの考えが読み取りにくいかもしれません…。
    例えば、春川さんが元々『吉野くんが女装したら可愛くなりそう』と女装させたい気持ちをため込んでいた…といった、春川さん側が女装にテンション上がってしまう背景を盛り込むんでいただいたり、もしくはメイクで顔を近付けた際にふと距離が近いことに春川さん側も気づいて照れてしまう…といった恥じらいも現れるシーンを織り込んでいただけると、春川さんの感情も感じやすくなると思います!

    あと春川さんのビジュアルにつきまして高めの位置のポニーテールにする場合、耳周りの髪の毛はスッキリさせていただいたり、毛先を少し巻いていただけると今風だったりオシャレそうな印象が出るかなと思いましたがいかがでしょう?
    柏様の絵柄が可愛らしく、今のビジュアルでも十分にヒロインとして可愛いと思うのですが、友達にもメイクを頼まれることがあってコスメにも気を使っているオシャレ女子というイメージかと思いますので、キャラ付けとしてはヘアスタイルもオシャレな印象に出来るとよりフィットしそうですね。

    キャラクター面でいくつか調整のご提案をさせていただきましたが、漫画作りとして見せ場にメリハリが効いてしっかり印象に残り、また続きを読みたくなる内容を大変魅力的に感じました!
    読者を掴む漫画をご一緒に作れたら嬉しく思い、担当希望をお送りさせていただきます。
    是非ご検討いただけましたら幸いでございます!

    2023/11/13 15:34
  • アップデートしての新作投稿、ありがとうございます!
    アイドルの衣装デザインも前回からよりリアルなアイドルらしいデザインになっていて可愛らしかったです!

    また、ののがステージから落下しそうになったのをゆたが助ける場面、一瞬空気が止まるような絵からぐいっと引き上げる動作に移るのが、一層静から動へ移る勢いがあるように感じられて良いですね。
    右から左へののを引き上げる動作から転ぶまでの動きも、読者の視線の動きに合っていて大変スムーズでした…!
    そして、そこから転んだ結果お姫様抱っこの形になってしまう展開では、助けてくれた王子様的なゆたに対してののが頬を赤く染めていてちょっとドキッとしていそうなのが可愛いですね~!お姫様抱っこという受け攻めがわかりやすい体勢や、百合が咲き乱れている絵としても2人のカップリングが伝わってきて良いシーンでした。

    ただ、ののがファンの前で理想の幻想を届けられるアイドルを目指す背景に対して、ステージの上でファンにわかるような「じゃれあい」をして前に出ようとするのは少し噛み合っていない印象を受けました。
    また、ゆたの「ロックアイドル」という概念も曖昧な印象で、前に出てこようとするキャラや助ける展開に関係してこないのも設定として浮いてしまっているように思います。

    例えば、ののはファンに幻想を届けるために百合営業がしたい/ゆたは自分を偽るなんてロックじゃないと百合営業をしたくない…という関係性できると、それぞれのキャラ設定に合った形で反発しあう「仲が悪い」絵を見せることが出来そうです。
    (百合営業しようとベタベタしようとするののと強引に引きはがすゆた…といったイメージです)
    キャラクターの個性になる部分は設定としてセリフで言うだけでなく、行動や絵としてどのように見せるかという意識をして盛り込めるとしっかりキャラが立つと思います!

    またオチのポーズをとる2人の絵、大変可愛らしいのですがちょっと「仲が悪い、でもまぁ嫌いじゃないわ」というモノローグに対して関係性の変化や感情の実感が薄いのが締まらない印象を受けました。
    やはりラストは冒頭から何がどう変化したのかというのが実感できた方が、ストーリーの進展が感じられると思いますので、前述のように冒頭ではあざとい百合営業を嫌がる形で仲が悪そうに見えていたのが、ラストでは自然と仲良さげにくっついている絵になる…など、冒頭とオチのBefore/Afterを狙ってみていただけると良さそうです!

