斬新な切り口ながらも出オチで終わらず最後まで緊張感を保ちながら描けていて
作家さんの地力の高さを感じました！

連載目指した打ち合わせできればと思いまして、コメントさせていただきました！

投稿いただきありがとうございます。月刊少年マガジン編集部の任（にん）と申します。

今にも首を吊りそうな男性と神々しさすらある天使の対比に目を奪われて、作品を読ませていただきました！

自死にまで追い詰められた男性が、自分を何らかの形で救ってくれるかもしれないという天使とロシアンルーレットをするという設定が大変面白かったです！

全編を通して登場人物の表情が絶妙です。男性の表情は、人生への絶望感がにじみ出ているものもあれば、球が不発の際に安堵しているものまで、揺れ動く感情を捉えてらっしゃってほれぼれとしました。天使に関しても、穏やかだけどなんとなく影のある表情がたまりませんでした。物語がどのように続くのか気になってしまいます！

素晴らしい画力をお持ちですので、登場人物の表情を駆使して冒頭の部分を充実させることで、より作品世界に入り込めそうだと感じました。1ターンで身の上話をしてから引き金を引く、といったルール自体が設定として面白いので、天使の表情を見せつつ丁寧に説明するというのもありだと思います。また、2ページ目でゲームを引き受ける男性の心理も、表情や佇まいから見せられると、導入部分から没入感が高まるような気がします。

作品を通して、白黒つけられない人間の業を丁寧に描く姿勢が素敵だと思いました。特に、心理的な駆け引きにはハラハラさせられました。伊勢山さんが創り出すダークファンタジーの世界をもっと見てみたいです！

担当希望をさせていただきましたので、ご検討いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。