鈍色の愛へ捧ぐうたへのメッセージ

作品を読ませていただきました。ご投稿ありがとうございます！

深雪の自分に対する行動が、純粋な恋とはまた違うものかもしれないということがわかっていても抜け出せない、、、苦しいけど愛ですね（泣）
やはり個人的に、ちひろの恋愛に対する苦しみが描かれながらも最終的にはハッピーエンドのムードで終わっている構成が、なんだか嬉しかったです…！

気になったこととして、
好きになってからの底なし沼感がとても良く伝わってきたのですが、どうしてその好きという感情が一匹狼の千尋に生まれたのか、明確にわからなかった気がします。
好きになった理由とか感情が動いたときの描写は”共感のタネ”になると思うので、1つ大事なポイントかなと！

ここまで細かく申し上げてきましたが、難しそうなお話の展開も盛り上げ方もとても上手だなと思います。これからの作品も期待しております。
ご投稿ありがとうございました！

拝啓　好きな人へへのメッセージ

面白かったです！
といいつつ途中までは、こういう漫画、投げっぱなしで終わることが多いんだよなあ……となかば流されるように読んでいたのですが（すみません）、見事にやられました。
背景に音が聞こえてくる場面を繰り返し、オチに一番いい形で持ってくるとは……。ここまで豪快にぶん投げられたら、本作は投げっぱなしでも「アリ」だと感じました。

注文をつけるとするなら以下の2つくらいです。

・セリフはもう2割くらい減らせて読みやすくできたと思います。演出力はあるのに、かえって読みづらく思われるリスクが残り、もったいないです。
・キャラクターの変化を本作の時間軸で過去に位置づけているので、読んでいる人間にはリアルに事件が起きていると感じ取れません。そうなると消化不良感はどうしても残ります。

ですがラストにハッときたのは正直なところで、漫画表現の豊かさを知ることができた貴重な機会でした。

読後感が悪くなっても大歓迎なので、この構成力でぜひ、関係性の披露で終わるのではない「物語」を描いてほしいです。
ご投稿、ありがとうございました！