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編集者メッセージ(新着)
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とおりゃんせへのメッセージ
これは読ませますね!
力作を複数投稿いただき、感謝します。
「アドバイス」タグがあり、またこの作品が比較的に星乃さんの弱点を明らかにしているように思えたのでコメントします。
まず長所としては、見せ場のアイディアの独自さ、豊富さ。
他の作品でも、読んでいて「こう来るか!」とうならせる場面の転換やアクション表現が随所に見られ、表現の引き出しが豊富な作家なのだなあ、と嬉しくなりました。
弱点は、キャラクターに感情移入できない、というところでしょうか。星乃さんの描かれる主人公はみな強い欲望やオリジナリティのある行動原理を持っていて、そういう意味では「キャラを起てる」ことの第一条件は満たしています。
なのに、読んでいても「この主人公についていこう」「この主人公に幸せになって欲しい」となかなか思えてこない。
それは物語を動かす主人公の行動が、基本的に後ろ向きなものになっているせいだと思います。
本作では、「物語を動かす」という意味ではぶっちゃけ主人公は土下座しかしていません。あとは無断で死地に飛び込んだり恩人に文句を言ったり回想したり失神したり……。読んでいて応援したくなる、あるいは逆にこちらが背中を押されるような行動をしていないわけです。
見事に構築された作品世界に巻き込むために、作者は主人公をもっと好きになってあげてください。そして読者に、作者が好きになった要素をしっかり見せてあげてください。
そうした試みを重ねれば、物語を牽引していく「キャラが起った」主人公ができてくると思います。
別に明るい陽キャを描く必要はありません。星乃さんがどういう人間性を好きになってしまうのか、その一端でもいいのでわかりやすく伝えてほしいのです。
それが一般向けに「開かれた」作品になると思うのです。楽しみにしております!
編集者メッセージ(いいね)
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とおりゃんせへのメッセージ
これは読ませますね!
力作を複数投稿いただき、感謝します。
「アドバイス」タグがあり、またこの作品が比較的に星乃さんの弱点を明らかにしているように思えたのでコメントします。
まず長所としては、見せ場のアイディアの独自さ、豊富さ。
他の作品でも、読んでいて「こう来るか!」とうならせる場面の転換やアクション表現が随所に見られ、表現の引き出しが豊富な作家なのだなあ、と嬉しくなりました。
弱点は、キャラクターに感情移入できない、というところでしょうか。星乃さんの描かれる主人公はみな強い欲望やオリジナリティのある行動原理を持っていて、そういう意味では「キャラを起てる」ことの第一条件は満たしています。
なのに、読んでいても「この主人公についていこう」「この主人公に幸せになって欲しい」となかなか思えてこない。
それは物語を動かす主人公の行動が、基本的に後ろ向きなものになっているせいだと思います。
本作では、「物語を動かす」という意味ではぶっちゃけ主人公は土下座しかしていません。あとは無断で死地に飛び込んだり恩人に文句を言ったり回想したり失神したり……。読んでいて応援したくなる、あるいは逆にこちらが背中を押されるような行動をしていないわけです。
見事に構築された作品世界に巻き込むために、作者は主人公をもっと好きになってあげてください。そして読者に、作者が好きになった要素をしっかり見せてあげてください。
そうした試みを重ねれば、物語を牽引していく「キャラが起った」主人公ができてくると思います。
別に明るい陽キャを描く必要はありません。星乃さんがどういう人間性を好きになってしまうのか、その一端でもいいのでわかりやすく伝えてほしいのです。
それが一般向けに「開かれた」作品になると思うのです。楽しみにしております! -