ご投稿ありがとうございます！
拝見させていただきました！

絵から溢れる幸福感、ハッピーな感じと自殺することを望む主人公の鬱屈とした心の雰囲気のアンバランスさがとても心地よい作品で素敵でした！

爽やかな表情で首に縄をかけ、「これでわたし自由になれる」と思うシーンは、悲劇的なはずなのに美しくすら見えましたし、コマ外でキラキラを表現したり、「生きてさえくれればそれでいい」という大事なセリフをあえて手描きで描かれているところなどの演出にもただならぬセンスを感じてしまいました…！

自殺を願うあまり終始心ここにあらずだったぴえん系主人公が、最後にお姉ちゃんとしてのカッコよさを見せるところも痺れます！

Ver.2.6.9さんは惹きつけるモノローグを描くことがとてもお上手だと思うので、
今度はそこに主人公と妹の人となりが分かるエピソードが入ると、さらに完成度が高くなるのかな…と思いました。

主人公が今どんな人生を生きていて、どうして自殺したいのか。
妹はどんな風に生きてきて、姉である主人公とどのように関わってきて、だからこそ妹は主人公に対してこういう感情を抱いている（今作であれば「生きてさえくれればそれでいい」）という部分をしっかりエピソードで描いてあげることで、読者はよりキャラクターに共感し好きになることができ、最後の「だってわたし夏歌のお姉ちゃんだもの」のシーンのカタルシスも大きくなるのかなと思いました。

長々と書かせていただきましたが、多幸感と良い意味でダウナーな感じが入り混じった素敵な作品でした！

ぜひ一度お話をさせていただきたいです！
担当希望をださせていただきますので、ご縁がありましたらよろしくお願いいたします。

拝見させていただきました！

カグヤちゃんが魅力的すぎる…！
人間の常識が通じず、P9で「ボケ…？」とはてな顔をするところや、
P20 2Kの真顔で文化祭を満喫するカグヤちゃんの「よっ！」など
細部にカグヤちゃんの可愛い魅力的な部分が詰め込まれていて
表情の変化が少ないキャラ設定なのに、いろいろな表情を見せてくれたような…とにかく大満足でした！

一方でバストアップの、似ている構図のシーンが多いので「ここが魅せゴマですよ！」と読者に伝えることができるような、カグヤちゃんの可愛いシーンがあるとさらに良かったのかなと思います。
うっちーとカグヤちゃん二人の物語なので、例えば初めて出会うシーンはもっと大ゴマで、運命チックに描いてあげていいのかなと思いました。（帽子を取って髪がファサッ…となびくとか、初めて目があって釘付けになる…とか）

うっちーの方は心理描写も使って魅力的に描けている一方で、もっとキャラの完成度を詰めることができるのかなとも思いました。
うっちーが最初どんな状況で、なぜカグヤちゃんに協力しようと思えたのか、協力する中でなぜカグヤちゃんを笑わせたいと思うようになったのか、文化祭の漫才の中で最初の状況からどのように成長したのか、というのを一本芯を通すイメージで描いてほしいなと感じます。

とはいえ仕草や表情でキャラを立てられる外と、緻密な心理描写で内からも共感させるキャラづくりができる…内と外どちらからも魅力的なキャラを作っていける強さは、ろうさんの武器なんだと思います。素晴らしいです！


長々と書かせていただきましたが、ぜひ一度お話をさせていただきたいです！
担当希望をださせていただきますので、ご縁がありましたらよろしくお願いいたします。

ご投稿ありがとうございます！
拝見させていただきました！

可愛らしい赤ん坊を拾った強面ヤクザの子育てコメディ、楽しく読ませていただきました！
絵面からもセリフからも良い違和感とギャップを感じまくるストーリー、最高です…！1ページ目からおもちゃを持った迫真の武村の表情に笑いましたし、アップした給料で新しいおもちゃを買って帰ろうとする親バカっぷりにも微笑ましくなりましたし、不器用なりにも愛情を注いで育てていこうとするその姿に心が温かくなります…！

男くさい渋い顔と赤ん坊の可愛らしい顔の両方を描き分ける事というのはとても難しいと思うんですが…、かつ★どん太さんはそれを見事自分の武器にしてらっしゃるなと思いました。素晴らしい長所だと思います！

一点思ったのは「もっと読者を武村沼にはめることができるのにもったいない…！」ということです。
武村の人となりがまだ見え切っておらず、「なんとなくかっこよくていい奴」になってしまっている気がします。

例えば、
・ヤクザだけど最後には情けをかけ、命にまでは手をかけないのがポリシー。
・カタギには死んでも手を出さない。
・そもそもヤクザに入ったのも、孤児院が人質に取られているから仕方なく（その中で唯一心を許せるのが死んだ兄貴だった）。
のような「かっこいい！」と思えたり、同情してしまうような設定やそれに関する具体的なエピソードがあるといいのかな、と思います。
（もちろん、極悪ヤクザが純真無垢な赤ん坊と出会い変わっていく、という物語もアリだと思います。）

そのうえで、「今まで散々ヤクザとして手を汚してきた俺が、こんな明るい未来のある子供を育ててしまっていいのか…。」のような葛藤がストーリー上のどこかであると、武村が本当はいいやつであることを知っている読者は「武村がんばれー！」と応援したくなり、さらに沼にはめることができるのかな、と思います。

長々と書いてしまいましたが、子育てを通した武村の成長に心が温かくなる素敵な漫画でした！
担当希望出させていただきますので、もしご縁をいただけましたらよろしくお願いいたします。

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拝見させていただきました！

競馬シーンの絵、人馬ともにとてもお上手ですね！勝ったジョッキーが指を掲げたり、パドックでの馬の仕草だったりが細かいところまで丁寧に描かれていて、作者様の競馬への熱い思いがひしひしと伝わってきました。

あとはやはり、二人のメインキャラクターたちがとても魅力的で、１話だけで一気に好きになってしまいました…。
主人公のゆうちゃんが抱える「気が小さくて周りの人と仲良くできない。最後の一押しが言えない。」という悩みとアースゲイザーの境遇がリンクする演出も素晴らしかったです。
このワンシーンがあることでゆうちゃんの悩みに共感できるようになりますし、競馬にハマっていく理由としても納得感のあるものになっていました。ゆうちゃんが競馬を通して成長していく姿…見たすぎる…！笑

主人公の導き手役のカッコいいお姉さんの万葉さんが、馬券のことになるとダメダメになるギャップも可愛いですね！「クリスマスだし、自分へのプレゼント♡」なんて言って有馬記念で大負けしてそうだな～、と思いました笑。
「なんでっ！私が軸にしたらっ！こないんだよっ！」の怒りと悲しみが入り混じった形相も最高です。

めくりで見せ場の「これが競馬なんだ！」を持ってくるのも素晴らしかったです。
沸き立つ競馬場の息遣いとゆうちゃんの興奮がめちゃくちゃ伝わってきますし、読者を惹きつけるシーンだなと思いました。

長々と失礼いたしました。
担当希望出させていただきますので、もしご縁をいただけましたらよろしくお願いいたします！（私も競馬大好きなので、まずは競馬トークだけでも！）