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ぽっぷんロックリリー

卯月裕理

★2 707

最新話公開 2023年11月12日 第1話公開 2023年11月12日

前回公開させていただいた漫画「トリニティガールズ」をDAEYSNEO REAL★NIGFTにて沢山の編集者の方々に見ていただきました。
そこでや、前作を公開した時にいただいたビッグガンガンの丸山さんに頂いたアドバイスが沢山ありました。

キャラクターが3人は多い
視点が定まっていない
描きたい事は理解出来るがこの内容ではページ数が足りていない
キャラの設定と行動に矛盾がある
衣装が一昔前に感じる
等々。

非常に為になる事ばかりでした。
なので、頂いたアドバイスを参考にもう一度同じ題材と同じページ数で描き直してみたのが今作です。
少しでも成長が感じられていれば嬉しいです。

もくじ

  • 第1話

    公開日:2023年11月12日

    ★2

編集者メッセージ(新着)

  • アップデートしての新作投稿、ありがとうございます!
    アイドルの衣装デザインも前回からよりリアルなアイドルらしいデザインになっていて可愛らしかったです!

    また、ののがステージから落下しそうになったのをゆたが助ける場面、一瞬空気が止まるような絵からぐいっと引き上げる動作に移るのが、一層静から動へ移る勢いがあるように感じられて良いですね。
    右から左へののを引き上げる動作から転ぶまでの動きも、読者の視線の動きに合っていて大変スムーズでした…!
    そして、そこから転んだ結果お姫様抱っこの形になってしまう展開では、助けてくれた王子様的なゆたに対してののが頬を赤く染めていてちょっとドキッとしていそうなのが可愛いですね~!お姫様抱っこという受け攻めがわかりやすい体勢や、百合が咲き乱れている絵としても2人のカップリングが伝わってきて良いシーンでした。

    ただ、ののがファンの前で理想の幻想を届けられるアイドルを目指す背景に対して、ステージの上でファンにわかるような「じゃれあい」をして前に出ようとするのは少し噛み合っていない印象を受けました。
    また、ゆたの「ロックアイドル」という概念も曖昧な印象で、前に出てこようとするキャラや助ける展開に関係してこないのも設定として浮いてしまっているように思います。

    例えば、ののはファンに幻想を届けるために百合営業がしたい/ゆたは自分を偽るなんてロックじゃないと百合営業をしたくない…という関係性できると、それぞれのキャラ設定に合った形で反発しあう「仲が悪い」絵を見せることが出来そうです。
    (百合営業しようとベタベタしようとするののと強引に引きはがすゆた…といったイメージです)
    キャラクターの個性になる部分は設定としてセリフで言うだけでなく、行動や絵としてどのように見せるかという意識をして盛り込めるとしっかりキャラが立つと思います!

    またオチのポーズをとる2人の絵、大変可愛らしいのですがちょっと「仲が悪い、でもまぁ嫌いじゃないわ」というモノローグに対して関係性の変化や感情の実感が薄いのが締まらない印象を受けました。
    やはりラストは冒頭から何がどう変化したのかというのが実感できた方が、ストーリーの進展が感じられると思いますので、前述のように冒頭ではあざとい百合営業を嫌がる形で仲が悪そうに見えていたのが、ラストでは自然と仲良さげにくっついている絵になる…など、冒頭とオチのBefore/Afterを狙ってみていただけると良さそうです!

    2023/11/13 12:39

編集者メッセージ(いいね)

  • アップデートしての新作投稿、ありがとうございます!
    アイドルの衣装デザインも前回からよりリアルなアイドルらしいデザインになっていて可愛らしかったです!

    また、ののがステージから落下しそうになったのをゆたが助ける場面、一瞬空気が止まるような絵からぐいっと引き上げる動作に移るのが、一層静から動へ移る勢いがあるように感じられて良いですね。
    右から左へののを引き上げる動作から転ぶまでの動きも、読者の視線の動きに合っていて大変スムーズでした…!
    そして、そこから転んだ結果お姫様抱っこの形になってしまう展開では、助けてくれた王子様的なゆたに対してののが頬を赤く染めていてちょっとドキッとしていそうなのが可愛いですね~!お姫様抱っこという受け攻めがわかりやすい体勢や、百合が咲き乱れている絵としても2人のカップリングが伝わってきて良いシーンでした。

    ただ、ののがファンの前で理想の幻想を届けられるアイドルを目指す背景に対して、ステージの上でファンにわかるような「じゃれあい」をして前に出ようとするのは少し噛み合っていない印象を受けました。
    また、ゆたの「ロックアイドル」という概念も曖昧な印象で、前に出てこようとするキャラや助ける展開に関係してこないのも設定として浮いてしまっているように思います。

    例えば、ののはファンに幻想を届けるために百合営業がしたい/ゆたは自分を偽るなんてロックじゃないと百合営業をしたくない…という関係性できると、それぞれのキャラ設定に合った形で反発しあう「仲が悪い」絵を見せることが出来そうです。
    (百合営業しようとベタベタしようとするののと強引に引きはがすゆた…といったイメージです)
    キャラクターの個性になる部分は設定としてセリフで言うだけでなく、行動や絵としてどのように見せるかという意識をして盛り込めるとしっかりキャラが立つと思います!

    またオチのポーズをとる2人の絵、大変可愛らしいのですがちょっと「仲が悪い、でもまぁ嫌いじゃないわ」というモノローグに対して関係性の変化や感情の実感が薄いのが締まらない印象を受けました。
    やはりラストは冒頭から何がどう変化したのかというのが実感できた方が、ストーリーの進展が感じられると思いますので、前述のように冒頭ではあざとい百合営業を嫌がる形で仲が悪そうに見えていたのが、ラストでは自然と仲良さげにくっついている絵になる…など、冒頭とオチのBefore/Afterを狙ってみていただけると良さそうです!

    2023/11/13 12:39

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