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編集者メッセージ(新着)
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保育士ロイド!へのメッセージ
かわいらしくて楽しい作品ですね!
アンドロイドと主人公がともに居場所を見つける話として、構成がしっかりしているので、新人賞で一定のランクには行くだろうなと感じました。
ただ明確な弱点というかアドバイスできるところはあるように思えます。
それは「主人公が主人公らしく動いていない」という点です。
外形的には、おいしいところをヒカル先生が持っていく形になっているため、主人公の言動がカタルシスにつながらない、と言えるでしょう。
そもそも主人公は「痛いの痛いの飛んで行け」でヒカル先生に尊敬されるくらいしか行動していません。(しかもアンドロイドならできそうな行動なので、尊敬につながるのかどうかも実は微妙なため、そこで読者が離れる可能性すらあります)
自分の意見が言えないというコンプレックスは、冒頭から示されているし自らもそう発言したので、これがクライマックスの前フリになるだろうと思わされてしまったのも残念なところでした。
ヒカル先生の何かに影響されて、自分の意見を読者の予想もしない形で表明できた、それがヒカル先生とりゅうくんを同時に救うことになった――こうなったらエンタメとして完成度が一気に上がったのに、と思ったのです。
実際は園長に進言しただけ(参観を企画したのは園長)で、それも保護者に言えなかったことを穴埋めのようにやっているだけに私には思えたので、もったいなかったなあ、と。
他にも設定面などで粗は多いですが、それは自覚されているでしょうから、「主人公が変容し物語を動かし、読者の心も大きく動かす」ことが1本の作品でどこまでできているか、まずはこの点をこれからの制作において吟味していただけたらと思いました。
ご投稿、ありがとうございました!
編集者メッセージ(いいね)
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保育士ロイド!へのメッセージ
かわいらしくて楽しい作品ですね!
アンドロイドと主人公がともに居場所を見つける話として、構成がしっかりしているので、新人賞で一定のランクには行くだろうなと感じました。
ただ明確な弱点というかアドバイスできるところはあるように思えます。
それは「主人公が主人公らしく動いていない」という点です。
外形的には、おいしいところをヒカル先生が持っていく形になっているため、主人公の言動がカタルシスにつながらない、と言えるでしょう。
そもそも主人公は「痛いの痛いの飛んで行け」でヒカル先生に尊敬されるくらいしか行動していません。(しかもアンドロイドならできそうな行動なので、尊敬につながるのかどうかも実は微妙なため、そこで読者が離れる可能性すらあります)
自分の意見が言えないというコンプレックスは、冒頭から示されているし自らもそう発言したので、これがクライマックスの前フリになるだろうと思わされてしまったのも残念なところでした。
ヒカル先生の何かに影響されて、自分の意見を読者の予想もしない形で表明できた、それがヒカル先生とりゅうくんを同時に救うことになった――こうなったらエンタメとして完成度が一気に上がったのに、と思ったのです。
実際は園長に進言しただけ(参観を企画したのは園長)で、それも保護者に言えなかったことを穴埋めのようにやっているだけに私には思えたので、もったいなかったなあ、と。
他にも設定面などで粗は多いですが、それは自覚されているでしょうから、「主人公が変容し物語を動かし、読者の心も大きく動かす」ことが1本の作品でどこまでできているか、まずはこの点をこれからの制作において吟味していただけたらと思いました。
ご投稿、ありがとうございました!