投稿作品
担当決定
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決定日:2022年07月19日
編集者メッセージ(新着)
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天蓋の中は二人のへのメッセージ
リアルではあり得ないレベルのやらかしをしでかしたお嬢様。
おそらくはある種の障害なのでしょうが、突き放さずに関係を回復するのは自分のためでもある、という構図がうまく描かれていて好感を持ちました。
いったん物語の舞台がお屋敷から個別塾?に移ってしまい、しかもそこで重要な示唆を主人公が得てしまうという構成がとても残念でした。
メイドと個別塾の仕事が掛け持ち可能なのか、辞めたり入ったりの出入りが簡単なのか、そんな本質的でないところが気になってしまって……。
おそらく、タイトルに書かれた「二人」以外はモブなのでしょう。ですが、そのモブを便利に使いすぎているので、「二人」の物語に集中できないという逆説が生じてしまったのではないかと。この二人が生きる世界は私たちの暮らす世界と地続きなのだろうか、というところが気になってお話を楽しみきれないのです。
といいながら、人物の仕草、率直な発言を連ねる読みやすさなどには魅力を感じています。「この場面ではこれを伝えたい」といった絞り込みができていけば、まだまだ読み手を惹きつける場面を見られると思います。期待しております! -
嗚呼素晴らしきカレー日和へのメッセージ
DAYS NEO へのご投稿ありがとうございます! スクウェア・エニックス ガンガンJOKER編集部の樋口と申します。『嗚呼素晴らしきカレー日和』大変楽しく拝読させていただきました!!
めちゃくちゃ良い話ですね…。「自分が落ち込んでいるときに、こんな出会いがあれば素敵だな」と思いながらページをめくり、読み終わって温かい気持ちになりました。「つらい」「悲しい」という気持ちを吐き出して、素直に肯定してもらうと、思わず安心して涙が出る…という流れがとてもリアルで…。たすくさんは、日常の心の動きを捉えるのがとても上手な作家さんだなと感じています! 山場の表情も非常に魅力的でした!
以下はアドバイスになるのですが――。
背景や人物デッサンなどの基礎画力の部分は、今後の大きな伸びしろだと感じました。特に、無機物の表現の幅が増えて、屋上の金網やキッチンの冷たさ・硬さが絵で伝えられると、たすくさんの持ち前の温かな人物作画がより際立つかと思います!!
また、ここ数年のマンガの傾向として、コマの大きさや文字のサイズが大きくなっていることが挙げられます。雑誌掲載を目指される場合は、コマ数を減らして絵を大きく見せる表現にもチャレンジしてみても良いかもしれません!
以上、長々と失礼いたしました!
さしつかえなければ、たすくさんと一緒に作品づくりをさせていただきたく考えております。他の2作品も拝読する限り、百合・日常・ファンタジーと、得意なジャンルがかなり広めかと存じます。まずは一緒にジャンルや方向性を絞りつつ、マンガ賞に投稿する原稿を作っていくところからはじめたく考えております。よろしければ、どうかご一考くださいませ!
今後の投稿も楽しみにしております!! 心温まる素敵なマンガをありがとうございました!
編集者メッセージ(いいね)
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嗚呼素晴らしきカレー日和へのメッセージ
DAYS NEO へのご投稿ありがとうございます! スクウェア・エニックス ガンガンJOKER編集部の樋口と申します。『嗚呼素晴らしきカレー日和』大変楽しく拝読させていただきました!!
めちゃくちゃ良い話ですね…。「自分が落ち込んでいるときに、こんな出会いがあれば素敵だな」と思いながらページをめくり、読み終わって温かい気持ちになりました。「つらい」「悲しい」という気持ちを吐き出して、素直に肯定してもらうと、思わず安心して涙が出る…という流れがとてもリアルで…。たすくさんは、日常の心の動きを捉えるのがとても上手な作家さんだなと感じています! 山場の表情も非常に魅力的でした!
以下はアドバイスになるのですが――。
背景や人物デッサンなどの基礎画力の部分は、今後の大きな伸びしろだと感じました。特に、無機物の表現の幅が増えて、屋上の金網やキッチンの冷たさ・硬さが絵で伝えられると、たすくさんの持ち前の温かな人物作画がより際立つかと思います!!
また、ここ数年のマンガの傾向として、コマの大きさや文字のサイズが大きくなっていることが挙げられます。雑誌掲載を目指される場合は、コマ数を減らして絵を大きく見せる表現にもチャレンジしてみても良いかもしれません!
以上、長々と失礼いたしました!
さしつかえなければ、たすくさんと一緒に作品づくりをさせていただきたく考えております。他の2作品も拝読する限り、百合・日常・ファンタジーと、得意なジャンルがかなり広めかと存じます。まずは一緒にジャンルや方向性を絞りつつ、マンガ賞に投稿する原稿を作っていくところからはじめたく考えております。よろしければ、どうかご一考くださいませ!
今後の投稿も楽しみにしております!! 心温まる素敵なマンガをありがとうございました! -
天蓋の中は二人のへのメッセージ
リアルではあり得ないレベルのやらかしをしでかしたお嬢様。
おそらくはある種の障害なのでしょうが、突き放さずに関係を回復するのは自分のためでもある、という構図がうまく描かれていて好感を持ちました。
いったん物語の舞台がお屋敷から個別塾?に移ってしまい、しかもそこで重要な示唆を主人公が得てしまうという構成がとても残念でした。
メイドと個別塾の仕事が掛け持ち可能なのか、辞めたり入ったりの出入りが簡単なのか、そんな本質的でないところが気になってしまって……。
おそらく、タイトルに書かれた「二人」以外はモブなのでしょう。ですが、そのモブを便利に使いすぎているので、「二人」の物語に集中できないという逆説が生じてしまったのではないかと。この二人が生きる世界は私たちの暮らす世界と地続きなのだろうか、というところが気になってお話を楽しみきれないのです。
といいながら、人物の仕草、率直な発言を連ねる読みやすさなどには魅力を感じています。「この場面ではこれを伝えたい」といった絞り込みができていけば、まだまだ読み手を惹きつける場面を見られると思います。期待しております!