20XX年─キラキラネームブームが終わる事無く、それが主流になってしまった未来の話。
全国民が名札と国民手帳を持ち、誰の名前もが普通に分かる世界で、いわゆる「普通の名前」は古臭いと言われ、差別されるようになっていた。
また、古い名前はその希少価値から「ネームコレクター」なるものが存在し、生死を問わずに名札を奪われる事件が勃発。
そこに現れたのは、忍者の様な格好をした少女「名前屋よさり」だった──

過去作なので世界観等が説明できていない、オチが微妙な感じに仕上がっていますが良ければ読んで頂けると嬉しいです。