ご投稿とコンテストへのご応募、誠にありがとうございます！

個性的な造形のキャラクターとSF的世界観にとても興味を惹かれました！
少しグロテスクな観察対象（？）や、宗教的なモチーフの変化、顔の異なる新しい来訪者との出会いなど、淡々と流れる長い時間を描いた展開の中に気になる動きがたくさんあり、彼らの今までがどんなものであり、これからがどうなるのか、非常に気になります。

セリフをほとんど入れない手法を用いることで、独特な世界観も引き立っているなと感じる反面、セリフがほとんどないがゆえに、この世界やキャラクターの設定、物語の筋を正しく理解しながら読めているかどうかがわからず、ちょっと不安になる瞬間もありました（上記に描かせていただいた作品内容の考察も、もし間違っているところがありましたら申し訳ございません）。
サイレントの手法を用いる場合は、その分、背景描写をもっと細かく入れて5W1Hがはっきりとわかるように工夫をしたり、キャラクターの表情演技の変化を大きくしたり、絵による説明の精度をもう一歩高めていただくと、読者がより深く作品を理解し、没入してくれることに繋がると思います！

タテスクロールコミックは、タテの長い画面、下へ下へと読み進めていくスクロールの効果で時間の経過をより効果的に表現できると同時に、フルカラーでの描写でその場の状況を精密に、情景豊に表現できるメディアです。
ぜひ今後タテスクロールコミックの制作にもチャレンジしていただけましたら大変嬉しく思います！
次回の投稿も楽しみにしております！