すごい！でもわからないことが多い‥‥。でもそれを超えてわかりたい！という感情が湧き上がる作品でした。
改めまして、ご投稿ありがとうございます！

まず心惹かれたのはその画力と構図の力です。
花吉、風姫2人とも派手というわけではないキャラクターですが、血や鼻水、涙、汗を垂れ流し息を荒げる花吉とぬらっとしたシルエットにローテンションな口元だけれども目で語る風姫、対象的な２人の感情がこれでもか！と表現されているのが素敵でした。
構図も立ち姿一つとってもかっこいいカメラアングル！２人が対峙する見開きは圧巻でした。

それだけに最初わからないと申したように読みにくさ、伝わりにくさが目立ったのが非常にもったいなかったです。
花吉と蝶蔵が同一人物だということは失礼ながら3回読んでやっと理解できました。
過去と現在を同時に進行させるチャレンジングな演出はすごく評価したいところなのですが、どうしても読みにくさが勝ってしまいます。
また、コマ割り、セリフの配置にしても誰が話しているのかわからないセリフや場面と場面のつながりが分かりづらい箇所なども見受けられました。

２人の関係性、めちゃくちゃ良いがゆえに惜しい！と思ってしまいます。
人生初作品、とのことですのでこれからグングン伸びしろがあると思います。
月さんの表現したいこと、才能を世界に伝えるお手伝いをさせてください！
担当希望出させていただきますのでお話だけでもさせていただければと思います。

宜しくお願い致します！