投稿作品

担当決定

編集者メッセージ(新着)

  • プロテアの夢へのメッセージ

    ご投稿ありがとうございます!

    環境汚染という社会的なテーマを織り込みつつ、ファンタジー的な要素も含んだ世界観がとても魅力的でした。きっと作中で表に出していないもっと詳細な設定があるだろうと予感させる広がりも感じますし、「この世界どうなっているのかもっと知りたい」と思わせる力が十二分に存在しています。
    p.18-19でネルの価値観が吐露されるシーンも非常に惹きこまれました。ネルというキャラクターと読者との距離感がグッと近づくシーンだとも思いますし、自然な外界との接触を断つディストピア的な世界の中で、この信念を持つキャラクターがどう動いていくのか、という期待でとてもワクワクしました。
    一方で、その詳細に練られた設定やストーリーを読者にしっかり伝える構成作りには惜しい部分があると感じました。例えば今の状態ですと、p.23までの展開から、それ以降の結末への繋がりが上手くいっていないように思えます。このため、ネルの正体や能力、甥っ子とのサブストーリーがこの物語のなかでどのような役割を持っているのかが一読しただけでは理解しづらくなっています。これは難解さ、情報開示の不足が原因と考えられ、ネームの構成を変えることで読みやすく、作品の面白さが読者にロスなく伝わるようになると思います。

    前回投稿作とも併せて、眞惠原かいさんは独創的かつ魅力的な世界観・設定づくりを強い武器としてお持ちだと拝察いたします。そんな眞惠原さんの中にある世界をもっと知りたい、そして一緒に作品創りができればと思っております…!
    担当希望させて頂きますので、ぜひお話をする機会を頂けますととても嬉しいです。
    ご検討のほど、よろしくお願い申し上げます。

  • 五十嵐二雲の憂鬱な空へのメッセージ

    天候を操る5人のきょうだいとは、面白い企画ですね!
    短いページの中でも5人のキャラがよく描き分けられていて、作者の力量の高さを感じました。

    アドバイスタグがあったので僭越ながら気になった点を残します。

    ・物語のスケールが分からないのがもったいなかったです。世界的に天候を操るわけではなさそうだし、ご町内の依頼に対応しているのかと思えば日本を二分する家の争いが示唆されるし、読者としてこの作品世界とどう距離を取ればいいのか戸惑ってしまいました。

    ・キャラクターの屈託がここ一番の覚醒で解決、というクライマックスには、正直申して予定調和を感じました。エッジの立った中盤までの展開から、どんな予想外の「雲」の必要性を見出してくれるのかと期待していたのですが……。もっと新しいタイプの主人公のこの5人+アルファがなってくれることを望みたいです。

    とは申しましたが、総じて野心的なことに挑んでくれたな、と嬉しい思いで読みました。
    初投稿とのこと、DAYSNEOを選んでいただきありがとうございました!

編集者メッセージ(いいね)

  • 五十嵐二雲の憂鬱な空へのメッセージ

    天候を操る5人のきょうだいとは、面白い企画ですね!
    短いページの中でも5人のキャラがよく描き分けられていて、作者の力量の高さを感じました。

    アドバイスタグがあったので僭越ながら気になった点を残します。

    ・物語のスケールが分からないのがもったいなかったです。世界的に天候を操るわけではなさそうだし、ご町内の依頼に対応しているのかと思えば日本を二分する家の争いが示唆されるし、読者としてこの作品世界とどう距離を取ればいいのか戸惑ってしまいました。

    ・キャラクターの屈託がここ一番の覚醒で解決、というクライマックスには、正直申して予定調和を感じました。エッジの立った中盤までの展開から、どんな予想外の「雲」の必要性を見出してくれるのかと期待していたのですが……。もっと新しいタイプの主人公のこの5人+アルファがなってくれることを望みたいです。

    とは申しましたが、総じて野心的なことに挑んでくれたな、と嬉しい思いで読みました。
    初投稿とのこと、DAYSNEOを選んでいただきありがとうございました!

  • プロテアの夢へのメッセージ

    ご投稿ありがとうございます!

    環境汚染という社会的なテーマを織り込みつつ、ファンタジー的な要素も含んだ世界観がとても魅力的でした。きっと作中で表に出していないもっと詳細な設定があるだろうと予感させる広がりも感じますし、「この世界どうなっているのかもっと知りたい」と思わせる力が十二分に存在しています。
    p.18-19でネルの価値観が吐露されるシーンも非常に惹きこまれました。ネルというキャラクターと読者との距離感がグッと近づくシーンだとも思いますし、自然な外界との接触を断つディストピア的な世界の中で、この信念を持つキャラクターがどう動いていくのか、という期待でとてもワクワクしました。
    一方で、その詳細に練られた設定やストーリーを読者にしっかり伝える構成作りには惜しい部分があると感じました。例えば今の状態ですと、p.23までの展開から、それ以降の結末への繋がりが上手くいっていないように思えます。このため、ネルの正体や能力、甥っ子とのサブストーリーがこの物語のなかでどのような役割を持っているのかが一読しただけでは理解しづらくなっています。これは難解さ、情報開示の不足が原因と考えられ、ネームの構成を変えることで読みやすく、作品の面白さが読者にロスなく伝わるようになると思います。

    前回投稿作とも併せて、眞惠原かいさんは独創的かつ魅力的な世界観・設定づくりを強い武器としてお持ちだと拝察いたします。そんな眞惠原さんの中にある世界をもっと知りたい、そして一緒に作品創りができればと思っております…!
    担当希望させて頂きますので、ぜひお話をする機会を頂けますととても嬉しいです。
    ご検討のほど、よろしくお願い申し上げます。

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