遅まきながら、作品を拝読しました。
とても読みやすい作品なので、あっという間に読め終えてしまうのですが、
もう一度読み返したくなるポイントがいくつもあるので、何度も何度も読んでしまう、
そんな短編でした。

そのポイントは
①絵の雰囲気→二人が醸し出す空気感、艶っぽさ、丁寧に考えられた「間」は、とても魅力的に映りました。
②キャラの持つ深み→なんだかわからないけれど、この二人には何かある…と思わせる描き方が秀逸でした。
最終ページの設定を読めば、なるほど、となるのですが、このページでは到底描き足りない二人のドラマがあり、
その作り込みは魅力の一つだと思いました。
③カメラワーク→保健室のほんのひと時を切り取った話にもかかわらず、飽きさせない構図には、時にドキッとさせられます。

ザッと書き出すとこのようなところです。
まとめますと、とても素敵な作品でした。
ジャンルは問わないということですが、それはともかく、雰囲気のある男性が描けるというのは、
何を描くにしても大きな武器になりそうですね。
BL以外にどういうジャンルにご興味があるのか、一般誌の編集者として、興味があります。
もしお話を聞く機会をいただけるようでしたら、嬉しいです。
ご検討をお願い致します。

この度は、作品のご投稿、ありがとうございます。