しまのゆか  (ID:s_h1t0m0)
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漫画家志望です。インパクト強いものが大好きです。よろしくお願いします!

Twitter: @sh11mano_
好きなもの:BTW/幕末Rock/青年と少年の心の交流/異種間の絆など

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編集者メッセージ(新着)

  • それはもう叶ってるへのメッセージ

    ご投稿ありがとうございます!
    『とある兄弟の話』も拝読しましたがこちらでメッセージ差し上げますね。

    天性の強みとして
    親しみやすく目に入りやすい絵柄がすばらしいです!
    話にすっと入っていけます。

    どちらの作品もよくばってしまっているのが少し残念な点です。
    なにをよくばっているかというと、「両者の視点を両方とも描くこと」です。

    両者の視点を描くと、読者は「蚊帳の外でふたりの感情をわかったうえで傍観する」という立場に置かれます。もちろんその手法もなくはないのですが、どちらかというとミステリーや頭脳戦向きで、
    恋愛や人間関係のもつれなどがテーマだと共感がしにくくなってしまうという弱点もある諸刃的な側面もあります。
    また、どちらにもページを割かねばならなくなるため、
    ページ数に比べて物語の内容が薄くなるというデメリットもあります。

    いまの段階では、視点人物を誰かひとりに絞り、
    その視点人物が見たことと聞いたこと以外は描かないほうが
    物語に緊張感が生まれますし、読者も感情移入しやすいですし、
    主人公の変化を描きやすくなると思います。

    『それはもう叶っている』でいうと
    上島の物語は「喫煙所で知り合った女性に恋をして妄想してたらその子に彼氏がいるとわかり絶望。そしたら一緒に働いていた西田さんに告られた。ラッキー」ですよね。
    西田さんの物語は「同僚に恋をしている。でも想いをつげるチャンスがこない。占い雑誌をきっかけに願ったら、思い切って告白できるチャンスを得た」になります。
    そのどちらかを徹底して丁寧に描き切ったほうがよいのではないかと思います。

    前者ですと男性目線なので男性が読む雑誌が向いているでしょうし、
    後者ですと女性目線として女性が読む雑誌が向いている話になります。

    さらに、それくらいすっきりさせると、少しクライマックスへのネタが足りないかなあと気づけるはずです。

    せっかく生んだキャラクターなのでどちらの気持ちも描きたいのは理解できますが、
    漫画では「省略する力」「捨てる覚悟」「描かない勇気」も非常に大事なポイントのひとつです。

    絵柄や作風からはどちらも目指せそうなだけに、
    男女どちらの、どの年齢層の心を動かしたときに、ご自身がうれしいかを考えてみるとよいと思います。

    僭越ですが、ご参考までに。
    今後の活躍を応援しています!



編集者メッセージ(いいね)

  • それはもう叶ってるへのメッセージ

    ご投稿ありがとうございます!
    『とある兄弟の話』も拝読しましたがこちらでメッセージ差し上げますね。

    天性の強みとして
    親しみやすく目に入りやすい絵柄がすばらしいです!
    話にすっと入っていけます。

    どちらの作品もよくばってしまっているのが少し残念な点です。
    なにをよくばっているかというと、「両者の視点を両方とも描くこと」です。

    両者の視点を描くと、読者は「蚊帳の外でふたりの感情をわかったうえで傍観する」という立場に置かれます。もちろんその手法もなくはないのですが、どちらかというとミステリーや頭脳戦向きで、
    恋愛や人間関係のもつれなどがテーマだと共感がしにくくなってしまうという弱点もある諸刃的な側面もあります。
    また、どちらにもページを割かねばならなくなるため、
    ページ数に比べて物語の内容が薄くなるというデメリットもあります。

    いまの段階では、視点人物を誰かひとりに絞り、
    その視点人物が見たことと聞いたこと以外は描かないほうが
    物語に緊張感が生まれますし、読者も感情移入しやすいですし、
    主人公の変化を描きやすくなると思います。

    『それはもう叶っている』でいうと
    上島の物語は「喫煙所で知り合った女性に恋をして妄想してたらその子に彼氏がいるとわかり絶望。そしたら一緒に働いていた西田さんに告られた。ラッキー」ですよね。
    西田さんの物語は「同僚に恋をしている。でも想いをつげるチャンスがこない。占い雑誌をきっかけに願ったら、思い切って告白できるチャンスを得た」になります。
    そのどちらかを徹底して丁寧に描き切ったほうがよいのではないかと思います。

    前者ですと男性目線なので男性が読む雑誌が向いているでしょうし、
    後者ですと女性目線として女性が読む雑誌が向いている話になります。

    さらに、それくらいすっきりさせると、少しクライマックスへのネタが足りないかなあと気づけるはずです。

    せっかく生んだキャラクターなのでどちらの気持ちも描きたいのは理解できますが、
    漫画では「省略する力」「捨てる覚悟」「描かない勇気」も非常に大事なポイントのひとつです。

    絵柄や作風からはどちらも目指せそうなだけに、
    男女どちらの、どの年齢層の心を動かしたときに、ご自身がうれしいかを考えてみるとよいと思います。

    僭越ですが、ご参考までに。
    今後の活躍を応援しています!



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