憧憬のアルブムへのメッセージ

「漫画文法を習得している」「取材や経験でしか得られないネタを持っている」
という２点において、樫井さんは原作者としての資質をお持ちだと思います。
この話は、やや急ぎ足だったのでそれぞれのエピソードやキャラクターの掘り下げが足りないという面もあるのですが、それでもクライマックスに相応しい切り抜け方（ネタ）があったので、たいへん面白く拝読させていただきました。

医療モノというジャンルも細分化されヒット作が数々出ています。
研修医をテーマにした大ヒット作もありましたね。
本作はややもすると、それらの寄せ集めと捉える人もいるかもしれません。
先行作品を避けてニッチに向かうことは得策ではありませんが、
まずは先行する医療モノのヒット作を全て読破して、その中でご自身の強みを活かせる切り口を見つけていただければと思います。
応援しています。