気持ちのいいものを読ませていただきました！　ありがとうございます。

友人のそらちゃん、いい子ですね。天ぷらもバクバク食べるしLINEも早いし。ただそれゆえ、この話ではそらちゃんが美味しいところを持って行っている感があります。

友人のコメントはトリガーの1つにしておいて、主人公・あいちゃんの変容がもっと主体的に見られる作りにしたほうが、読者がより感情移入して読んでくれるように思いました。

あと、いろいろと整合性で気になるところがありました。

・仕事が忙しい母さんが抜け出して授業参観に来るのはいいとして、どこで天ぷらを作りすぎたのでしょう。天ぷらを作る仕事ならわかりますが、ならばその旨の前フリがほしいところです。さらにそうだとしても、仕事で作ったものを持ってくるというモラル面に問題が残ります。
・夕食と翌朝の朝食のメニューが同じに見えます。焼きサバの出来を比較するのが重要なセリフになるというならば、夕食の場面でもそこに触れないと意味がないです。そもそも2食連続同じおかずしか仕込めていないのは、天ぷらを作りすぎることができる家において不自然では。

短いページでこれだけ出てしまうのでは、読者の無意識的なストレスに繋がるので、もったいないところです。
ぜひネーム段階で、「描きたい場面やセリフが読者に自然に見えるにはどうしたらいいか」をもっと詰めていただければと思います。
ご投稿、ありがとうございました!