あらすじ：
郊外の大型ショッピングセンターで品出しバイトをしている冴えない中年男性・石渡は、休憩時間中に屋上から双眼鏡で女子高を覗くのを趣味にしているが、密かに好意を寄せている職場の先輩・佐伯には「町の平和を見守っている」と嘘をついている。そんな石渡の嘘を信じ、自身も自分にできるこの町の平和を守るためにできることを実践している佐伯に対し、石渡は良心の呵責に苛まれ、「悪い奴を見つけた」と車で佐伯を連れ出し嘘を打ち明けようとするも、結局打ち明けられない。駐車場に戻ると、佐伯は車内に放置された幼子を発見し、性格が豹変。コンクリブロックで窓を叩き割って救出しようとする。しかし、すぐに若い両親が戻ってきて事なきをえるも、佐伯の怒りは収まらず、自作した爆弾で二人を爆殺しようとする。爆弾愛好家でサイコパス気質な佐伯の秘密を知ってしまう石渡は、佐伯を止める過程で自身が吐いていた嘘を打ち明け、悪い奴を全員殺してたらキリがない、と本音を漏らす。佐伯は平静さを取り戻し、あっけらかんと、この町で一番悪いやつを見つけて爆殺する事を決める。石渡は、それが自分でないことを祈りつつ、佐伯の新たな一面を知り、好意をさらに募らせ協力することを決める。

続きを描くなら：
今後の展開として、佐伯が貯めこんだお金で山奥に土地を買ってそこに立てた小屋で爆弾製造に勤しむ休日や、最終目標である原爆製造のため、流出したプルトニウムを中東に買いに行ったり、核廃棄燃料を奪取しに東北にいったりなど、そういった破天荒なことをやりたいと思っています。

その他：
もう少し爆弾製造をしていることを匂わす描写（佐伯の車内が火薬くさいなど）や、爆弾が本物であることを証明するため爆発させるなどのシーンを入れようと思っています。沢田研二主演の原子爆弾を製造する高校教師の映画、太陽を盗んだ男が好きです。