    2023/11/13 12:39
  • 不器用ながらも、互いに思い合っているという事が明らかになる夫婦のお話、読み終えてホッと心が温かくなるようで素敵でした…!
    互いに思い合っている様子も台詞やモノローグだけでなく、絵に向かっている勝彦さんのシーン、一目惚れした瞬間の雅代さんの着物姿のシーン…と、それぞれに相手にグッときた場面を大きな絵で見せていただいているのが、読者としてもそれぞれの想いに共感できるのが良いですね。

    冒頭では勝彦さんが会話はするけど目線を合わせないように避けているのか、読者からも勝彦さんの表情を窺い知れない所、絵にまっすぐ視線を向けているシーンで初めて表情が見えるのも印象的に作用していると感じました…!
    そして巨大なキャンバスに雅代さんの姿が描かれているのは、そのまま勝彦さんの愛情の大きさを感じるようでインパクトあって印象的でした!

    ただ、このキャンバスが作品としては一番の見どころだと思うのですが、少し勝彦さんの愛の結晶としてはキャンバスの大きさ以外の情報量が少なく、勝彦さんにとって魅力的に見えている…という説得力が弱く感じてしまったのはもったいなく感じました。
    雅代さんは地味めな女性というイメージでしょうか?その場合は、キャンバスの絵では少しお見合いの際の化粧や装飾のディテールが見える様にして全体の描き込みを増やしていただけると、熱心に描いている情熱が感じられると思います!
    もしくは(勝彦さんは体目当てで結婚したわけではないと思いますが)、読者に雅代さんの美しい姿という印象を与える目的で、サラッとなびく髪の毛やうなじ、体のS字のラインなどフェチズムを感じられる部分を強調しても伝わりやすそうです。

    また絵を見る前の、「この女優さんもあんな顔して描いていたのかしら」と思うシーンはもう少し尺を取って大きく見せたいですね。
    ここで自分ではなく映画の中の綺麗な女優さんに、勝彦さんの真剣な目が向けられていると思って切ない感情を抱き、その直後で大きなキャンバスに描かれた勝彦さんの愛情感じる絵を見る…という展開になると思いますので、前フリとして落ち込む場面はしっかり沈ませた方が、自分の絵を見る喜びも大きく演出できると思います!

    この作品の場合、看板職人という時代を感じる職業の伝わりにくさや、お話を読み進めないと中々面白そうと食指が動きにくい点もあるのですが、心に余韻を残す良い漫画作りが出来ていると思いますので、新しい作品に取り組む際にカップリングのわかりやすさや冒頭で掴むキャッチーを意識した作品を見てみたいと思いました!

    2023/10/26 18:40
  • うおー--!!めちゃくちゃ熱くてカッコいい漫画でした!
    冒頭の強大な敵を前に、笑みを絶やさずに力強い立ち姿を見せてくれる魔法使いの姿からもうカッコよくて、この魔法使いに憧れて目指すようになる主人公の動機にも共感できます!
    この子ども目線で見た大きな背中や、剣を渡す時のガッシリした手の描写といった「大人」としての大きさを感じる絵、また大事そうな剣が砕けてしまっても子どもを守れてよかったと笑みを見せる魔法使いの精神性が、回想だけの登場でも存在感がありますね。そんな彼の影響を受けて、まっすぐに強くなろうとしているディーンと、少しひねくれてしまったけど強さを求めて村人を守るノアを応援したくなるお話だと感じました。

    またアクションシーンの画力には圧倒されますね!
    ノアの水のエフェクトの質感や、剣で攻撃を受けた際の重量感ある踏ん張りなど魔法を使うアクションの中にもしっかりリアリティを感じられます。
    構図の遠近が効いているのも、災害使いに吹き飛ばされたり急速に接近するようなスピード感があり、引きの絵で災害の強大さや海や空を割る一撃の迫力あるバトルシーンになっていて良かったです!
    しっかりシーンの勢いが伝わってきて、絵の邪魔にならない効果音の入れ方も上手い!と思いました。

