プロフィール

アフタヌーンきたじま

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経歴

2003年入社。
ヤングマガジン(7年)、
写真週刊誌(3年)を経て
2013年よりアフタヌーンに在籍。

コミックDAYSのアフタヌーン作品統括者(チーフ)を
やらせていただいてます。

担当作

<アフタヌーン本誌>
 ・波よ聞いてくれ  (沙村広明氏)
 ・ガイネンロバリー (田中一行氏)

<コミックDAYS>
 ・錦糸町ナイトサバイブ(松田舞氏)
 ・ヤオチノ乱    (泉仁優一氏)

メッセージ

手前味噌ですがアフタヌーンは良い雑誌です。
作家さんをカタに嵌めず、その人にしか描けないものを一緒に追っていきたいです。

リンク

新着メッセージ

  • スッキリした絵柄、軽妙なコマ運びで最後まで楽しく読めました。

    「この作品で連載を」という野望をお持ちでしたら、主人公の星谷さんの株価(=好感度)をもっと上げる必要があると思います。素っ頓狂な言動を畳みかける彼女に対して、他のキャラクターは「ひく」「あきれる」「しらける」などネガティブな反応ばかり。基本的にはそれでもいいのですが、どこかで「良かった探し」をしてあげないと、現状の星谷さんはただの「イタい子」です。これを「イタかわいい子」にまで昇華できないと連載作品の顔役にはなれないと思います。というわけでリアクション担当(=風紀委員)には最低でも一度は星谷さんに対してポジティブな感想を抱いてほしいのです。「なんてイジらしい、根が優しい子なんだな…………イヤイヤ待て待て、やっぱりオカシイぞ」ってな具合に。

    それと、細かい点ですが、作中でちゃんと星谷さんの名前を呼んであげるべきだと思います。そもそも「星谷」というワードが出てくるのは2ページ目だけで、それすら「本人による名乗り」だったと認識しづらいです。その後は「彼女」「コイツ」「ヤツ」で示されるばかり。名前とはキャラクターの重要な一要素。それを作中で大事にしてあげてほしいです。

    勝負になるキャラクターを創造し得れば、連載というのは実はそんなに高いハードルではありません。ぜひ星谷さんのブラッシュアップを! 可能性を感じるので応援しております。

    2018/03/09 05:38
  • 題名とリンクするかのようなモノトーン調で端麗な画面づくり。画力そのものもハイレベルで非常に読みやすかったです。この手のサスペンス、似たような作品は巷に溢れていますが、まったくヒケをとらない傑作だと思います。ああだこうだと論評するまでも無く、とにかく劇的に面白かったです。

    冒頭の「姉・・・さん」のコマですが、遺体の構図がもう少しだけ分かるように描かれていると尚よかったと思います。陰毛の生え角度からアレコレ想像してみたのですが、ちょっとポージングが想像つかなかったです。これが遺体であるというのは読み手は勝手に予断してくれるのですが、あと一歩、異常性をチョイ見せしてくれたらツカミとして満点だったかと。

    ところで窪谷さんとお会いする機会があったらお尋ねしたいのですが、初対面の白葉と黒枝がテーブルを挟んで座っているシーン、あそこは計算が働いているのでしょうか。というのも、2人の距離が必要以上に近い。普通、膝と膝がぶつかるような幅しかないテーブルでしたら、もっと椅子を引いて座ります。この人物レイアウトはサービス精神の発露でしょうか。さりげない1コマで狙って違和感を作りにいったとしたら、その計算高さは称賛に値します(単なる深読み・誤解だったらゴメンなさい)。

    ・・・と、それはさておき、
    そこから16ページにわたって2人は座りトークを繰り広げるのですが、まったく飽きさせずに読ませるのが凄い。なんというか、発言がいちいち「引っ掛かる」んですよ(もっぱら黒枝ですが)。それこそがキャラ性の描出であり、窪谷さんのネームさばきのセンスを感じます。

    逐一褒めていくと止まらないので、あと1点だけ。おそらく窪谷さんの他作品もそうなのだと推測しますが、絶えず2~3ページ先が気になるように描かれているんです。それって、絶えずヒキがあるということです。エンタメ創作者に対して、これは最高の誉め言葉です。本音を言うと、後編は僕だけが読みたいです。それからジックリと発表の場を考えたいので。

    2018/03/16 21:32
  • 見た感じ、まだ20代の夫婦でしょうか。

    僕は2ページ目の旦那の描き方に
    非常に感心しました(偉そうでゴメンなさい)。

    1コマ目のポージングから
    くたびれ中年の雰囲気をも漂わせたかと思えば、
    6コマ目の表情では
    幼さを残しつつも妙な色気を醸し出している。
    キャラに奥行きを与えるのが実に巧みですね。

    人間描写に相当に長けた描き手だと思います。
    一日も早く、本気の原稿で再投稿してみてください。
    熾烈な奪い合いの予感がします。

    2018/03/16 02:21
  • タイトルに惹かれて、すぐ読みました。それって企画力が高いということです。素晴らしい!

    冗長なモノローグに頼らずにシーン(エピソード)で話を進めているので読みやすい。現代的で、地に足のついたエンタメ作品だと思います。読みごたえ充分!

    オチはどうするのか⁈ と予測しながら読みましたが、ナチュラルな着地でしたね。私見ですが、ストーリーをもう一転がしする余地はあったと思います。読み手は「何か」に期待する生き物でして、そんな人たちの心をご丁寧に揺さぶってあげるのがサービス精神というモノです。極論ですが、お話を台無しにして高らかに笑ったってイイです。置きにいったエンドでは、読み手は翌日には忘れます。

    ツカミがバッチリだった本作。次作に望むのは、あなたにしか出来ない「裏切り」です。そいつで世の中に何らかモノ申しましょう!

    2018/03/06 00:33

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