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編集者メッセージ(新着)
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懺悔室の清水くんへのメッセージ
とてもよく練られた好作だと思います!
清水くんのモノローグと並走する対話のネームとの量ががそれぞれ多く、詰まりすぎているのが、緩急の少ない印象を読者に持たれてしまうかも、と懸念しました。
また、清水くんのキャラクターの起て具合が、「人の秘密を握るのが大好きな人」から、「薬師さんを誘導しようとする知恵の足りない人」へと移行しているのが、どうもつながりが悪いと感じています。
最初の5ページまで読んだ人の一般的な感想をシミュレートすると、「秘密を握るのが大好きな清水くんが、どうやら狙っているらしい薬師さんの秘密を握ったらしい。さあどうするんだろう」といったところだと思います。
ところがそこから展開するのは、清水くんの残念すぎる言動ばかりで、期待感が少し外された感があります。
言い換えれば、「秘密を握るのが大好きな人間」として起てたキャラに対して、期待を超える動きをさせていないのではないかと。
もちろん、だからといって清水くんが薬師さんを強請るとかそんなことをさせても、ただのゲス野郎にしかならないので面白くはないでしょう。
普通に想像しうる範囲の言動ではなく、それを超えたものを見せてほしかったのです。(具体的な案が思いつかず、申し訳ないですが)
現状では「超えた」というより、「別の横道に行った」という印象です。
清水くんがあまりに気に入ったもので、いろいろと失礼を申しました。
それでも残念男子の残念な言動を見事に描ける力量に感動した次第です。担当を希望しますので、どうかよろしくお願いいたします。
編集者メッセージ(いいね)
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懺悔室の清水くんへのメッセージ
とてもよく練られた好作だと思います!
清水くんのモノローグと並走する対話のネームとの量ががそれぞれ多く、詰まりすぎているのが、緩急の少ない印象を読者に持たれてしまうかも、と懸念しました。
また、清水くんのキャラクターの起て具合が、「人の秘密を握るのが大好きな人」から、「薬師さんを誘導しようとする知恵の足りない人」へと移行しているのが、どうもつながりが悪いと感じています。
最初の5ページまで読んだ人の一般的な感想をシミュレートすると、「秘密を握るのが大好きな清水くんが、どうやら狙っているらしい薬師さんの秘密を握ったらしい。さあどうするんだろう」といったところだと思います。
ところがそこから展開するのは、清水くんの残念すぎる言動ばかりで、期待感が少し外された感があります。
言い換えれば、「秘密を握るのが大好きな人間」として起てたキャラに対して、期待を超える動きをさせていないのではないかと。
もちろん、だからといって清水くんが薬師さんを強請るとかそんなことをさせても、ただのゲス野郎にしかならないので面白くはないでしょう。
普通に想像しうる範囲の言動ではなく、それを超えたものを見せてほしかったのです。(具体的な案が思いつかず、申し訳ないですが)
現状では「超えた」というより、「別の横道に行った」という印象です。
清水くんがあまりに気に入ったもので、いろいろと失礼を申しました。
それでも残念男子の残念な言動を見事に描ける力量に感動した次第です。担当を希望しますので、どうかよろしくお願いいたします。