    ディーンが大きな剣を振るいつつ「最強の魔法使いを目指す」という導入で、魔力ゼロという目標へのハードルがある設定も乗り越えていく楽しみや、秘められた力がありそうな期待感がありますね。
    ただ読み進めていて気になった点としては、ディーンを救った魔法使いが武器や外見から剣士のように見えてしまい、また魔法を発動して助ける回想場面の絵も剣を振っているようにも見えるため、この「最強の魔法使いを目指す」という主人公がなりたいものと嚙み合わない印象を受けてしまいそうかと思いました。

    またその他にも、災害(ドラゴン)使いの目的や存在がどういったものかというのが(まだお話としては序盤のため、あえて伏せられている部分もあるかと思いますが)わかりにくい点も、なぜ、何と戦っているのかという戦いの目的も少しあやふやになってしまったように感じます。
    『あの魔法使いのとこの村だけは潰すって決めてた』と復讐目的ならば、魔法使いの忘れ形見を持っている主人公たちを殺して魔法使いを苦しめたいという動機に、『文明を発展させる人類が敵』という人類種の敵にするならば、快楽や個人的なものではなく人類を敵視した存在に、『嵐の人類を滅ぼせって声が聞こえる』と天啓を受けて動いているならば、人類を滅ぼしたい大きな存在に力を与えられて天命だと感じているような存在に、『災害ってのが何かを殺すのに理由なんてない』とまさに災害の具現化にするならば、理由もなく大暴れする存在にする…といったように、もう少し動機をシンプルに読者に伝えられた方が、戦わなければならない展開もわかりやすく伝わると思いました。

    あと個人的には導入の展開で掴まれたので、成長したディーン自身もノアの本心を聞いた後の「俺は負けねえよ!」という場面や、災害使いに才能がないと言われて「どんだけそれ言われてきたと思ってんだ!」と言い返す場面、「負けるな魔法使い!」とノアの応援を聞いた場面など、ここぞというピンチに笑顔を見せるところがディーンにも受け継がれていると熱いですね…!

    赤井ハコ様の描く、熱くガツンと響く絵作りと迫力あるアクションを、是非ファンタジーと言えばのスクウェア・エニックス誌で発揮してみませんか⁉
    読者を想定した際のわかりやすさ、見せ場なども一層魅力がしっかり刺さるようにサポートさせていただければと思いますので、担当希望をお送りさせていただきます!
    是非ご検討をよろしくお願いいたします…!

    2023/10/13 14:39
  • 冒頭から愛ちゃんの表情が豊かで、活き活きと推し語りに熱量があるキャラに掴まれますね!
    ドヤ顔や、泣いたり笑ったりと暴走気味な情緒の変化もコミカルに描かれていて、「推し語り同盟を結んでください!!」「分かりみ深し条約が制定されて!」といったセリフもこの愛ちゃんらしさを感じさせてくれて、コンパクトなページ内でしっかりキャラが立っているのを感じました。
    また本編の内容としては本屋さん内での立ち話になるところ、推し語りする愛ちゃんに手の動きをつけて絵が単調にならないのも、漫画として楽しく読める工夫がされていると思います!

    「大好きです!」と言う眩しい笑顔に対して「いつか推しよりボクがと言わせたい」と締めくくられる本作のテーマが、男の子側の一途さを感じられるのが可愛らしく、また推しに熱中している彼女を攻略できるのかという関係性の進展を期待させてくれるのが素敵でした~!

    ただ8ページ漫画賞向けとして制作されて盛り込み切れない部分もあると思うのですが、「読者が知らない作中作について語っている」というシチュエーションがどうしても愛ちゃんの熱量に共感しづらかったり、笑いどころが伝わりにくかったりしてしまったかなと思います。
    ここは凸凹コンビのバディモノであったり、擬人化二次創作が盛り上がっていそうなキャラクターモノなど、現実でも熱中している女子がいそうな作中作のイメージがあれば、より伝わりやすく出来そうだと思います!

