さかもりの水へのメッセージ

おちょこ同士の酒盛りって
一体お酒はどうやって飲むんだろう……と思いながら読んでいました。
まさしく「俺の酒を飲め！」ですね。
店名通り、「ちゃんぽん」にならざるを得ない…。
登場人物がおちょこですので、せっかくならもっと
飲まれ飲まされるところを見たいです！

どのおちょこがどの銘柄のお酒を飲んでいるのでしょうか…。
日本酒好きとしては、とてもわくわくしますね。
個人的にはぐい飲みみたいな器は
色味がある純米酒や古酒あたりが入っていたらなあと思います。

手の形や酒の飛沫によって、
調子に乗ってたり、焦っていたりする様子はとても伝わってきました。
そうでない部分、例えばp3、4の先輩たちがオミズに怯えているところなどは
ちょっと分かりづらいですので工夫が必要だなと感じました。

彼らはおちょこだけど、やっていること、感じていることは
人間とほとんど同じですよね。
この漫画で描かれているおちょこ達の世界と
実際の私たち人間の酒盛りに
もっと通ずるところがあるといいですね。

物言いネコへのメッセージ

とても優しくていい猫ですね！！

「叱る猫」なんかが最近流行ったりもしていて、改めて猫と漫画の相性の良さを感じています。
それぞれの作品に色んな猫像があるところが面白いと思うのですが、この「我輩」タイプの猫は漫画では実はあんまりいないんじゃないかな？と感じて、面白かったです。
賢いのに、人間を揶揄しないで肯定してくれるところがいいですね。

欲をいえば、物言い猫の物言いを、漫画としてモノローグでない形で読みたかったな、とも思います。
飼い主や撫でてくれる人間との関係性が猫漫画的においしいと思うので、それを膨らませられたらよりよいのでは、と思いました！

応援しております！また読ませていただきますね。