ショパンが14歳の時、旅先から家族へ手紙を書いたのです。「パンが食べたい！」と…。

14歳ですよ！すでにワルシャワでは有名な天才ピアニストなんですよ！おそらく初めての単独旅行で、初めて家族宛に出す手紙。

それが「パンが食べたい！」って！！絶句！！
あまりに無邪気！！あまりにも子どもっぽい！！！
親への反抗とかそういうものはないのか！！

…と、ショパンの手紙を読んでたらとても面白かったので、
ショパン家の子どもたちをシリーズで描くことにしました！

文章や音楽だとわからないショパン家の生活感。絵があると伝わりかたが違う。
大人になって望郷と病気で苦しむ前の、無邪気で明るい毒舌家の少年ショパンを、妹エミリアの目から描きました。
史実の手紙を元にしたフィクション。よろしくお願いします。