    またラブコメとして女の子の可愛らしさや個性をしっかり描いていただけていると感じるのですが、「主人公がヒロインを好きである」という前提を感じられる場面があると、最後の「いつか推しよりボクがと言わせたい」と思う主人公の気持ちにより説得力が出そうですね。
    例えば推し語りに熱くなって体が接近してしまったり、手を握られたりしてドキッとする場面など盛り込めるとさらに魅力的な男女のラブコメになると思います!

    2023/10/10 18:58
  • アイドルのトリニティガールズが『いつもいがみ合ってる』という不穏なフレーズから始まるのが「どういう事だろう?」と興味を惹かれ、それが実はこの3人だからこそ最高のメンバーだというラストに繋がる構成が熱いですね!
    ビジュアルだけでなく、強みやこだわりを持つそれぞれのキャラクターがしっかり伝わってきて、またファンからは可愛く華やかに見えるアイドルの裏側でのぶつかり合いや努力を感じられるのが、彼女たちの実在感があって推せます…!

    卯月様の中でしっかり個々のキャラクターをイメージできているのを感じられるのですが、少し漫画としては絵的に伝えきれていない部分があるのが惜しいと感じました。例えば「アドリブで乗り切る」シーンは、ののがポーズをバッチリ決めすぎてダンスを踊れていないという印象をあまり受けなかったり、ゆたの歌が下手という要素は漫画的にどうしても音として伝えるのが難しいですよね…。
    そこで例えば、2ページ目の回想で練習中の絵を入れて前提となる3人のダンスの技量の違いを見せていただけると、その後の展開も入ってきやすいのではないかと思いました。また、ゆたの歌については写植を重ねるようにしてハーモニーを奏でられているように表現したり、もしくは「ダンスに集中して笑顔が固い」といった別の弱点に変更していただけると、より強みと弱みをフォローする展開がわかりやすくなると思います!

    また、アイドルの衣装デザインが少しずつ差別化されているのが可愛いのですが、ちょっと一昔前の二次元的アイドル衣装といった印象に感じました。せっかく個性や性格を感じられて実在感あるキャラクター達ですので、リアルな最近のアイドル/アイドル系作品の衣装を参考にして、ビジュアル面もリアルにオシャレ可愛く見せてあげられると一層魅力的に見せられると思います!

    2023/10/02 21:33
  • 屈強なコワモテ男子と小柄可愛い女子で、男女モノとしてパッとキャラクターやカップリングがわかる絵になっているのが素敵です!アクションシーンも、引きの絵のコマでグッと寄ってスピード感を出すといった、動きのメリハリがついていて迫力ありました!
    ネーム途中から描き始めて行き詰ってしまったという事ですが、着地点としては梶くんが千誉ちゃんに捕まってしまって、2年間寄り付かなかった理由が明らかになる…といったイメージになるでしょうか。その際、背後からでなく正面から向き合って千誉ちゃんの気持ちが聞けたら、関係性に変化が生まれそうで良いな~と妄想しました!
    千誉ちゃんが異様に懐いている理由や、追いかけて何をしようとしているのかといった部分が明かされないままアクションが進んでしまい、また梶くんの「千誉が気弱だからギリギリに学校に入れば撒ける」というゴールが、読み手としてはそこまでの描写で千誉ちゃんが気弱とは実感しづらいのが、ストーリーとしてどうすればクリアなのかという着地点を曖昧にしてしまったかもしれませんね。
    例えば千誉ちゃんとしては「子どもの頃のようにおんぶしてほしい」という目的で、背中に飛びかかろうとしたり、隠れて物陰から背中を狙う。対して梶くんは背中を狙っている千誉ちゃんのアクションを察して背後を取られないように高所に逃げたり、壁伝いに移動して学校までに撒こうとする…といったように、追いかけっこの中にお互いの思惑やゴールをもう少し匂わせつつ、クライマックスまで誘導できると良いのではないかと思いました!

    2023/09/28 20:09

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