ご投稿いただきありがとうございます。

以前短めの作品を読ませていただいた者ですが、今回長編も読めて嬉しいです！
物語の初めに妖怪の過去や願いが紹介されているおかげで彼女に肩入れしました。今までは人間に虐待を受けていた彼女ですが、初めて自分を怖がらず、真っ直ぐに向き合ってくれる子供に出会います。

主人公の女の子は妖怪、差別的な偏関係なく、ただ単純に出会ったお姉さんを助けたい。妖怪を気にかけているところや、傷の手当てをしようとしたり、また願いを聞いた時に純粋に「助けたい」の後に「友達になりたい」少女を通して外見で判断しないで、分かりあう大事さをうまく表現しています。

妖怪はその様子を見て、どんどん人間の中でも心の優しい人がいるのがわかり、考えを改めるところも印象的でした。彼女も本当は怖がっていただけで、誰も信じられなくっていたのがよく伝わります。前のコメントと重なりますが、少女の頭をナデナデしているところが可愛い！

黒空カナキさんの今後の作品に大変興味があります！応援しています。